
冬に増える“見えない脱水”~不感蒸泄(ふかんじょうせつ)にご注意を~
このコラムでは、冬は汗をかかなくても呼吸や皮膚から水分が失われる「不感蒸泄」が増え、隠れ脱水が起きやすいことを解説。スポーツ選手に向けて、喉が渇く前のこまめな水...
ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「マラソンレース当日にあったら便利な持ち物10選」です。ぜひご覧ください。

マラソンレースに参加するとき、「あったら便利!」という持ち物をご紹介しましょう。レース当日に役に立つアイテムの10選です。
帽子、いわゆるランニングキャップの一番の機能は、日差しをカットして頭部の体温上昇を防ぐことです。正面からの日差しに加えて、後ろ首に当たる日差しも防げるつばがダブルになったタイプも人気があります。夏は熱中対策のためメッシュ素材など通気性の良い帽子をかぶりましょう。色も白などなるべく明るいものを。冬は保温性を重視した素材、色を選ぶといいでしょう。晴天の日だけでなく、雨の日もやはり帽子があると、視界が確保できるため重宝します。
日差し対策にはサングラスも役に立ちます。紫外線が目に飛び込んでくると目が日焼けを起こし、充血、異物感、目の乾燥といった症状が現れ、疲労度にも影響します。また、肌を防御していても、目から飛び込んだ情報で脳がメラニン色素を作るよう司令を出し、肌が焼ける現象も起きるといわれています。
レース前後に汗を拭き、体をあたためることのできるタオルは2~3枚用意しておきましょう。雨の日もタオルがないと濡れたままになってしまうので非常に不便です。走るときに携帯するなら、通常の大きさのタオルはかさばるので、フェイスタオルなどの小さなタオルを用意してポーチに入れておきましょう。
雨の日はポンチョかカッパが必要です。100円ショップで売っているカッパか、透明なゴミ袋の首と腕の部分にだけ穴を開けてかぶるお手製ポンチョを用意しましょう。シャツに付けたゼッケンが見えないとルールに反するので、必ず透明なものにします。使い捨ての雨具は、不要になったらエイドステーションのゴミ箱などに捨てることもできます。
寒い日のマラソンでは防寒のための手袋、ネックウォーマー、アームウォーマー、カイロなども持ち物に入れておきましょう。カイロは使い捨てのものを使用し、待機中からお腹や腰をあたためておくのがおすすめです。走り出して不要になったらこれもゴミ箱へ。ネックウォーマーなども100円ショップで安いものを調達することも可能なので、いざというときのために用意しておくと助かります。
持ち物を入れておくために必須なのがウエストポーチです。とくにランニング用に作られたポーチは体にフィットし、走っていてもあまり揺れません。腰だけでなく、たすきがけができるタイプのものあります。使い勝手がよく自分に合うポーチを見つけて練習中から使うようにしておけば、本番でも違和感なく使え、安心感を得ることができるでしょう。
いざというときのために1,000円札を携帯しておきましょう。小銭だと重さもあり、ジャラジャラと動いたり音がすると邪魔になりますが、ポーチ内にしっかりと収納できるならそれでもOKです。現金の代わりにクレジットカードや電子マネーカードを持ち運ぶ方法もあります。
こちらもいざというときのために。フルマラソンでは急病人や怪我人が出ることがあり、大会によっては健康保険証またはコピーを持参することを義務づけられています。コピーでは不可の場合もあるので、大会概要を確認しておきましょう。
フルマラソン以上の距離を走る際は、エネルギー補給を行うことが欠かせません。エイドステーションにバナナなどの補給物が置いてありますが、これだけでは十分な補給にはならないとことが多いようです。自分でもエナジー補給系ゼリーやサプリを用意しておきましょう。エネルギー補給をすればレース終盤のスタミナ切れをある程度防ぐことができ、レース後の回復もしやすくなります。
レース前後の時間、荷物を置く場所がない、戸外で休みたいといったときに便利なのがレジャーシートです。男性は着替えもシートの上ですませることができます。
ゴミを持ち帰るときはもちろん、荷物をまとめて入れておいたり、雨よけにしたり、前出のお手製ポンチョを作ったりと、ゴミ袋は何かと使えるアイテムです。大きめのものを複数枚持っていきましょう。
マラソンレースでは気持ちが高ぶってしまい、ついつい忘れ物をしがちです。上記を参考に持ち物リストを作って、なるべく早めに準備しておくようにしましょう。
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