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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「つらい子供の便秘、その原因と解消法!」です。ぜひご覧ください。
便秘で悩む子供は、意外に多いものです。便秘になってしまうと、お腹が痛くなってしまうことも多く、そうすると学校での授業にも集中できなくなってしまうかもしれません。今回は、子供の便秘に関する基礎知識とその解消法について紹介します。
子供の便秘は病気の可能性もある
子供が便秘になる原因としては、食物繊維の不足や、脂肪の過剰摂取などが挙げられます。成長期の子供は、体の組織が完全にできあがっていないため、食生活をはじめとする生活習慣が乱れると、体調を崩してしまうことが多いでしょう。加えて、大腸や小腸などの消化器官も未発達のため、消化不全になったり、うまく便が排出できなかったりして、便秘になりやすいのです。
大人にとって便秘は、重大な病気というイメージはないことがほとんどですが、子供の場合には、ヒルシュスプルング病をはじめとした重大な病気の症状である可能性もあるので、軽視は禁物です。
排便の痛みを我慢すると悪循環に
便秘で便が固くなってしまうと、排便をする際に痛みを感じることもあります。これが理由となり、トイレに行くことを嫌がるようになる子供も出てくるかもしれません。しかし、そのままでは便秘を改善できないばかりか、さまざまな症状があらわれることもあります。便秘が続くと現れる症状は、下記のようなものです。
・イライラや不快感
ストレスが原因のひとつである便秘ですが、この状況が続くと、慢性的な痛みから不快感があらわれるようになります。排便ができないことがストレスになり、それがまた便秘に繋がってしまうといった、悪循環に陥ってしまうかもしれません。
・悪心、嘔吐
便秘が続き、腸内にガスが溜まってしまうと「気持ち悪い」と感じるようになります。消化管の機能が未熟な子供の場合には、嘔吐してしまうこともありますので注意が必要です。
・食欲の低下
便秘は、体から排出したい不要物が、大腸でせき止められてしまっている状態です。お腹が膨れている状態になっているため、このままでは空腹感が生まれません。結果的に食欲不振になることもあります。
さらに、便秘が続くと骨盤周りの血行が悪くなり、下半身を中心に上手く血が巡らなくなってしまいますし、自律神経の働きが鈍ってしまい「自律神経失調症」になる恐れもあります。子供の便秘は、なるべく早いタイミングで解消するとともに、きちんと予防をする必要があるでしょう。
便秘解消のためにマッサージを覚えよう
成人している方の中には、便秘を改善するために下剤を服用するという方もいるかもしれません。しかし、下剤は胃腸への負担が大きく、子供によっては下痢になってしまう可能性もあります。そこで、おすすめしたいのが、便秘を解消するマッサージです。まずは簡単に行えるマッサージをご紹介しますので、子供に教えて便秘の解消を目指しましょう。
マッサージ方法は、ひらがなの「の」の字を描くように、腹部を手のひらでなぞるというものです。大腸は腹部の外周に近い部分を走行しており、このルートをマッサージすることで、排便を促すことができます。さらに、手のひらを当てることで、大腸を温めることができるというのもポイントです。
食物繊維の摂取で便秘予防
便秘の改善も大切なことですが、そもそも便秘にならないためには、どうすれば良いのでしょうか?
便秘の予防としては、排便を助ける食物繊維が豊富に含まれた食事を摂ることで、消化器官を掃除するという方法が挙げられるでしょう。食物繊維は、さつまいも、さといも、ごぼうといった根菜や、えんどう豆、大豆といった豆類などに、多く含まれています。逆に、肉類にはあまり含まれていないことが多いので、便秘予防をするためには、肉よりも野菜を摂取した方が良いということは、覚えておくことをおすすめします。
子供には、便秘に対する知識がほとんどありません。そのため、お腹に違和感があっても、自分で便秘だと気付けないことも多いでしょう。親御さんは普段から、子供の様子を気にかけて、異常を感じたら、ご紹介したような改善方法を試してあげましょう。もし、症状が重い場合には、病気の可能性もありますので、早めに受診をするようにしてください。
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