見逃しがちな秋の花粉症 症状悪化の原因と対策とは?
このコラムでは、2024年の猛暑で雑草が増加し、それに伴い悪化する秋の花粉症について紹介しています。春の花粉症とは異なり、秋は喉に症状が出やすく、咳が続く場合は...
ARTICLE健康 コラム|記事
ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「ダイエット後の体型を維持するためにはどうすればいいの?」です。ぜひご覧ください。
せっかくダイエットに成功したのに、油断していたら体重がダイエット前、またはそれ以上に増えていた……という経験はありませんか? ダイエッター泣かせのこの現象は、「リバウンド」と呼ばれています。では、リバウンドを防ぎ、体型維持をするためには、どのような方法があるのでしょうか?
日本人のダイエット経験者の中でも、多くの人が体験するというリバウンド。これは、食事制限ダイエットを行い、体重が減りにくい「停滞期」にダイエットを止めた人によく起こる現象です。
食事制限によって摂取カロリーが少ない状態が続くと、私たちの体にある生命維持機能「ホメオスタシス」が働き、エネルギー消費量(代謝量)を減少させて体を維持しようとします。そのため、私たちの体は体重が減らない状態=停滞期に突入します。ここでダイエットを中断し、食事量をダイエット前に戻しても、ホメオスタシスの機能はしばらく継続したまま。エネルギー消費量が減少した状態で摂取カロリーだけが増えるため、消費されないカロリーが余分な脂肪となって、体に蓄積されることになります。これがリバウンドの仕組みです。
前段の通り、リバウンドの原因は食事制限にありました。つまり、リバウンドを防ぐためには、無理のない食生活を送ることが大切なのです。
ポイントは、必要最低限な摂取カロリーの目安である、「基礎代謝量」を上回る食事をとること。一般的に、これを下回るとリバウンドしやすいと言われています。基礎代謝量の計算式は以下の通りです。インターネットなどでは、年齢、身長、体重を入れると自動的に計算してくれるツールもあるので、ぜひ活用してみましょう。ちなみに、国立健康・栄養研究所が使用している推定式は以下の通りです。
・男性
基礎代謝量
={(0.1238+(0.0481×体重kg)+(0.0234×身長cm)-(0.0138×年齢)-0.5473×1)}×1000/4.186
・女性
基礎代謝量
={(0.1238+(0.0481×体重kg)+(0.0234×身長cm)-(0.0138×年齢)-0.5473×2)}×1000/4.186
食事制限ダイエットによって、生命維持機能「ホメオスタシス」が働くと、私たちの体は消費エネルギーを減らすために、筋肉を減少させる傾向があるようです。基礎代謝のエネルギー消費量が多いと言われている筋肉を減らすと、エネルギーの節約になるからです。しかし、筋肉が減ってしまえば当然代謝が悪くなり、体は脂肪を溜めやすくなります。
そこでおすすめしたいのが、週に1~2回の筋力トレーニングです。自分の体重を使って行うスクワット、腕立て伏せ、上体起こし(腹筋)や、ダンベルを使う運動であれば、自宅でも簡単に行うことができます。筋肉が1kg増えれば、1日の基礎代謝が約13kcalアップすると言われています。まず筋力を鍛え、太りにくい体を作ることから始めてみましょう。
ダイエッターの中には、ダイエットによるストレスから過食に走り、リバウンドしてしまう人もいます。好きな食べ物を控え、無理な食事抜きをしてスリムなボディになったけれど、心は悲鳴をあげている……これでは本当の美しさを手に入れることはできませんね。
また、1日に何度も体重計に乗り、体重の増減を細かくチェックしている人も多いでしょう。しかし、人間の体重は些細なことで増減します。筋力トレーニングをすれば、筋肉がついて体重が増えることもあるでしょう。体重は1日1回、毎日同じ時間に測ればOK! 大切なのは重さではなく、引き締まった体だということを意識しましょう。
ダイエット後の体型維持は、スリムな自分でいるための難題です。さまざまな方法を試しながら、自分に合ったやり方を見つけて取り入れていきましょう。
この記事を見た人におすすめの商品
このコラムでは、2024年の猛暑で雑草が増加し、それに伴い悪化する秋の花粉症について紹介しています。春の花粉症とは異なり、秋は喉に症状が出やすく、咳が続く場合は...
このコラムでは40代50代の男性に向け、日焼け世代が抱えるシミやシワの問題を解説しています。シミが「老人性イボ」へと進行するリスクもあり、秋は治療に最適な季節で...
このコラムでは「秋バテ」の症状や原因、対策を紹介しています。夏の生活習慣が内臓を冷やし、だるさや消化不良などの不調を引き起こすため、温かい飲み物や入浴、運動で体...
このコラムでは、秋に多く発生する「寝違え」の原因と、その予防方法について紹介しています。具体的には、水分不足、体の冷え、枕の不適合、長時間のデバイス使用が寝違え...
このコラムでは、立秋を迎えても続く暑さによる疲れや体調不良を軽減する方法を紹介しています。ツボ押しや質の良い睡眠の重要性、気圧変化による頭痛対策などを通じて、秋...
このコラムでは、ストレッチの効果と日常的に取り入れるメリットについて紹介しています。柔軟性向上や筋肉の緊張緩和、姿勢改善だけでなく、特に夜に行うことでリラックス...
このコラムでは、毛細血管の「ゴースト化」を防ぐための生活習慣改善を提案しています。具体的には、重炭酸泉の活用、食生活の見直し、適度な運動が効果的で、これらを取り...
通勤や仕事の合間に3分間目を瞑るだけで、エネルギーを蓄え、疲労回復に効果的です。このコラムでは夏の暑さと疲労に対抗するための簡単な方法として、目を瞑ることをご紹...
円安の中でも手頃な旅行先としてバリ島を紹介。直行便や宿泊施設、食事、観光スポットの魅力を詳述し、リゾート感あふれる環境でのんびり過ごせる内容を紹介しています。...