Archive for 3月, 2021

歯のケアを怠っていませんか?

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歯のケアは40代50代が一番大事です!

『前回歯医者に行った日は、いつですか?』

これを聞かれて、『頻繁にケアに行っています。』と言う方はわかっている方が多いと思いますが、
『前回歯医者に行ったのは、歯の治療医行った数年前かな・・』と言う方は、要注意です。自分の歯をずっと持ち続けることはとても難しいことで、特に50代以降になると虫歯だけでなく歯周病によって歯が抜け落ちてしまうこともあるのです。
歯と認知症の関係が問題視されている中、自分の歯を持っているほど認知症リスクが下がると言われています。
逆に歯周病によって歯が抜け落ちてしまっている人の認知症リスクが上がっていると言う結果もあるということで、正しい歯のケアがとても大事。

私は40代から定期的に歯医者に通って歯のケアを続けていますが、続けて通うことによって日頃の意識も変わり、歯のケアをとても気にするようになりました。結果、定期的に通っているケアの時間も短くなり、痛みもなくなり、非常に楽になってきています。

コロナ禍において、マスクをつける日々の中で、自分の口臭に気づいた人も多いと聞きます。その口臭の原因が歯の場合も多いと言われています。
歯医者に行ってまずは一度しっかり検診をしてもらうことが大切です。そして自分に必要なケア方法を教えてもらい、日々それを丁寧に繰り返すことで、自分の歯を持ち続けることができると思います。

40代50代の日々の歯のケアに必要なもの


歯も大切ですが、歯茎も大切な年代になります。歯磨きのたびに出血をするという場合は特に注意が必要です。

  • 歯ブラシ(通常のタイプ)
    これで歯の全体を、丁寧にあまり力を入れず、歯の汚れを落としていきます。あまり硬めのタイプではなく柔らかめのものがいいそうです。歯磨きは歯を綺麗にするだけでなく、歯茎もケアすることになるので、あまり硬い歯ブラシを使っていると、歯茎を傷つけてしまうこともあるので気をつけましょう。

 

  • 歯ブラシ(ワンタフト歯ブラシ)
    これは先の尖ったもので、歯並びの関係で磨きにくい箇所をピンポイントに磨くことができます。磨きにくいところに歯石などが溜まりやすくなるので、ピンポイントでケアしましょう。

 

  • デンタルフロス・歯間ブラシ
    歯と歯の間のプラークを取り除いてくれます。歯ブラシでは取りきれない歯と歯の間の細かい汚れを取り除いてくれます。このプラークが虫歯や歯周病の原因になっているので、これをしっかり取り除くことが大切です。

 

  • デンタルリンス
    口臭予防や、殺菌作用もあるので、歯磨きと合わせて使うといいです。夜寝る前の歯磨きには効果的です。

何歳になっても自分の歯で物を食べることができるのが、体の健康にもつながるそうです。
やってなかったなぁ〜と思う方は今からでも遅くないので一度歯医者で検診をして、毎日デンタルケアをして、健康な歯を維持しましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。

年齢とタンパク質の必要性

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突然ですが、タンパク質をしっかり摂っていますか?

私は普段は病院併設のフィットネス施設で栄養相談を行っておりますが約半数の人が1日に必要なタンパク質を摂ることができていないと感じています。

そもそもタンパク質って何なの?という方も多くいらっしゃいます。
タンパク質とは3大栄養素の1つであり内蔵や骨や皮膚や髪の毛、ホルモンや酵素やその他あらゆるものの材料として働いているとても大事な栄養素です。
スポーツにおけるタンパク質摂取の役割は大きく、筋タンパク質合成のためとダメージを受けた筋肉のリカバリーの2つに分けられます。

体内では新たに摂取したタンパク質の利用が3割程度と既に体内で利用したタンパク質を7割程度を再利用といった形で代謝が繰り返しおこなわれています。建物の増築や修理・リフォームのように3割の新しい材料を投入して身体のコンディションを整えることに役立つことはイメージできますよね?

タンパク質はどのくらい摂ればいいのか
年齢や運動習慣によって必要量は違うのか

1日の必要量としてはシンプルに[体重×1g]が特に運動習慣がない普通に生活している方が必要なタンパク質量です。肥満気味の方は[標準体重×1g]でいいでしょう。体重60kgの人なら60gということです。

では年齢や活動量の違いで必要量は変わるのでしょうか。

  1. 年齢
    基本的にはほとんどの方はそこまで気にすることはないです。高齢者のに限っては骨格筋での筋タンパク質の同化抵抗抵抗性(ロイシンに対する抵抗によるmTORC1というシグナルの活性抑制)による筋減弱が起きやすいとされ、そもそも食事量が減りがちなのもありタンパク質摂取はしっかり行う必要があるでしょう。
  2. 活動量の違い
    ランニングなどの持久的運動を日常的に行っている人で体重×1.2〜1.5g程度、レジスタンストレーニングを行っている人で体重1.5〜2.0g程度(最近ではこの数値も過小評価でもうちょっと摂っていいのではという感じです)

運動後の筋タンパク質合成が高まっているタイミングに摂る量が体重×0.4g程度と言われていますがこれ以上1回に摂るタンパク質を増やしても尿中に窒素として排泄されてしまう割合が増えるだけで体内での利用の頭打ちですよーという目安になるので運動後以外の3食の食事から摂るタンパク質量の目安と考えてもいいでしょう。

最近では高タンパク質を謳った商品が増えてきて食事相談をする立場からも勧められる選択肢は増えたと感じます。
ではどのようにどんな風に何を選べばいいの?という話はまた次回以降書ていきたいと思います。

この記事を書いたライター
安田 裕輔 管理栄養士 / 健康運動指導士 / Best Performance サポーター
病院勤務を経て、現在はメディカルフィットネス施設で栄養相談・指導を行いながら、自身では陸上長距離を嗜んでいる。自己ベスト:ハーフマラソン1時間25分、フルマラソン2時間59分

カバンの持ち方でバランスが崩れる!?

