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ARTICLE健康 コラム|記事

ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「歩数を増やして生活の質を上げよう」です。ぜひご覧ください。

ARTICLE THEMA歩数を増やして生活の質を上げよう

積極的に歩こう!

突然ですが皆さん日々の生活で歩いているでしょうか?
当たり前だろと思われるでしょうが、歩くという行為は生活の様々な場面で行うものです。

  • 通勤や余暇活動としての移動を目的として歩く
  • 労働を通しての歩く
  • スポーツ・運動として歩く

それぞれ同じ歩くという動作を行っているのですが、①と②に関しては日常生活に組み込まれた生活活動として必要な行動としての歩き、③に関しては運動好きの人やダイエットなどの目的がある人が生活活動以外に時間を割いて行っている運動としての歩き、という分類ができるでしょう。

活動量の指標

それぞれ違う目的や意味を持っていますが個人の職業や通勤方法、趣味などで1日の歩数を数えた場合少なくない差があると思います。

厚生省健康日本21内の身体活動・運動の項目から引用すると歩数1000歩はおよそ10分間で得られる歩数であり約600〜700mの移動と体重60kgの人が約30kcalを消費する活動量なのだそうです。

つまり上記の①②③の分類はあれど1日の活動量を表すものとしては最もわかりやすい指標だと言えます。

フィットネス業界に身を置く者として昨今のテレワーク導入等の影響で体重が増えたなんて方は少なくないと感じていますが、やはり[生活活動量の低下=歩数の低下]と言っても過言ではありません。

ダイエット目的のウォーキング

ここでダイエットに着目してウォーキングを行う場合を考えてみます。

人間は体脂肪を1g約7kcalのエネルギー源として身体に蓄えており、1kgの体脂肪を消費するには約7000kcalの消費が必要と言われています。

1000歩を30kcalの消費と考えた場合、体脂肪1kg分を消費するのには約233000歩、1ヶ月で1kg消費を想定すると1日あたり約7700歩(約5km程度)、時間にして約1時間歩行する計算となります。これを仕事前や後に時間を割いて毎日続けるのは運動に耐性がない場合ちょっと気が引けちゃうと思いませんか?笑

ウォーキングは有酸素運動なので脂肪燃焼しますよ!なんて理由でウォーキングを勧めるトレーナーや管理栄養士は少なくないと思いますが私からしたらエネルギー消費のなんたるかをよく考えてない正直かなりどうでもいい情報だと思っています笑

それより大事なのは習慣を変えられる方法で取り入れて継続することで

いかに毎日[摂取−活動量]のエネルギー収支をマイナスにしていくかです。

歩数を増やして活動量を上げるためのポイント

  • 1日の歩数目標のを設定、まずは毎日達成できる歩数設定を
  • アプリなどで毎日歩数を確認し記録する
  • 通勤、業務中など毎日の習慣の中に歩数を稼げる行動を組み込む

運動として取り入れるのポイントにしていないのは単純に続けられる人が少ないと感じているからです 笑
大事なのは習慣を変えること、1年経っても続けていられる方法を考えることです。

歩くことはなんの準備も無しに今この瞬間からすぐに始めることができる行動です。
皆さんも歩数を意識した生活をスタートし、生活の質を上げてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
安田 裕輔 管理栄養士 / 健康運動指導士 / Best Performance サポーター
病院勤務を経て、現在はメディカルフィットネス施設で栄養相談・指導を行いながら、自身では陸上長距離を嗜んでいる。自己ベスト:ハーフマラソン1時間25分、フルマラソン2時間59分

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