Archive for 8月, 2015

子供の関節痛、ひざの痛みについて!

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成長期の子供に訪れる成長痛。これは関節痛とも呼ばれ、一般的には、身体の成長に伴って、痛みが発生すると考えられています。ここでは、子どもの成長痛についてご説明したいと思います。

成長痛って何?

成長痛とは、幼少期から青少年期の子供たちに起こる、四肢の疼痛(とうつう)を指します。主に痛みが出るのは、膝の裏や太もも、ふくらはぎ、足首、かかとなどです。夕方や夜になるとその症状があらわれ、朝になると痛みが引いていく、という特徴があります。

成長痛の原因について

この成長痛については、明確な原因が解明されていないのが実情です。「成長痛」という名前から、骨が成長する過程で生じる痛みだと勘違いしている方も多いと思いますが、骨の成長と痛みは関係ないとされています。
原因としては、体の作りが未発達である子供が運動をしたことによって、関節に負荷が掛かるためではないかと考えられています。また、単純な疲労や、体を動かす前に準備運動を怠ってしまった場合にも、痛みが発生することがあるようです。

さらに、物理的な要因以外に、精神的な疲労も成長痛を発症させる原因だとされています。例えば学校で嫌なことがあった、親と一緒にいる時間が少ないなどの理由によっても引き起こされます。成長痛は、内外から与えられるさまざまな物事が大きく影響していると言えるでしょう。

成長痛にはどんな種類があるの?

成長痛の種類にはどのようなものがあるのでしょうか? その一例をご紹介します。

ひざ(オスグッド病)

思春期の頃に多く見られるのが、オスグッド病とよばれる膝の痛みです。子供は、膝下部分の軟骨が弱いため、激しい運動をして負担が掛かると、骨が徐々に変形したり、突出したりしてきて、炎症を起こしてしまいます。場合によっては、赤く腫れあがってしまうケースもあり、注意が必要です。
オスグッド病は、スポーツをする子供に多くあらわれることから、スポーツ障害とも呼ばれています。

かかと(踵骨骨端症)

かかとにはやわらかい軟骨部があり、アキレス腱などに付着した状態にあります。子供のかかとは大人よりも未発達であるため、運動などの大きな負荷を掛けることで、軟骨部が炎症を起こしてしまうのです。
手術などをするような大きな疾患になることはほとんどなく、運動を控えることで症状が治まるとされています。

成長痛の予防やケア方法について

成長痛になった場合には、基本的には無理をさせないことが大切です。特に、習い事や部活などで激しい運動をする機会が多い場合は、親が子供の様子をしっかりと見守る必要があります。
子供が痛みを訴えるようなことがあれば、しっかりと休ませて、痛みが引いた後もすぐに激しい運動をしないように制限しなければいけません。また、なかなか痛みが引かないようであれば、病気の可能性も考えられます。形成外科クリニックで診断を受けるなど、適切な処置を行うようにしましょう。

成長痛と一口に言ってもさまざまな種類があるため、自己判断は禁物です。幼少期であれば、心因性のものも多くありますので、子供の様子をじっくりと観察することが大切です。もし痛みが続く場合や何度も繰り返す場合には、一度病院で診察してもらうことをおすすめします。

体脂肪を減らすコツ! 体脂肪を効率よく燃やすために

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体脂肪を減らすことは、美容面だけなく健康面においても大切なことです。効率よく体脂肪を減らすためには、どのような方法を取り入れれば良いのでしょうか? ここでは、体脂肪の効率的な減らし方と、主な運動方法を紹介します。

体脂肪燃焼には有酸素運動! ~屋外でできる運動~

体脂肪を燃焼させるには、有酸素運動がおすすめです。ウォーキングやジョギング、サイクリングなど屋外でできる有酸素運動ならすぐにでも始められますし、無理せず行うことで継続的に続けられます。それぞれのメリットを紹介しましょう。

・ウォーキング

いつでもどこでも手軽にできるのが、ウォーキングのメリット。無理なくできる運動で、体調に合わせてペースが調整できるのも魅力でしょう。一緒に歩く相手がいる際には、話ができて、少し息が弾むくらいの早さで歩くのがポイントです。

・ジョギング

たっぷりと酸素を吸いながら行うジョギングは、ウォーキングよりもカロリー消費量が多く、脂肪燃焼効率も高いと言われています。効果がきちんと出るように、20分以上持続できるスピードで走るようにしましょう。

・サイクリング

サイクリングのメリットは、膝や腰、足首などに負担が掛からないことです。長時間続けられるため、脂肪燃焼効果も高くなります。風に交じる季節の香りを肌で感じ、さまざまな景色を見ながら走るのは爽快でしょう。サイクリングのように、自分が気持ちよく取り組めることも、長く運動を続けるためには大切なことです。

体脂肪燃焼には有酸素運動! ~室内でできる運動~

体脂肪燃焼効果を高めるには、継続して運動を行うことが大切です。雨の日が続いたせいで運動ができない、といったことがないように、室内でできる有酸素運動も知っておきましょう。

・ステッパー

負荷のあるペダルを、踏み下ろす運動。下半身が重点的に鍛えられ、足の引き締め効果も高いです。最初は軽い負荷から始め、徐々に重さを変えていくと良いでしょう。

・エアロバイク

太ももを中心とした下半身と、お腹周りを中心に鍛えたい人におすすめなのがエアロバイクです。自宅で購入すれば、テレビを見ながら楽しみつつできるのもメリットでしょう。

・水泳

全身運動と言わる水泳は、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動の一つです。膝や腰などへの負荷があまり掛からないので、年齢に関係なくできると言われています。

体脂肪燃焼には筋トレが大事!

