
乾燥しらずの冬を過ごす!体と肌のうるおいキープ術
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「食生活を改善して熱中症を予防! 飲み物と食べ物の選び方」です。ぜひご覧ください。
熱中症予防にはこまめな水分補給などさまざまな方法がありますが、普段口にする食ベ物や飲み物の選び方でも熱中症予防に繋がることがあります。そこで普段の食生活でも熱中症対策を取り入れていただけるように、熱中症予防におすすめの飲み物や食べ物をいくつか紹介します。
熱中対策のために飲み物は、以下のようなものを選ぶことをおすすめします。
水
一般的な食事をしていれば塩分は十分に取れているので、日常生活における水分補給は水でも十分なことが多いでしょう。ポイントは胃の働きを低下させないよう、コップ1杯程度(100cc~200cc)をこまめに分けて補給すること。また、冷たすぎる水は胃に負担がかかるだけでなく腸を刺激することで下痢となる可能性もあるので5~15℃ほどの水を飲むのがおすすめです。
麦茶
日本の夏に飲むものとしてイメージの強い麦茶ですが、実は健康のためにもおすすめの飲み物でもあります。1つはこの香ばしい香りの成分であるピラジン類。血流を良くして疲労回復にも良いため、スポーツ時の水分補給にもおすすめです。そして何と言ってもカフェインやタンニンが含まれていないので、赤ちゃんの熱中症対策にも向いています。カフェインが含まれている緑茶等を摂取すると利尿作用が働き、水分を余計に体外に排出しまう恐れがあります。
スポーツ飲料
汗をかくと塩分も失われるので、運動や入浴など発汗した後におすすめなのは、ナトリウムを含むスポーツ飲料です。ただしカロリーが高く、糖分や塩分も多いので、特に制限のある方は飲み過ぎには注意です。またスポーツ飲料を2、3倍に薄めたものや、ハイポトニック飲料の方が体に浸透しやすいため、こちらのほうが熱中症対策としてはおすすめです。お口をゆすぐお水を用意するのもおすすめです。
ルイボスティー
ルイボスティーはマメ科の針葉樹である「ルイボス」の葉を発酵、乾燥させた茶葉で淹れるお茶です。抗酸化作用なども認められているこのお茶には、ナトリウムやミネラルが豊富に含まれているため熱中症対策には打ってつけのお茶というわけです。またノンカロリーでノンカフェインであるため、子供の熱中症対策にも利用できます。
熱中症対策におすすめの食べ物
スイカ
水分が非常に多いスイカは、のどの渇きを癒すのにも最適なフルーツと言えます。また、夏の疲労回復に役立つのが、赤い色素であるリコピン。抗酸化作用があるため、紫外線をたくさん浴びることで、疲れの原因となる活性酸素を抑えてくれます。含まれている糖分はエネルギー補給にもおすすめ。さらに体を冷やして余分な熱をとってくれる働きもあります。
豚肉
ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝を促すことができなくなるため疲労物質が蓄積し、疲れやすくなってしまいます。豚肉にはこのビタミンB1が豊富に含まれているので、糖質をエネルギーに変えて、疲労物質が蓄積しないように働いてくれます。食事メニューに積極的に取り入れていきたい食材です。
ナス
栄養価が特別に高い野菜というではありませんが、注目すべきは体を冷やしてくれるということ。体内から余分な熱をとることで、火照った体を鎮めてくれます。またコリンという胃液の分泌を促したり、肝臓の機能を強くしてくれる働きがある物質が含まれたりするため、食欲不振に陥りやすい夏の食生活に、活用したい食材のひとつです。
梅干し
日差しが強くたくさん汗をかく夏は、とにかく体の疲れがたまって辛いという方が多いと思います。そんな時には疲労の原因である乳酸の発生を防いでくれるというクエン酸は、ぜひ接種したいもの。日本の家庭でよくある食材としては梅干しがおすすめです。ご飯のおともとして食べるほか、さわやかな梅肉あえなども夏にピッタリの料理ではないでしょうか。
じゃがいも
汗をかくときに水分や塩分とともに失われてしまうのがカリウムです。細胞内に多く含まれているカリウムが失われてしまうと細胞が脱水症状となり、熱中症となった場合に重大な症状に繋がることもあるそうです。身近な食材ではじゃがいもにカリウムが含まれています。食欲が落ちがちな暑い夏には、冷製スープのビシソワーズにするのもおすすめです。
体調不良は熱中症になりやすくする要素のひとつです。今回ご紹介したものも参考に、自分に合ったものを上手く食生活に取り入れることで、日頃から体調を整え、熱中症の予防に繋げてみてはいかがでしょうか。暑くてうだるような夏も、熱中症を防いで元気に乗り切りましょう。
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