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夏に気になる「臭い」気をつけたい3つのこと

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この時期は暑い日が続き、汗をたくさんかく事が多くなります。
そこで気になるのが「臭い」ではないでしょうか?
すごく気をつけていても、ふとした時に「あれ?自分の臭い?」とドキッとすることも。
さらに電車の中など密集したところで臭いが気になった時に、自分も同じような臭いがしているのでは?と、不安に
なったりすることもあると思います。
男性の臭いは3つ大きくあり、年齢とともに変化します。

・汗臭→若い頃の方が代謝が高いので強く感じます。
・ミドル脂臭→30代くらいから強くなる、頭の後頭部から耳の裏あたりから臭う脂っぽい臭いです。
・加齢臭→40代後半くらいから強くなる枯れ草のような臭いです。

汗臭

夏の気になる臭いの原因は「汗」の処理の仕方です。
体の中には2種類の汗腺があり、

・体全体にあるエクリン腺は、匂いはない
・体の一部(脇、おへそ周り、耳の穴、デリケートゾーン)にあり、臭いがある

臭いのある汗が出るところには毛があり、その毛の中で汗をそのままにしておくことで、雑菌と混ざり、それを放っておく事で強い臭いになってしまいます。
この汗の臭いを気にならないようにするためには、そのまま放っておかず、しっかり拭くことが大切です。

ミドル脂臭

夏は汗をかくのと同時に、皮脂の分泌も盛んになります。
ミドル脂臭の原因は「ジアセシル」という成分で、この物質が汗の中に含まれる乳酸と皮脂が酸化してできる中鎖脂肪酸と結合すると強い臭いとなるのです。年齢だけでなく、疲労度が高くなっても出てきます。
この匂いの特徴は、古くなった油のような強い臭いになってしまいます。
枕が臭いというのも、このせいです。そして問題はなかなかすぐに消えないということです。
この臭いの対策としては、シャンプーの時に、クレンジングシャンプーや臭いを取るシャンプーなどを使って、しっかり臭いの元を取り去ることです。しかし、ゴシゴシ洗えばいいわけではないので注意しましょう。
体を洗う時も、耳の後ろをしっかり洗うようにすることも大切です。
これ以外の対策としては、体の代謝を上げることも大切です。それ以外にも油っぽいものなどを食べ過ぎない、ストレスを溜めにくい生活を目指すことも、このミドル脂臭を防ぐ対策と言われています。

加齢臭

以前はミドル脂臭を含めて全て加齢臭と言われていましたが、加齢臭の原因成分は「ノネナール」です。
対処の仕方はミドル脂臭と同じですが、体の中心部(前も後ろも)から発する臭いなので、体の中心部を洗うことを忘れないようにしましょう。洗うときにゴシゴシ力を入れて洗うとかえって皮脂の分泌が盛んになってしまうので気をつけましょう。

においは自分では感じにくいことも多いので、上記のようなことがないように気をつけて、電車やエレベーターなどで自分の臭いがしていないかドキドキしないよう気をつけてみてください。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。

そのやり方はほんとうにあっていますか?洗顔の仕方

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暑い日は、いつもより多く顔を洗ったりシャワーを浴びることも多くなります。
しかし、その洗い方によって、顔にニキビができたり、カサカサした乾燥肌を招くことがあるのです。
簡単に終わらせがちな洗顔ですが、正しいやり方をすることで、そんな肌トラブルを防ぐことができます。
なんとなく自分のやり方でやっているこの洗顔を見直してみてはいかがでしょうか?

正しい洗顔方法

毎朝晩行う洗顔は、肌に負担をかけないように、以下の点に注意して行いましょう。

1・洗顔する前に、まず手を洗うこと。
まずはしっかり手を洗いましょう。手が汚れているとそのせいで洗顔料が泡立ちません。

2・かなりぬるめの水に近いくらいのお湯で、髪の生え際まですすぐつもりでしっかり流します。
さっぱりするからとお湯で洗うと乾燥しすぎてしまうし、暑くて気持ちがいいからと水で洗うと汚れが落ちにくくなってしまいます。
ぬるめのお湯の温度に気をつけましょう。

3・洗顔料を手に取ったら、しっかり泡立てます。
ここが大切です。泡をしっかり立てることで、手と顔の間にクッションができ、肌の摩擦を弱めることができて、肌の負担を防ぐことができます。

4・ゆすぎはぬるま湯でしっかりと。
泡が流れればいいくらいのゆすぎは、しっかり洗顔料が流れていないことがあります。
かといって、ゴシゴシするのも肌には負担です。何度も洗いましょう。その時に気をつけたい場所が髪の生え際です。髪が濡れるくらいまで洗い流すようにしないと流し残しができて、ニキビなどの原因になってしまいまいす。

5・タオルに水分を吸わせるように、優しく押さえるように拭きます。
ついついタオルでゴシゴシ拭いてしまいがちです。
しかしこの摩擦も肌を乾燥させてしまう原因になります。
タオルで顔を押さえるように水分をタオルに染み込ませるような感じで優しく拭きましょう。

6・すぐに化粧水などを肌につけるようにします。
洗顔が終わった肌はとても敏感になっています。ここでそのままにしていると、肌は自分の肌を守ろうと余計な皮脂を出すことになり、かえってベタベタ肌になってしまいます。洗顔が終わったらすぐに化粧水などをつけて肌を保護しましょう。

秋からの乾燥肌に悩む前に

40代以降は、男性も肌乾燥に悩む方が多くなります。
乾燥しているからと、上から化粧水などをしっかりつけることも大切ですが、この洗顔の仕方を見直すこともとても大切なのです。
洗顔がまず肌のベースを作るわけなので、適当な洗いをせず、正しいやり方をしていきましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。