脂肪を燃焼させるためには、筋肉が必要です。筋肉をつけることで、基礎代謝が高くなるとともに、脂肪燃焼効果もアップします。さらに、痩せやすく、太りにくい身体になるので、リバウンドなどの心配も少なくなるでしょう。また、筋トレによって引き締めたい部分を集中的にトレーニングすることで、バランスの取れたプロポーションを手に入れることもできます。

食べ物で体脂肪を燃焼させよう!

より脂肪燃焼効果を高めたいのなら、食べ物にも注意したいものです。どういった栄養素を摂れば良いのか、知っておきましょう。例えば、マグネシウムには、酵素の働きを補助する補酵素の役割があると言われます。酵素は、体内に入ってきた栄養素を体の中で働かせる、代謝の役割を持ちます。そのため、マグネシウムの働きによって、代謝が促され、体脂肪の燃焼効果を高めることができるのです。このマグネシウムは、野菜や豆類、魚介類、海藻類、種実類などに多く含まれているので、納豆やホウレンソウ、豆腐、枝豆、ゴマなどを食事の中に取り入れましょう。
また、体を温める食品を摂取して血行を促進し、代謝を高めることも脂肪の燃焼に繋がります。ショウガや唐辛子、シナモン、ねぎやニンニクなどを積極的に食べると良いでしょう。

効率よく体脂肪を燃焼させるには、ただ食事制限をするだけでなく、有酸素運動と筋トレを継続して行うこと、食生活を見直すことが大切です。無理せず続けられる運動を選んで実行しつつ、その効果をより引き出すために脂肪燃焼効果の高い食品を摂取するなどして、効率的に体脂肪を減らしていきましょう。

子供の冷え性を改善!原因と改善方法について

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冷え性に悩まされている女性は多くいますが、近年では、子どもの冷え性も増加しているとされています。今回は、子供の冷え性の改善方法についてご紹介します。

子供が冷え性になる原因について

冷え性とは、血行不良などによって、主に手足などが冷たくなってしまう症状を言います。近年、子供の冷え性が増加している原因には、屋内でゲームなどに夢中になり、運動不足に陥ることなどがあげられます。
また、習い事や夜遅くまでゲームに夢中になってしまうなどの理由で、子供の就寝時間が遅くなっている傾向があります。睡眠不足や生活リズムの乱れも冷え性に関係しているとされていますので、これを改善するためには、親が子供の生活を管理してあげることが必須になってきます。
子供の健康的な生活を送るためには、親のサポートが欠かせません。子供が冷え性になる原因を一つでも無くしてあげることが大切です。

子供が冷え性になると体にどのような影響が出るのか?

血液循環が低下して冷え性になると、血液中の栄養分や酸素が体内に行き渡らなくなり、病気に対する抵抗力を弱めてしまうことがあります。そのため、風邪を引きやすくなったり、便秘や下痢などの症状を引き起こしたりしてしまいます。また、血行不良は腰痛や肩こりなどの原因にもなるでしょう。
冷え性が引き起こす症状によって、学校の授業に集中できないなどの弊害が生じることもありますので、子供の場合は特に軽視できないと言えるでしょう。

子供の冷え性を改善する方法とは?

子供の冷え性を改善するためにはどうすれば良いのでしょうか? 例えば、下記のような方法があります。

冷え性対策グッズを活用する

雑貨屋や百貨店などに行けば、冷え性を改善するためのグッズが多数販売されています。代表的なものとしては、湯たんぽや腹巻などがあります。子供用の商品も販売されていますので、こういったグッズを活用してみると良いでしょう。

食生活を見直す

冷え性を根本から解消するためには、やはり食生活の見直しが欠かせません。冷え性の原因となる血行不良を改善することが大切ですので、血液の循環を促してくれる生野菜などを多めに摂取するのがおすすめです。
子供はあまり野菜を好まない傾向にありますので、子供が好むドレッシングを使用したり、野菜ジュースにしたりするなど、抵抗なく摂取できるように工夫しましょう。
また、夏場に冷たいジュースを飲み過ぎてしまう心配がある場合には、冷蔵庫の中にジュースを買い溜めしておかないなど対策が必要です。

多くの方は、夏に比べて冬の方が冷えやすいと思っているかもしれませんが、冷え性は決して冬だけのものではありません。
特に夏場は暑さを嫌って外に出たがらない子供もおり、冷房の効いた部屋の中で冷たいジュースを過剰に摂取してしまうなど、冷え性を悪化させる行動をとってしまうことも。
自堕落な生活に陥りがちな夏休みなどは、自律した生活を送ることを促し、親がしっかりとサポートしていきましょう。