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昨今のコロナ禍において、健康意識の高まりも相まってウォーキング、ランニングを始める人が多くなったように思えます。ステイホーム、自粛で座位時間も増えて活動量の低下から意識的に運動を取り入れている人など理由は様々あると思います。

さて、人間の基本的な動作である歩くという行動において、より効率的に体を使用できているでしょうか?
例えば、座位の時間が長いと腹筋群、や骨盤底筋といった体の中心の筋肉の弱化を助長させてしまう恐れがあります。こういったように、生活の行動パターンによって体のバランスは少しずつ崩れていき、その小さな歪が体に大きな悪影響を及ぼす恐れがあります。(例えばギックリ腰など)

カバンの持ち方による体への弊害

今回は、カバンの持ち方による体への弊害を紹介したいと思います。
肩掛けバックや手提げバッグをいつも同様の方向にしか持たない人の例を話したいと思います。
例えば、右側にカバンを掛けているとしましょう。そうすると、そのようなことが体に起きているか説明していきましょう。

  1. 右肩が上がる
  2. 左の骨盤が上がる

1、2によって、主に左広背筋、左内外腹斜筋、左殿筋群、右僧帽筋の緊張が起きていることが予測されます。もちろん、その方のあるき方や既往歴によってその場合でないこともあります。

セルフチェックのやり方

ここで、自分でもできる簡単なセルフチェック方法をご紹介させていただきます。

  • 1つ目片足立ちです。簡単なことと思うかもしれませんが、片足立ちしない方の足は股関節の高さまで膝を持ち上げ、片足立ちしている方の膝は伸ばすようにしましょう。そうすると、やりやすい足やバランスを取りやすい足があるはずです。やりづらいほうが緊張が高まっていたり、筋の弱化が起きている可能性が高いです。
    セルフケアについては、またの機会に触れようと思います。

 

  • 2つ目壁に背中を付けた状態で、肘を伸ばしたまま手を頭の上に上げて、腰を壁から離さずに手の甲を壁につけることができるかどうか。
    この場合は、胸椎の硬さや、肩甲骨周囲の筋肉の緊張や弱化が起きていることが予測されます。40肩の方は行う際は十分に気をつけてください。痛みがある場合は行わないようにしましょう。

 

  • 3つ目使用頻度の高い靴の足裏を見てみましょう。左右均等でしょうか?外側だけすり減ってはいませんか?男性で特に多いのは、外側の踵だと思います。足先が外側に向きながら歩いているということになります。ガニ股で歩いていることが予測されます。

といったように3つのセルフチェック方法について今回は紹介させていただきました。
どなたでも簡単に行なえますので、ぜひ試しに行ってみてください。

次回はセルフケアや補強運動などにも触れられればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

花粉で辛い時はこのツボを押してみよう!

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花粉が最も飛散する時期になってきましたね。
スギ花粉のアレルギー症状が早い人では1月中旬くらいから出始めるようなので、毎日辛い日々です。

薬を飲んでいても、調子があまり良くないっていうことが多々あると思います。
マスクで鼻をカバーしていても、目はカバーできずにかゆいが酷い・・など症状はいろいろです。

鼻がつまったり目が痒かったりと辛い花粉症に、このツボを押してみよう


まず、しっかり手を洗ってからツボ押しを行いましょう。

◎鼻水、鼻つまりで悩んでいる人
●ツボの場所
・小鼻の両横(迎香)と、鼻筋の両横(鼻通)
●押し方
・両手の指を使って、痛すぎない程度の力でゆっくり5秒くらい押してやさしく離す。
・2〜3回繰り返す。

◎目のトラブル悩んでいる人
●ツボの場所
・両方の眉頭のあたり(攅竹)と、両目の目頭の位置から少し鼻筋寄り(晴明)
●押し方
・晴明のツボは目の近くで肌も薄いところなので、力を入れすぎずやさしく押しましょう。
・5秒くらいやさしく押して、2〜3回繰り返す。

先ずは試してみよう!


◎その他花粉症の症状を緩和すると言われるツボのご紹介
●おすすめのツボ1
・手の親指と人差し指の間(合谷)
このツボは、万能のツボとも呼ばれています。手なのでいつでも押すことができるのがお手軽でいいと思います。
花粉症の場合、ストレスや自律神経のバランスが崩れることも症状を悪化させると言われています。
このツボはそういったことにもいいと言われているので、空いている時間に気持ちの良い程度に押すことをお勧めします。
緊張もほぐすこともできるので、仕事の合間などに良いと思います。

●おすすめのツボ2
・足の膝から指3〜4本下、中心より少し外側(足三里)
このツボは胃腸に良いツボと言われていますが、胃腸の調子が崩れると免疫力が下がってくるのでここを刺激して体全体の免疫力アップするようにするという方法です。
ちょっと時間があれば簡単に押すことのできる場所なので仕事の合間にでも押してみてください。

花粉症の方々には、まだまだ辛い時期が続きますね。
アレルギーの場合はこれだけすれば良くなるということが少なく、体全体のバランスを整えて良くなっていくことが多いので、ひとつづつ試してみて少しでも緩和できる方法を見つけていただければと思います。

そうすれば咄嗟の時に安心できると思いますので、色々試してみてください。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。