
春の不調を緩和するための胸鎖乳突筋のほぐし方
春の季節にはさまざまな変化があり、体調不良を引き起こす要素となります。このコラムでは、自分で簡単にできる胸鎖乳突筋の硬直を和らげる方法を紹介しています。まずは、...
ARTICLE健康 コラム|記事
ベストパフォーマンスでは、ご提供する健康にまつわるコラムをご提供しております。
今回のテーマは「熱中症なったらどうするべき?まず実践したい応急処置の仕方」です。ぜひご覧ください。
一緒にスポーツを楽しんでいる際に、自分や仲間が熱中症になってしまったとき、どうすれば良いのでしょうか。熱中症は適切な処置をしないでいると、あっという間に重症化してしまい、最悪の場合には死に至ることもあります。
熱中症になってしまった時のために、どのように対処したら良いのか、あらかじめ正しい知識を身につけておきましょう。今回は、熱中症と思われる症状が現れた際の応急処置の方法について詳しく解説していきます。
熱中症の症状は人によってもさまざまで、はじめは軽症であっても時間とともに症状が変化して重症化してしまうこともあるため、早期に応急処置を行うことが大切です。では、熱中症かどうかを見分けるにはどうすれば良いのでしょうか。熱中症の主な症状を詳しく見ていきましょう。
気温が高い環境に長くいたり、直射日光に長時間当たっていると、血管が拡張して脳への血流が瞬間的に不十分になってしまったり、血圧が下がったりしてめまいや立ちくらみが起こる場合があります。人によっては瞬間的に意識を失ってしまうことも。また、顔が赤く熱っぽくなるのも熱中症の症状のひとつです。
大量に汗をかいたことにより、体内の水分と塩分のバランスが崩れてしまうと、足や腹部の筋肉にけいれんが起こることがあります。これも熱中症の初期症状のひとつです。
体のだるさや吐き気といった症状は、いわゆる「熱疲労」と呼ばれるもので、熱中症のなかでも中度の症状です。
ふいてもふいても止まらずに汗をかき続ける場合や、反対に全く汗をかいていない場合も、熱中症にかかっている可能性があります。
体が明らかに熱っぽいと感じた時には、熱中症がかなり進行している可能性があります。放置して重症化すると、記憶障害や肝臓の機能不全などの後遺症が残ってしまったり、死にいたるケースもあるため、できるだけ早く医師の診察を受けなくてはいけません。
目の前に熱中症になってしまった方がいた場合、できるだけ早く応急処置をスタートすることが重症化を防ぐことに繋がります。では、実際に熱中症と思われる方に対して、どのような応急処置を行えば良いのでしょうか。応急処置で大切な3つのポイントを詳しく見ていきましょう。
まずは熱中症になってしまった方をできるだけ涼しい場所に避難させて休ませましょう。クーラーの効いている部屋が望ましいのですが、屋外などでそのような場所がない場合には、日陰で風通しの良いところを探します。
熱中症の応急処置で大切なのは、とにかく上がってしまった体温を下げるということ。体内の熱が放出しやすいように着ている洋服は脱がせるか、ベルトやネクタイなどをゆるめて風通しを良くしましょう。
体に水をかけてうちわや扇風機などで風をあてることで、体を効果的に冷やすことができます。保冷剤や氷などが用意できる場合には、両脇や首、太ももの付け根などに当てて血液を冷やすことも有効です。
熱中症は時間とともに症状が悪化してしまうため、いかに早く体を冷やすかが大切です。救急車を呼んだ場合も到着をただ待つのではなく、体を冷やすことを続けましょう。
意識がはっきりしていて、こちらからの呼びかけにしっかりと応答できる場合には、冷たい水分を飲ませましょう。脱水症状を和らげるだけでなく、胃の表面から体の熱を下げる効果があります。ただし、大量に汗をかいている場合には水分と一緒に塩分も体外へ排出されてしまっているため、水分だけでなく塩分も補う必要があります。経口補水液やスポーツドリンクがおすすめですが、ない場合には水1リットルに対して1〜2グラムの食塩を混ぜたものを飲ませるのも有効です。
意識がはっきりしない場合や嘔吐の症状がある場合には、経口での水分補給は誤嚥の恐れがあるため避けた方が良いでしょう。その場合は、できるだけ早く病院へ連れて行き、点滴などを受ける必要があります。
熱中症というのは時間の経過とともに症状が変化していきます。大したことないと思ってそのまま放置していると、あっという間に重症化してしまうこともあるため、できるだけ早く適切な応急処置を施すことが大切です。特に、意識がない、水分補給ができない、応急処置を行なっても回復が見られないという場合には、迷うことなく病院へ行くようにしましょう。
熱中症になってしまった方がいた場合には、ぜひ上記の内容を参考にしてできるだけ早く応急処置をスタートしましょう。処置を早く行なうことで、後遺症を軽減できる可能性もあります。
また、気温や湿度の高い夏場にスポーツなどをする場合には、仲間同士でこまめな水分補給と休息をお互いに呼びかけて注意することも大切です。
この記事を見た人におすすめの商品
春の季節にはさまざまな変化があり、体調不良を引き起こす要素となります。このコラムでは、自分で簡単にできる胸鎖乳突筋の硬直を和らげる方法を紹介しています。まずは、...
ふと自分の指先を見た時に、「自分の爪に、こんな縦線入っていたっけ?」と思ったことはありませんか?このコラムでは、指先の縦線と乾燥対策、加齢や頻繁な手洗いによる爪...
今年は、近年の中でもかなり花粉の飛散量が多いと言われています。実際に花粉症で悩んでいる方は例年よりもひどく、今まで大丈夫だった方の中にも今年から花粉症デビューと...
寒いと体もこわばり、色々なところが緊張します。そしていつもの肩こりがさらにつらくなることも・・・。さらに、気圧の変化によって天気が急変すると、気象病と呼ばれる肩...
新しい年を迎え、ゆっくり過ごしていると去年やり残したことや出来なかった事を思い出したりします。今年こそはしっかりやろう!と急に決断して運動を始める方が多くなり、...
冬は空気が乾燥するため、水分補給が重要です。熱中症は冬でも発生するため、こまめな水分補給が必要。また水分補給は肌の保湿や代謝促進、老廃物の排出、風邪予防にも役立...
乾燥がひどい季節になりました。かゆみの原因は、空気の乾燥による乾燥肌だったり、急に血行がよくなる事だったり。湿疹などの症状が無くてもゆくなることもあります。この...
前回はウインターブルーの原因についてお話ししました。この季節になると意外と多い症状です。今回のコラムでは、ウインターブルー対処方法や改善方法をご紹介します。...
気温も下がり、1日の日照時間も少なくなるこの季節。昔から、夏が終わり、秋が深まってくると「なんだか、寂しい」「なんだか、悲しい」という感情が出てくる方も多いと思...