春の不調を乗り越える(前編)
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「気温の変化が激しい春だから、いい睡眠を」です。ぜひご覧ください。
どんどん暖かくなってきて、気持ちのいい季節になってきました。
しかし三寒四温と言われるように、寒い日と暖かい日が交互にくる春の気温変化の上に、朝が3度なのに昼が20度!なんて日もあって、1日の気温差が10度以上なんてことまであります。
そうなってくると、自律神経の乱れから、体調不良を引き起こすことが多くあります。
顕著なのは風邪などですが、それ以外に微妙な不定愁訴などがあります。
代表的なものとしては、肩こり、睡眠不足、頭痛などがあげられます。
この中でも、睡眠不足は特に春は気をつけたい一つです。
眠れないことだけが睡眠不足ではありません。
時間的には寝ているのに、朝起きてもなんだかだるくて、昼間に眠くなるというのも睡眠不足の一つだと思います。
その場合の睡眠は、睡眠の質が悪いと言えます。
良い睡眠になるようにするためには、
食事をしてすぐ眠らないようにすることと、体の中を温めるような飲み物などを飲むようにする。
体がガチガチに凝っていたりすると、かえって呼吸が浅くなり、睡眠が浅くなってしまうことがあります。しかし、寝る直前の激しい運動はかえって交感神経を高めてしまうので、軽いストレッチなどがオススメです。
自分に合っていない硬すぎたり柔らかすぎたりするマットや枕は、睡眠中の寝返りをうまくできなくさせたり、逆に一点に力が加わりすぎたりして、起きた時にかえって疲れているなんてこともあります。一生の3分の1は寝ていると言われるほど睡眠は大切なので、寝具選びは気をつけたいところです。
朝起きて、太陽の光を浴びることでセロトニンが出て、夜の眠りの助けになります。カーテンを開けたら、軽く胸を広げるように深呼吸をしてみるのもいいですね。
毎日の自分のサイクルの中で、どこを工夫するといい睡眠が取れるかを考えるのがポイントです。時間がないのに、無理に運動する時間を作らなきゃと考えることはかえってストレスになってしまいます。時間がないのであれば、寝る前に体の中を温めるような飲み物を飲むようにするなど、簡単な方法を試してみるといいと思います。
他にも、自分の好きなアロマの香りなどを、ティッシュなどに数滴落として枕元近くに置いてリラックスするようにするなども、簡単な方法です。
春は新しいことのスタートや、新しい人たちとの出会いなど、楽しいことがたくさんあります。
しかし、心においては楽しいだけではありません。不安や、心配事なども同じようにおこってきます。
それをうまく解決できず、眠れなかったりすることで、心の病気になってしまうこともあります。
春で、ただでさえも自律神経のバランスが崩れているところなので、この状態から脱却するためにもこの「いい睡眠」というのが、この季節には大切なのです。
自分なりの「いい睡眠」の取り方を1つでも工夫して、疲れをとり、気持ちもリラックスして、すっきりとした毎日が送れるようにしたいですね。
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