男性なら誰もが若い時から気にしている事、
それは「将来、自分の髪は？」ということ。

ほとんどの男性が抱える悩みの一つです。

遺伝があるなら・・・と祖先や家族の髪の状況を確認してみたり。

美容室にいらっしゃる男性のお客様から今の自分の状況は大丈夫か？
と聞かれることがよくあります。

全然大丈夫だったとしても、自分で見えないところが・・・という不安から、
そのように聞かれる方が多くいます。

そのように心配をして髪の将来を気にしている割に、普段の生活のことを聞いてみると

髪に良くない習慣

• スタイリング剤をつけたままで寝てしまう
• 洗浄力の強いシャンプーで、ゴシゴシ洗いをしている
• 食生活が不規則（好き嫌いが激しい）

というような健康な髪を作るためにしてはいけない事をしてしまっている方も多いんです。

なぜ、髪が薄くなっていくのか？

髪はなぜ薄くなっていくのでしょうか。

髪が無いように見える状況でも、近付いて毛穴を見てみると、毛穴からものすごく細く透明な毛が生えています。

よく、毛根が死んでしまって髪が生えなくなるという都市伝説を言う方がいますが、それは違います。

怪我や火傷をしたりして皮膚の皮下組織までに及んでしまい「瘢痕性脱毛」という状況になってしまった場合
は難しいことがありますが、そうでない場合は、今はいろいろな治療方法があります。

正常な毛サイクルの場合は、以下のイラストのようなサイクルを繰り返すため、健康な豊かな髪が生えます。

加齢によって、毛サイクルに変化（AGA）

しかし加齢によって、毛サイクルに変化（AGA）が起きます。

成長期の長さが短くなることで、太くしっかりとした髪が生えてくる前に休止して、抜けていくというサイクルになってくるのです。

髪の毛が生まれたての状態は、先端が透明で産毛のような状態です。それが伸びてくるに従って徐々に太くなっていき、色がついてきます。

髪が薄い人の頭皮をよく見ると、この産毛のような透明な本当に短い髪が生えています。

それは成長期の長さがだんだんと短くなって、生まれるけど成長する時間が極端に短く、産毛くらいまで成長したところで退行期を迎えて抜けていくという悲しいサイクルになってしまっているということなのです。

このように毛サイクルというのを少しづつ戻していくことができれば、髪は元に戻ってくることができるという考え方があるのです。

この問題には「加齢」という問題点もありますが、現代の再生医療の分野や外科的分野、オーガニック化粧品などの分野で嬉しい結果が出てきている物もあるんです。

続きは 次回No.2で