
冬に増える“見えない脱水”~不感蒸泄(ふかんじょうせつ)にご注意を~
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ARTICLE健康 コラム|記事
ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「春の不調を乗り越える(前編)」です。ぜひご覧ください。

春は気持ちの良い季節ですが、意外と体調を崩しやすい時期でもあります。花粉症の方にとっては特に辛い季節ですが、花粉症以外で体調不良を訴える人も少なくありません。この背景には、自律神経の乱れが大きく関わっています。
自律神経は、私たちの意識とは無関係に体の様々な機能をコントロールしています。呼吸や体温の調節、血圧の管理など、生命活動に必要不可欠な仕事を休むことなく続けています。自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という二つの部分があり、それぞれが体を緊張状態やリラックス状態へと導いています。
特に40代以降の人は、体力の衰えと共に自律神経のバランスを崩しやすくなる傾向にあります。春はその影響を受けやすい季節です。気温や気圧が激しく変動する春は、自律神経にとって大きなストレスになり得ます。
春の気温は不安定で、一日の中での温度差が大きくなることがあります。これにより、体温調節がうまくいかなくなることがあります。さらに、春特有の気象変化「三寒四温」は、気圧の変化も伴い、これが自律神経にストレスを与える原因になります。
現代の快適な生活環境は、自然の気象変化に対して敏感になる一因です。しかし、環境を変えることは難しいため、重要なのは体がこれらの変化に適応できるようにすることです。
春の不調を乗り切るためには、「副交感神経」を意識的に高めることが重要です。飛行機での耳の痛み、几帳面な性格、乗り物酔い、雨が降る前のめまい、常に感じる肩こりなどの症状がある方は、副交感神経をサポートする生活習慣を取り入れてみると良いでしょう。

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