春の不調を乗り越える(前編)
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「これで明日はばっちり! 疲れが取れる睡眠方法とは?」です。ぜひご覧ください。
よく眠れなかった次の日は、朝から1日中ぐったり。それが何日も続くと、体も心も疲れてしまいます。毎日イキイキとした生活を送るためにも、その日の疲れをしっかりと取れるような良い睡眠を心掛けたいものです。そこで今回は、疲れを感じても次の日には元気に活動できるような、疲れが取れる睡眠方法を紹介します。
ベッドに入って横になって眠ったはずだけど、何だか疲れが取れていない……そんな日はありませんか? 眠っている間に1日の疲れを取って、翌日の目覚めを良くするために知っておきたいのが、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」です。この2つの睡眠、名前はよく耳にすると思いますが、それぞれどんな睡眠なのでしょうか。
まずノンレム睡眠というのは、主に体を休ませてくれる睡眠のことです。夢を見ていないくらい深い眠りについていることがあると思いますが、正にその眠りの状態です。一方レム睡眠は、心のメンテナンスをしてくれたり、記憶をしっかりと残したりする睡眠のことで、夢を見ているような浅い眠りのときがこの状態です。私たちが眠っているときには、この2つの睡眠を交互に行う周期が繰り返されているのです。
そして疲れが取れる睡眠方法を行うためには、このノンレム睡眠とレム睡眠の周期に合わせた睡眠時間を設定するのがおすすめです。2つの睡眠の周期は90分で1セットと言われています。そうすると、1.5時間、3時間、4.5時間、6時間、7.5時間、9時間というように、1時間半区切りで睡眠時間を設定すれば良いということになります。
しかし、1.5時間や3時間、4.5時間でも、睡眠時間としては少なすぎると言えます。例えば成人の場合は、一般的に疲れが十分に取れる時間の目安が約6時間以上と言われていますので、このノンレム睡眠やレム睡眠の90分周期に当てはめると、6時間、7.5時間、9時間を目安に睡眠を取るのが、より疲れが取れる睡眠時間と言えるのではないでしょうか。
ノンレム睡眠とレム睡眠の周期に合わせた睡眠時間で眠ることも大切ですが、それ以外にも良質な睡眠を得るために心掛けたいことがあります。まず、パソコンやスマートフォンなどの画面を、寝る直前まで見ないことです。こういった画面からは「ブルーライト」が発せられると言われており、これには寝付きを悪くするような作用があるそうです。さらに、これらでゲームをすると脳が興奮状態となって寝付きが悪くなるので、こちらも控えるようにしましょう。
また、食事についても注意が必要です。遅くても寝る3時間くらい前には食事を済ませましょう。また、夕食を食べすぎないのもコツです。お腹いっぱいになると、睡眠中に胃が働き続けることになり、それも寝付きが悪くなる原因に。そのため、夕食は食べる量にも気を付けましょう。
毎日の疲れが解消されず、蓄積していくのは辛いものです。今回ご紹介したような方法を参考にしていただき、疲れを取る睡眠方法を身に付けて、良質な睡眠を取るようにしましょう。そうすれば、多くの疲れを感じた日も翌朝にはスッキリ目覚め、学校や会社でイキイキと、1日頑張れるのではないでしょうか。
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