春の不調を乗り越える(後編)
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「スポーツの疲労を解消する5つの方法」です。ぜひご覧ください。
健康やダイエットを目的として、スポーツをされる方はたくさんいるでしょう。しかし、忘れてはいけないのが、スポーツをすると必ず疲労が残るということ。その疲労をそのままにしていると、体へのダメージがどんどん蓄積されていってしまいます。スポーツや運動をしなくても日々の生活の中で、「疲れ」を感じる方は少なくないはずです。疲れを感じると気分が憂鬱になり、楽しい生活を送ることができません。そこで今回は、疲れない体作りのポイントを紹介したいと思います。そこで今回は、スポーツによる疲労を解消する5つのポイントを紹介します。
スポーツをすること、つまり筋肉を激しく稼働することにより、体には次の2つの変化が現れます。1つは、筋肉稼働によって発生した疲労物質が蓄積します。その代表例である乳酸はご存知の方も多いでしょう。ただし乳酸は、学者によって疲労物質ではないとする考えもあり、人によって意見が分かれる物質でもあります。
2つめは、筋肉を稼働させるためのエネルギー源となる栄養素の減少です。
これら2つの変化が生じると、体が「疲れ」のサインを出すことになります。ただし、変化の度合いやサインが出るタイミングは、人それぞれ異なることは言うまでもありません。
上述したように、スポーツによる疲労は当然のことであり、疲れそのものは悪いことではありません。重要なのは、その疲れをきちんと取り除き、体を回復させることなのです。そこで、スポーツによる疲労から体を回復させる、5つのポイントを下記で紹介します。
スポーツの後は体内が高温の状態にあり、運動を終えた後もエネルギーを無駄に消費しているケースがあります。また、筋肉を稼働したことによる炎症も、少なからず発生しています。炎症が起きると血流が悪くなり、その結果新陳代謝も悪くなるので、疲労物質が排出されにくくなる可能性があります。そこで、体温を下げたり炎症を抑えたりするためにアイシングを行います。具体的には、氷嚢などで酷使した筋肉や痛みを感じる箇所を冷やします。冷水シャワーで患部を冷やすのも、手軽で効果的なアイシング方法です。なお、筋肉稼働によるダメージを大きくしないためには、スポーツを始める前のウォーミングアップも大切です。こちらも忘れずに行うようにしましょう。
スポーツをした後の筋肉は平常よりも膨張し、かつ緊張した状態になっています。そのまま放置してしまうと筋肉が固くなってしまうので、ストレッチを行うことで張った状態の筋肉をほぐす必要があります。
疲労を回復するためには、アミノ酸を摂取すると良いと言われています。アミノ酸は筋肉のタンパク質を構成している栄養素であり、運動をした後の疲労回復に効果が期待できるとされています。疲労を回復させるために、肉や魚といったアミノ酸を多く含む食事をすると良いでしょう。
同時に、抗酸化成分(ビタミンCやビタミンE)を含む食事をすることも、疲労回復には効果的です。抗酸化成分は、スポーツで酸化したカラダの代謝を助けてくれると言われます。梅干しや酢の物、柑橘系の果物などが代表的なビタミンCを含む食べ物です。スポーツをした後に意識して摂取するようにしてみてください。
蓄積された疲労物質を排出させるには、お風呂に入るのも効果的な方法です。入浴により血流が良くなることで、新陳代謝が活発になり疲労物質が排出されると言われています。
入浴する場合は、高温のお湯で体を急激に温めるのではなく、低温のお湯にゆっくりとつかるようにしましょう。特に、半身浴なら全身浴に比べて時間をかけて体を温められるため、体の芯から温まることができ、大量の汗を排出することができるのでおすすめです。なお入浴は、炎症を抑えるアイシングをした後、そして胃が活動していない食事の前の空腹時に行うようにしましょう。
疲労回復には十分な睡眠も大切です。人の体は、睡眠中にダメージを受けた筋肉を修復する活動を行っています。スポーツをして筋肉が疲労しているときは、十分な睡眠をとるように心掛けましょう。
今回、スポーツをした後の疲労を回復する方法を紹介しました。上述したポイントを参考に、スポーツを楽しく、そして長く続けていってください。
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