
一般的なコラーゲンは1型?2型?種類で変わる「体での役割」
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「子供の運動能力・体力を伸ばすには何が大事?」です。ぜひご覧ください。

現代の子供は、運動能力が低下していると言われています。これは、家でゲームやパソコンばかりに熱中していたり、塾や習い事で忙しかったりして、外で遊ぶ子供が少なくなっていることも理由の一つと考えられています。運動不足は、子供の体にどのような影響を及ぼすのでしょうか また、子供の運動能力を高めるには、どのような育て方が必要なのでしょうか?ここで、詳しく紹介していきます。
文部科学省の「体力・運動能力調査」によると、子供の運動能力は、昭和50年頃から60年頃までは一定でしたが、その後現在まで低下傾向にあるという調査結果が出ています。たとえば、男性1,500m、女性1,000mの持久走では13歳女子の場合で、昭和60年をピークに平成12年までに25秒以上遅くなっています。また、この他のテスト項目についても、同様の傾向が報告されているのです。
子供の体力・運動能力低下はさまざまな悪影響を及ぼすと言われています。生活の中でケガをする子供が増えているのも、運動能力の低下が原因の一つだとする説もあります。日本体育・学校健康センターの調査によると、1978年の小学生のケガ件数は約34.5万件でしたが、1999年には約45万人に増えているとのこと。反射神経などが低下しているため、転ぶときにとっさに手が出ないことで、骨折したり、顔や頭にケガをしたりする子供が多くなっています。また、体力が低下すると肥満になりやすく、高血圧や高脂血症などの生活習慣病の危険性が高まる、という悪影響も懸念されるでしょう。
幼児期というのは、自ら動いたり周囲が働きかけたりすることで、心身にさまざまな影響を受ける時期です。この時期に体を動かすことは、多くの動きを身に付けるだけでなく、骨の形成や心肺機能の発達につながります。さらにそれは、好奇心を芽生えさせたり、積極性を育てたりすることにおいても重要。そのためにも、子供の成長に合わせた運動をさせる必要があるのです。
・3~4歳頃
この年頃の子供は、立つ、座る、起きる、寝転ぶ、渡る、ぶら下がるなどの体のバランスを取る動きや、歩く、走る、跳ぶ、登る、下りるなどの体を移動させる動きを学びます。滑り台やブランコ、鉄棒、マットなどがおすすめ。
・4~5歳頃
縄跳びやボールなどの用具を用いて、体を動かすことを経験させてあげましょう。友だちや周りの人と関わりながら体を動かすことが大事です。
・5~6歳頃
バランスを取りながら体を動かす、移動させる、用具を操作する、といった動きを含め、ルールのある鬼ごっこやより複雑な動きのある遊びを経験させましょう。
子供の運動能力が低下したのには、外で遊ぶ場所がない、子供だけで遊ぶには危険な環境である、などいった環境の変化や、テレビやゲーム、塾通いで運動をする機会が減ったことなど、さまざまな要因が挙げられます。
このような環境の中で子供の運動能力を向上させるために、家庭での親の役割は非常に重要です。日常生活の中で家事の手伝いをさせたり、外出した際には階段を使ったり、車を使わずに歩いて移動したりすることで、体を少しでも動かす習慣をつけましょう。一人でゲームをする時間を減らし、家族が一緒になって運動をしたりすることもおすすめです。
子供の運動能力が低下することで、ケガをしやすい、肥満になりやすいなど体に悪影響を与えるだけでなく、気力の低下や無気力・無関心などにもつながります。健康な心と丈夫な体を作るためにも、幼児期から体を動かすことが大切です。親は自分の子供がどれくらい体を動かせるのか、どれくらいの運動をさせればいいのかを把握し、生活の中で体を動かす習慣を作りましょう。

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