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ARTICLE健康 コラム|記事

ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「筋肉の仕組みを理解しよう!筋肉の種類と役割について」です。ぜひご覧ください。

ARTICLE THEMA筋肉の仕組みを理解しよう!筋肉の種類と役割について

体型の変化が気になりだす40代。きちんとトレーニングされた引き締まった体と、早々に諦められて太ってしまった体では、見た目の印象が違ってきます。

たるんだお腹や二重アゴ、たぷたぷの二の腕、メリハリのない自分の体型にがっかりして落ち込んでしまう前に、理想の体型を目指してできることから始めてみませんか。そのためにも、まずは自分の体の仕組みを知っておきましょう。今回は、引き締まった体に欠かせない筋肉について、その仕組みや種類、それぞれの役割を詳しく解説していきます。

筋肉の種類は主にどのようなものがあるの?

筋肉は大きく「骨格筋」「心筋」「平滑筋」の3種類に分類されています。ここでは、それぞれの役割や特徴について詳しく見ていきましょう。

骨格筋

骨格筋はその名のとおり、骨に付いている筋肉のことで、その収縮作用によって関節を動かすのが主な役割です。私たちが一般的に「筋肉」と呼んでいるものは、主にこの骨格筋が当てはまります。

骨格筋の一番の特徴は、私たちが自分の意思によって動かすことができる「随意筋(ずいいきん)」であるという点です。意識的に脳から筋肉に神経刺激を伝達することによって、骨格筋は力強く素早い動きや、しなやかで繊細な動きなど、さまざまな動きをすることができます。また、骨格筋には横縞模様があるため、「横紋筋(おうもんきん)」とも呼ばれているのも特徴です。

心筋

心筋は心臓にだけ存在する筋肉で、心臓壁の大部分を構築しています。ポンプのような働きをする筋繊維の収縮によって、血液と酸素を身体中に循環させるという非常に大切な役割を担っています。

心筋は、骨格筋と同様に横縞模様があるため横紋筋に分類されますが、骨格筋が自分の意思によって動かすことができる随意筋なのに対して、心筋は自分の意思では動かすことができない「不随意筋」です。心筋は基本的に自律神経系によって制御されているため、神経刺激の伝達がなくても自ずと収縮を繰り返すことができるのも特徴のひとつと言えるでしょう。

平滑筋(内臓筋)

平滑筋は内臓や血管の壁、皮膚の中に存在する筋肉のことで、別名「内臓筋」とも呼ばれています。平滑筋という名前からもわかるように、骨格筋や心筋のような横縞模様のある横紋筋ではなく、表面は滑らかなのが特徴です。また、横紋筋と比べると伸び縮みしやすく、ゆっくりリズミカルな収縮を行う特徴もあり、食べ物を胃腸に沿って下方向へ動かす消化器の蠕動運動や、血管の収縮、血液の循環といった働きをしています。骨格筋は心筋と同じく、自分の意思では動かすことができない不随意筋です。

骨格筋は動かし方によって違いがある。

上記で紹介したとおり、筋肉には3つの種類がありますが、私たちが一般的に「筋トレ」と呼んでいるのは、骨格筋のトレーニングになります。骨格筋は神経の刺激などによって収縮することで動かされていますが、この筋肉収縮運動は「等張性収縮(アイソトニック)、「等尺性収縮(アイソメトリック)」、「等速性収縮(アイソキネティック)」の3種類に分類することが可能です。では、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

等張性収縮(アイソトニック)

等張性収縮は、筋肉が一定の力を発揮しながら収縮することです。筋肉が縮みながら力を発揮する「短縮性収縮」と、伸びながら力を発揮する「伸張性収縮」の2つの種類に分類されます。ダンベルプレスやスクワット、クランチなどの筋トレなどで使われる骨格筋の動かし方です。

等尺性収縮(アイソメトリック)

筋肉の長さが変わらない中で(筋肉の端と端が固定された状態)収縮することを等尺性収縮と呼びます。関節を動かさず、同じ姿勢で筋肉に一定の力を入れて行うトレーニングなどで使われる骨格筋の動かし方です。

等速性収縮(アイソキネティック)

等速性収縮は、筋肉が一定のスピードで収縮することです。等速性収縮は一般的な運動では難しく、専用の機械などを用いることで発揮することができます。

まずは鍛えることを優先する場合

では、実際にダイエットや健康維持のために筋力トレーニングを行う場合、どのような点に注意したら良いのでしょうか。大切なポイントを詳しく見ていきましょう。

全体的に満遍なくトレーニングを行う

ダイエットや健康維持のために筋トレをする場合には、胸、足、肩、背中、お腹、腕など体全体の筋肉を満遍なくトレーニングすることが大切です。

大きな筋肉(大胸筋など)を意識してトレーニングを行う

大胸筋をはじめとする体幹部分に近い大きな筋肉を中心にトレーニングをすることで、周辺の筋肉を鍛えながらエネルギーの消費効率もアップすることができます。

筋トレは自己流の間違った方法で取り組むと、ケガのリスクが高くなって危険です。運動に慣れていない方や、しばらく運動から遠ざかっていた方は、スポーツジムなど専門家のサポートを受けながら始めてみてはいかがでしょうか。

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