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「自分に似合うヘアスタイル」

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男性の似合うヘアスタイルは、最近は多様化してきています。
前回の「自分に似合うヘアスタイル」を見つける方法で合わせのポイントについてお話しました。

今回は実例のパターンを3つご紹介します。

最近、髪が細くなり、頭頂部や生え際が気になる方

男性の場合は、誰でも頭頂部や生え際の髪が細くなったり、薄くなったりします。
それは男性ホルモンと関係しているのでしかたありません。

それを隠そうとして、少し髪を長めにしたりするとかえって髪の薄さが目立ってしまいます

髪が薄くなってきたり、細くなってきたりするとトップのボリュームが出なくなります。
それなのに髪を長めにしてしまうと、サイドにボリュームが出てしまい、余計にトップのボリュームが無くなって見えてしまいます。

ではどうするか?
そういう時はサイドをしっかり短くすることで横幅を狭くします。
そしてトップの長さも長い場合は、切って高さを出します。

そうするとサイドがタイトになり、トップにボリュームが出ることで頭頂部の薄さが気にならなくなってきます

さらに前髪を作り、髪を前から横に流すようにします。

頭頂部から前の髪は、ほとんどが前に向かって生えているので、それを無理やり後ろに流すと根本の薄さが目立ってしまいます。

前髪を下ろすようにしつつ、斜め横に流すようにすることで生え際の薄さを目立たせません。

髪にクセがあってボリュームが出やすい方

思い切ってツーブロックにしてみてはいかがでしょうか?
ツーブロックと言ってもサイドの刈り上げの幅は色々変えられますし、刈り上げをすごく薄くすることも、長めに刈り上げることも色々できます。

それほどクセは強くないけどサイドのボリュームだけが気になる方は、あまり高い位置まで刈り上げずにこめかみくらいまでを少し刈り上げます。

髪全体のクセが強い方は、あえてそのクセを生かすようにサイドをしっかり刈り上げます。
残った髪を遊ばせるようにスタイリングすると、個性的で手入れの楽なスタイルになりますよ。

白髪が気になる方

髪が長ければもちろん白髪も長くなり、その分白髪の分量も多く見えてしまいます。

アレルギーで染められない方や染めるのが面倒な方は、その白髪を生かすようにあえてしっかりショートヘアにするのがおすすめです。

サイドはスッキリさせて、トップの長さも短くして動きのあるようなカットをします。

そして、大事なのはスタイリングです!
今、人気のあるスタイリング剤にはグリースやジェルのように、ウエット感じに仕上がるものがたくさんあります。

ウエットな感じにすることで髪のトーンが下がり、白髪も暗くなってグレーっぽく見えます。
ロマンスグレーのヘアに憧れる方も多いはず。

ショートカットのヘアスタイルに合わせて、スタイリング剤を使い分けるとシャープなイメージを作ることができますよ。

40代50代の男性にとってヘアスタイルを変えることがチャレンジになることも多いと思いますが、リモートワークが増えたりしている今こそ、ヘアスタイルを変えてイメージチェンジして気分も変えてみるのはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。

「自分に似合うヘアスタイル」を見つける方法

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男性のヘアスタイルは、以前より多様化してきています。
10代20代の男性だけでなく、おしゃれを楽しむ40代50代も増えてきたように感じます。

以前は会社や世間のイメージなどがあり、新しいヘアスタイルにチャレンジできなかった男性たちも、最近は「こうでなければいけない」といった枠組みから少し解き放たれて、チャレンジされる方も多くなってきたように感じます。

若い頃は色々なヘアスタイルを楽しんだものの、最近はあまり興味も持っていなかったため、今の自分にどういうヘアスタイルが似合うかがわからないと言う方に、似合うヘアスタイルの見つけ方を2回に分けてお届けします。

1回目は似合うヘアスタイルの探し方、2回目はその実践例です。

似合うヘアスタイルとは

似合うヘアスタイルの探し方は、自分の顔の形から考えることが多いと思います。
しかしそれだけではなく、髪のクセ生え際の形、そして耳の位置(高さ)、それに加えてライフスタイルを考えることが大切です。

顔の形とクセと生え際の形と耳の位置を見ることで全体的なフォルムを考えることができます。
そしてライフスタイルによって、髪の長さや、パーマの必要性などが出てきます。

顔の形で気をつけて欲しいこと

丸顔やエラが張っている方が、サイドにボリュームのあるスタイルにすると、横広がりに見えて顔が大きく太って見えます。
サイドはなるべくタイトにして、トップにボリュームのあるようなスタイルがいいです。

髪のクセで気をつけて欲しいこと

日本人には多い頭の骨格で、ハチが張っている人などは、髪にクセがあるとどうしても頭が大きく広がってしまいます。
ハチの位置をタイトに見せるようにして、トップを高くする方法がいいです。

長めのヘアスタイルなら、耳のまわりとトップに少し張り出すように菱形のシルエットになるようにします。
ショートなら、ここのハチの位置を切り込むような短くしてトップに高さを出すといいです。

生え際の形で気をつけて欲しいこと

サイドのもみあげが薄くて髪の生えている位置が高い人や襟足の位置が横から見て耳の下の位置の少し下くらいの襟足の位置が高い人は、刈り上げをすると、前から見た時と横から見た時のバランスが悪く見えがちです。

なるべく髪を少し長めに残して、短くしすぎないようにしましょう。

おでこの生え際が少し後退している場合は、スタイリングの時におでこを上げるような感じではなく、前に下ろしつつ少し横に流すようなスタイルにすると、隠している感じではなく自然に見えます。

耳の位置で気をつけて欲しいこと

顔を正面から見たとき、鼻の下の位置より耳の下の部分が上の人は、正面から見ると顔の下の部分が長く見えてしまいます。

サイド部分を短くしてトップに高さを出すと、顔が長く見えてしまいます。
こう言う場合は、もみあげを少し長めにするか、襟足を長めにして正面から襟足が見えるようにするとバランスが良く見えます。

ライフスタイルから考える方法

汗をたくさんかきやすい人は、スタイリングの持ちが悪くなります。
そう言う場合はなるべく再現性が高くできるようにペタッとつぶれやすいならパーマを軽くかけるといいです。

ヘアスタイルは、ライフスタイルを考えて無理のないスタイルを選んだほうが手入れが楽ですよ。

次回は、実践例をお届けします。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。