見逃しがちな秋の花粉症 症状悪化の原因と対策とは?
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「花粉症なら、これ絶対やってほしい」です。ぜひご覧ください。
春は、暖かくてとても気持ちがいい季節です。
でも、毎年スギやヒノキで花粉に悩まされているの方には憂鬱な季節でもあります。
目も痒い、鼻も止まらない、皮膚も痒い・・と不快なシーズン。
皆さんは、どんな対策をして乗り越えていますか?
私が習慣として続けているのは、「鼻うがい」です。
「鼻うがい」をするだけで、花粉症の症状が全て緩和されるわけではないですが、鼻水やくしゃみはかなり症状が改善されてます。
アレルギー科の先生から次のようなことを教えていただきました。
アレルギー反応により鼻腔の粘膜が腫れてくる
↓
そこにまたアレルギー物質が付着する。
↓
くしゃみや鼻水などが出ることで、鼻腔の粘膜が敏感になる
↓
鼻腔の粘膜がより腫れていく
・・という悪循環ループに陥ってしまうそうです。
だから最初の粘膜の腫れを抑えることで、症状が緩和されるとのことです。
鼻に入ってきた花粉を洗い流すことで、粘膜の腫れを抑えて、アレルギー物質に対しての敏感さを抑える方法です。
症状がひどい方は、これを「薬」で抑えるわけですが、今回のおすすめする「鼻うがい」と併用することでかなり症状が緩和されています。
と多くの方が聞いてきます。
きっと、子供の頃にプールや海で鼻から水を吸ってしまい「ツーーーーーン」と痛くなって涙が出た・・なんていう苦い思い出をお持ちなのだと思います。
でも、市販されている鼻うがい専用液や生理食塩水を使えば、まったく痛みなんてありませんよ。
鼻うがいのコツ
鼻うがい容器に専用液を入れて準備したら
①頭を少し前に倒す
②あーーと言いながら、鼻から専用液を入れる
③鼻から息を出すようにして入れる
この3つのコツをつかめば、まったく鼻うがいは痛くはありません。
絶対にやっていけない
①水だけでやる
②息を止めて鼻に水を入れる
これは中耳炎の原因にもなるそうなので注意しましょう。
これらのポイントをおさえれば、誰でも簡単に鼻うがいをすることができます。
以前は私自身もひどい花粉症でした。
3年前から、仕事から帰宅してすぐに手洗い、鼻うがい、うがいという3点セットで毎日ケアすることを習慣にしました。
すると、この3年間(今年もいまのところ)花粉症の症状が全く出ていません。
最初の年は、これだけの毎日仕事で外に出ているのに、花粉症の症状が出ないのはなぜだろう・・と思っていました。
タイミング的に生活の中で変えたことといえば、この「鼻うがい」しか考えられないません。
アレルギー科の先生のおっしゃる通り、鼻の粘膜が腫れて敏感にならないようにすれば、花粉症の症状が抑えられるということは、毎日の鼻うがいで鼻の粘膜を腫れさせないようにすることができていると考えられます。
私には、驚くほど効果がありました。
今では鼻うがい容器や専用液は、いろいろなタイプのものが売られています。
自分に合うタイプのものを見つけて、毎日のケアに加えることで風邪予防にもなりますから、ぜひ試してみてください。
花粉症の薬が飲みたくても、ドーピングに関与するかもしれないので不安で飲めないアスリートも、鼻うがいなら全く問題なく行えますよ。
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