
春の腸内環境はこうして整える
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「花粉症を和らげるヨーグルトの選び方と食べ方」です。ぜひご覧ください。
日本人の多くがかかっていると言われている花粉症。最近では、子供の花粉症患者も増加する傾向にあり、もはや日本人の国民病と呼んでも過言ではない状況です。
花粉症の症状を和らげるには、専門医のもと原因となる花粉を特定し、その飛散時期を予測しながら適切な治療を行うのと同時に、食生活などの生活改善を行うことが大切です。
特に、ヨーグルトには、腸内環境の調整を通じて、花粉症を引き起こす免疫システムの誤作動を防ぐ作用があると考えられています。ここでは、花粉症へのヨーグルトの効果と、摂取する場合のポイントを紹介していきます。
花粉症が発症するのは、遺伝的な要素や体質、生活習慣などが大きく関係しています。本来であれば身体に大きな害を与えない花粉を誤って「外敵」と判断してしまうことにより、身体を守るために「IgE抗体」という抗体を生産します。すると、大量のヒスタミンが放出され花粉の侵入口である目や鼻に集まり粘膜が刺激され、くしゃみ・鼻水・目の痒みなどの症状を引き起してしまうのです。これらの典型的な症状は、花粉を体外へ排出させるための反応でもあります。
ヨーグルトに含まれる成分は、花粉症の発症原因に相当するIgE抗体の生産を抑制すると共に、免疫システムの鍵を握る「免疫細胞」に働きかけ免疫細胞の誤作動を防ぎ、花粉症による辛い症状を和らげる効果があるとして注目されています。
さまざまな種類のヨーグルトが販売されていますが、中でも花粉症に効果を発揮するものとして、ビフィズス菌BB536、GCL1176株、乳酸菌シロタ株、LGG菌、1073R-1乳酸菌、フェカリス菌が含まれるヨーグルトが挙げられます。
・ビフィズス菌BB536:IgE抗体生産の抑制
・GCL1176株:IgE抗体値上昇を抑制
・乳酸菌シロタ株:免疫システムの過剰反応を抑制
・LGG菌:鼻づまりの緩和
・1073R-1乳酸菌:免疫細胞活性化
・フェカリス菌:免疫力を高める効果
これらの成分は、腸に届くまでに大半が死滅してしまうため、「生きたまま腸に届く」などと表示された商品を選ぶことをおすすめします。一般的な固形タイプ、ドリンクタイプともに、ビフィズス菌や乳酸菌の効果に違いはありませんので、摂取しやすいものを選ぶと良いでしょう。
即効性はないため、予報をチェックして花粉が飛散する2~4週間前から毎日継続的に摂取する必要があります。空腹の状態でヨーグルトを食べると、胃酸により成分が壊され、効果を発揮する時間が半減してしまいますので、「食後」に摂取することが大切です。また、砂糖が入っていると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌の働きを弱めてしまうため、花粉症を和らげる目的でヨーグルトを食べる場合は、無糖タイプを摂取するようにします。
様々な種類のヨーグルトが販売されていますが、花粉症に効く成分が含まれたものを継続的に摂取すれば、花粉の飛散がピークになるまでに症状を緩和できる可能性があります。毎年訪れる花粉症の辛い症状に悩んでいる方は、一度試してみては如何でしょうか。
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