
春の不調を緩和するための胸鎖乳突筋のほぐし方
春の季節にはさまざまな変化があり、体調不良を引き起こす要素となります。このコラムでは、自分で簡単にできる胸鎖乳突筋の硬直を和らげる方法を紹介しています。まずは、...
ARTICLE健康 コラム|記事
ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「子供を丈夫な体にしたい! 虚弱体質の改善方法」です。ぜひご覧ください。
一般的に子供は大人よりも抵抗力が弱く、さまざまな病気にかかりやすいと言われています。しかし、特に病気が見当たらないのに、日頃から熱を出しやすかったり、お腹を壊しやすかったりといった症状が抜けない場合、それはもしかすると「虚弱体質」かもしれません。子供を丈夫な体にするには、どのようにしたら良いのでしょうか? ここでは虚弱体質の基礎知識と、虚弱体質にならないための食事についてお伝えします。
季節の変わり目に風邪を引く、体力がなくてすぐに熱を出す、お腹を壊しやすい……。
そんな症状にたびたび見舞われ、かつ治りにくい子供は、虚弱体質かもしれません。
また、こうした風邪や熱、下痢などのために、虚弱体質の子供の多くはやせ気味で顔色が悪く、疲れやすい傾向にあります。
ただ、上記のような症状が続いても必ず虚弱体質であるとは限らず、また、何らかの病気が疑われる場合もあります。子供の体調や外見が気になったら、早めに医師に相談しましょう。
虚弱体質になってしまう子供には、いくつかの共通した特徴が見られます。代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
・食が細い
食べることへの興味が薄い、胃腸の働きが悪い、といった理由で食事の量が少なくなっている状態です。食が細いと、毎日の生活や成長に十分な栄養量を摂れないため、アクティブに動くことができません。
・体温が低い
子供は大人よりも平熱が高く、平均で36~37℃にもなると言われています。もし子供の平熱が35℃台であれば、「低体温」の可能性が考えられ、低体温になると代謝や血行が悪くなり、免疫力が下がることもあります。
・神経過敏
些細なことを気に掛け、ストレスをためやすい状態です。ストレスから腹痛や下痢を起こす子供も少なくありません。
上記はあくまで特徴のひとつであり、該当する子供が必ず虚弱体質になるというわけではありません。また、改善することで虚弱体質になるリスクを下げることもできます。
西洋医学には「虚弱体質」という病名はありません。つまり“病気”ではないため、明確な原因を示すことは難しいのですが、原因と考えられているものが2つあります。
1つ目は「遺伝的要素」。両親や父母のどちらかが虚弱体質だと、子供が受け継ぐ可能性があります。これを医学的に改善するのは非常に困難です。
もう1つは「生活習慣」です。具体的には、過度な偏食などによる食生活の乱れ、不規則な生活リズム、運動不足などが挙げられます。必要な栄養素や睡眠時間、運動量などが不足し続けると、私たちの体にはさまざまな異変が起こります。そのひとつが虚弱体質なのです。
子供たちを虚弱体質にしないために、最も注意したいのが食生活。栄養バランスの良い食事を心掛けるのはもちろんのこと、以下のような食材は、特に意識して積極的に摂りたいものです。
・発酵食品
ヨーグルトや納豆などの発酵食品は腸内の環境を整え、免疫力を高める効果が期待できます。
・豚肉
疲労回復に効くと言われるビタミンB1がたっぷり。レバーには発育促進に必要なビタミンB6と、貧血を防ぐビタミンB12を含みます。
・山芋
疲労回復や免疫力アップに効果的。また、山芋に含まれた消化酵素が消化を促進し、胃腸の働きも助けてくれると言われています。
・生姜
体を温める食材です。血行を促進させ、取り込んだ栄養素を全身に行き渡らせます。
一般的に虚弱体質は、成長するにつれて改善されると言われています。しかし、幼少期に運動会などのイベントを楽しめずに過ごした記憶は、大人になっても消えることはありません。子供たちの丈夫な体、そして健やかな未来のために、生活習慣を変えることから始めていきましょう。
この記事を見た人におすすめの商品
春の季節にはさまざまな変化があり、体調不良を引き起こす要素となります。このコラムでは、自分で簡単にできる胸鎖乳突筋の硬直を和らげる方法を紹介しています。まずは、...
ふと自分の指先を見た時に、「自分の爪に、こんな縦線入っていたっけ?」と思ったことはありませんか?このコラムでは、指先の縦線と乾燥対策、加齢や頻繁な手洗いによる爪...
今年は、近年の中でもかなり花粉の飛散量が多いと言われています。実際に花粉症で悩んでいる方は例年よりもひどく、今まで大丈夫だった方の中にも今年から花粉症デビューと...
寒いと体もこわばり、色々なところが緊張します。そしていつもの肩こりがさらにつらくなることも・・・。さらに、気圧の変化によって天気が急変すると、気象病と呼ばれる肩...
新しい年を迎え、ゆっくり過ごしていると去年やり残したことや出来なかった事を思い出したりします。今年こそはしっかりやろう!と急に決断して運動を始める方が多くなり、...
冬は空気が乾燥するため、水分補給が重要です。熱中症は冬でも発生するため、こまめな水分補給が必要。また水分補給は肌の保湿や代謝促進、老廃物の排出、風邪予防にも役立...
乾燥がひどい季節になりました。かゆみの原因は、空気の乾燥による乾燥肌だったり、急に血行がよくなる事だったり。湿疹などの症状が無くてもゆくなることもあります。この...
前回はウインターブルーの原因についてお話ししました。この季節になると意外と多い症状です。今回のコラムでは、ウインターブルー対処方法や改善方法をご紹介します。...
気温も下がり、1日の日照時間も少なくなるこの季節。昔から、夏が終わり、秋が深まってくると「なんだか、寂しい」「なんだか、悲しい」という感情が出てくる方も多いと思...