
春の腸内環境はこうして整える
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「運動時における水分確保の必要性」です。ぜひご覧ください。
毎年春から秋にかけて、多くのアスリートが練習中、競技中に脱水症状、熱中症で倒れたというニュースが飛び込んできます。今回は選手たちの最適な水分量を保つためにどうすればよいのか説明したいと思います。
選手達が激しいトレーニングを行いながら最適な水分量(75%)を保つためには、まず十分な水分を摂ることが不可欠です。
高温化で激しいトレーニングを行った場合、汗による体内水分の損失は1時間当たり1~1.5ℓに達します。また、汗をかきやすい選手の発汗量は、1時間当たり2ℓを超えることもあります。
運動中の給水によって補給できる水分量はせいぜい1ℓなので、発汗による過度な水分損失と不十分な水分摂取が重なると脱水症状に陥るリスクは高くなります。
脱水症状に陥ると、身体の深部温度は39.5℃~40.0℃の範囲に達します。カラダは体温を平常温度に戻そうとする為、更にグリコーゲン分解が起こりエネルギーの消耗が激しくなります。また、筋肉が脱水状態になると筋グリコーゲンの利用率は16%低下するといわれ、運動機能の低下にも繋がります。つまり、身体がオーバーヒートしてしまい、パフォーマンスの低下を引き起こすばかりか、健康状態をもそこねてしまいかねません。
このように、長時間のトレーニングや激しい運動中に適量の水分を摂取することは重要であり、さらに脱水状態に陥らないためには、運動前に十分な水分をとり、体内が水で十分に満たされた状態(ハイパーハイドレーション)を作る必要があります。
一般的に市販されている清涼飲料水や電解水飲料を摂取すると、いったん体内に入った水分は主に大腸から吸収され、その後血管に吸収され、全体の血流量を増加させていきます。
しかし、急速に吸収されたこの水分は、すぐに汗や尿として体外に出されてしまいがちなのです。これは心管系内で感覚受容器が血流量の変化を感知し、次に腎臓が運動前に増加した水分に対応して、尿の排泄量を多くして血流量を通常レベルへ戻そうとする働きから起こる現象です。
つまり、重要なのは血管内の血漿にすることではなく、「血管外」すなわち細胞組織間の水分及び細胞内の水分として蓄積することが必要となります。そうすることにより汗や尿として排泄されてしまう水分量は最低限となり、体内に水分を長時間保持することが可能となります。
これを可能にする一つの水分補給方法が「グリセリンローディング」です。
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