見逃しがちな秋の花粉症 症状悪化の原因と対策とは?
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ARTICLE健康 コラム|記事
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今回のテーマは「子供の遊びの変化について知ろう!」です。ぜひご覧ください。
塾や習い事などで忙しくて遊ぶ時間がないといわれている現代の子供たち。そのわずかな遊び時間の使い方も、昔とは大きく異なると言われています。昔の子供たちと現代の子供たちの遊び方は一体どのように変化したのでしょうか。今回は、その変化が子供たちに与える影響について詳しく見ていきましょう。
昔の子供たちはどのような遊びを楽しんでいたのでしょうか。詳しく見てみましょう。
主に男の子に人気があった、代表的な外遊びを以下でご紹介します。
・ドッジボール
2つのチームに分かれて長方形のコートで陣地を分け、敵チームの相手にボールをぶつけていくゲーム。最後までボールに当たらず、自分の陣地に残った人がいたチームが勝ち。
・缶けり
オニ役が空き缶を守り、ほかの子供たちはオニに見つからないように隠れながら、缶を蹴りにいきます。
・ケイドロ
警察役と泥棒役に別れて、警察役が泥棒を捕まえていく遊び。警察役同士で協力して泥棒を捕まえたり、反対に泥棒同士で捕まった仲間を助けたりとチームワークが求められます。
・鬼ごっこ
オニ役の子供が、ほかの子供を追いかけて捕まえていきます。追いかける方も逃げる方もひたすら走り回る体力勝負の遊びです。
女の子に特に人気があった遊びには、以下のようなものがあります。
・ゴムとび
足首にゴムを引っ掛けた2人組が向かい合って立ち、ほかの子供たちがそのゴムを踏んだり跳んだりする遊びです。
・長なわ飛び
歌に合わせて1人が飛んだり、仲間と一緒に縄に入って飛んだりする遊びです。
・色おに
鬼ごっこのルールを、「決められた色に触れていれば、オニに捕まらない」というようにアレンジした遊び。小さな子供が遊びながら色を覚えることができます。
・かくれんぼ
決められた範囲内に隠れた子供たちを、オニ役の子供が見つけていく定番の遊びです。
昔の子供たちの遊びと現代の子供たちの遊びが最も違うのは、今の子供たちは昔と比べて外遊びが少ないという点です。昔の子供たちが外に出て、鬼ごっこやドッジボール、長なわとび、かくれんぼなどで思いっきり体を動かしていたのに対し、今の子供たちの遊びの主流は、テレビゲームやパソコンやスマホゲームなど、外に出る必要のないも遊びが定着しているのです。また、ゲーム環境のない子供であっても、漫画を読んだり、お絵描きをしたりと、室内遊びを好む傾向が強く、外に出て遊ぶ子供よりも大幅に増えていると言われています。
外遊びから室内遊びが主流となってきた子供の遊びの変化は、子供たち自身にどのような影響を与えるのでしょうか。危惧されている主なものとしては、次の3点があります。
長なわ飛びや鬼ごっこ、ドッジボールなどの外遊びの多くは、楽しみながら体を思い切り動かすことができました。子供たちは遊びを通して、瞬発力やバランス感覚、脚力、走る力などを身けることができたのです。しかし、こうした外遊びの時間がほとんどなくなり、室内遊びが中心となってしまったことで、子供たちが学校以外で体を動かす機会が、大幅に減ってしまいました。その結果、体力が低下している子供が増えるようになったとされています。
テレビやパソコン、スマホなど、今の子供たちの遊びは、目を酷使するものが多くあるのが特徴です。小さなうちからこうしたゲーム機器などに長時間触れていることで、視力の悪い子供が増えていると言われています。
外遊びには細かなルールが決められているものが多くあります。こうしたルールを年上の子供が年下に教え、異なる学年が一緒に遊ぶことで、子供たちはコミュニケーション能力を鍛えることができていました。
ところが、室内遊びが中心となった現代では、大人数の中で遊ぶ機会が減っただけでなく、仲間と会話をする必要なシーンすらも少なくなっています。その結果、ルールを守ることができない、友達と上手くコミュニケーションがとれない子供が増えてしまう恐れもあるでしょう。外で友達と一緒になって思い切り遊ぶ時間は、子供たちの心と体が健やかに育つためにも大切なものです。安全には充分に注意しながら、子供の外遊びの時間を増やしてあげるよう心掛けましょう。
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