
冬に増える“見えない脱水”~不感蒸泄(ふかんじょうせつ)にご注意を~
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「冬の朝、スッキリ起きる秘訣!寒さに負けない快眠術」です。ぜひご覧ください。

寒い日が続くと、朝はお布団から出られないことが多くなりますよね。寒さだけでなく、「まだ寝ていたい…」と感じることもあるでしょう。冬は日照時間が短くなることで睡眠の質が低下し、朝起きても眠気が残りやすくなります。
脳内物質の「セロトニン」は、日光を浴びることで生成されます。
しかし、冬は日照時間が短く、仕事の行き帰りも暗い時間帯になりがち。
そのため、日光を浴びる時間が減ってしまう方も多いでしょう。
セロトニンは体内で「メラトニン」へと変化します。メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、睡眠の質を高める重要な役割を担っています。
しかし、冬はセロトニンが不足しやすく、それに伴いメラトニンの分泌も減少し、睡眠の質が低下してしまうのです。
この季節的な要因を変えることはできませんが、冬の朝にスッキリと目覚めるために 3つの方法を試してみてください。
お風呂で体温をしっかり上げると、湯冷めする過程で自然と眠気が訪れます。
体温が下がるタイミングで寝ることで、スムーズに入眠しやすくなるのです。
寝つきが悪い人は、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのもおすすめです。
室温は15〜20度を目安に設定しましょう。
寝室が寒すぎると、冷えた空気を吸い込むことで肺が冷え、体も冷えてしまいます。
また、湿度は40〜50%を保つのが理想的です。
乾燥すると喉の粘膜が傷つき、ウイルスが侵入しやすくなるため、加湿器を活用するとよいでしょう。
エアコンを使用する場合は、加湿機能付きのものや「睡眠モード」を活用し、適切な環境を作ることが大切です。
寝る前に部屋着から寝るときの服に着替えることも重要です。
必ずしもパジャマである必要はなく、着心地の良いTシャツやリラックスできる服装で問題ありません。この「着替える」という行動は入眠儀式のひとつです。
「これをしたら眠る時間」というリズムを作ることで、スムーズな入眠につながります。
毎晩同じルーティンを繰り返すことで、自然と体が「そろそろ寝る時間だ」と認識しやすくなります。
寒くて布団から出たくない冬の朝も、ちょっとした工夫で目覚めがスムーズになります。
ぜひお風呂・室温管理・入眠儀式を取り入れて、快適な冬の睡眠を手に入れましょう!

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