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知らないと損する冬のむくみ解消法

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むくみを誘発する原因

寒い日の朝、ふと鏡を見るとなんだか顔がむくんでいる?ということはありませんか。

特に新型コロナの影響で通勤しないテレワークが増え、家で椅子に座っている時間が長くなったり、運動する習慣がなくなってしまった人は、以前よりもむくみやすくなったと感じることが多いのではないでしょうか。

むくみは、血管の外の組織(細胞間)に余分な水分が溜まってしまうことで起こります。

特に寒い冬は、

  • 運動不足になりがち
  • 体が冷えて代謝が下がる
  • 塩分のとりすぎ

等が加わり、むくみを誘発してしまいます。

通勤で家から駅まで、駅から会社まで歩いていた方は、思っている以上に運動量が減っています。
リモートワークで家から出られない場合でも、朝早起きをしてウォーキングや軽いジョギングといった運動をすることができていれば問題ないのですが、運動は習慣になるまでが非常に大変です。

また、そのためにわざわざ着替えて外に出るというのは、少しハードルが上がってしまいます。

簡単ストレッチでむくみを解消する

家の中でも簡単なストレッチなら仕事の合間にできます。

○つま先立ちストレッチ
・足を腰幅に開き、足を平行につま先がまっすぐ向くようにして立ちます。
・上半身のバランスが崩れないように注意しながらかかとを持ち上げ、つま先立ちになります。
(バランスが取れない場合は、何かにつかまってもいいです)
・つま先立ちが安定したら、かかとが床につくギリギリのところまで下ろします。
・この動作を繰り返します。

○ふくらはぎのストレッチ
・片足を1歩前に出します。
・後ろ側にある足から、前へ出した足へと体重を移します。この時うしろ足の足裏が地面から離れないようにしましょう。
・体重を前足に十分にかけ、後ろ足のふくらはぎをストレッチします。
(左右それぞれに30秒づつ行いましょう)

○足の裏のストレッチ
・ゴルフボールを床に置き、足の裏で体重をかけながらゴロゴロ転がす。
・指の付け根からかかとへ向かって、しっかり体重を乗せて行ってみて下さい。

これらはどれも足の後ろ側を意識したストレッチになります。
重力で下半身に溜まってしまった水分を戻すためにも、これらのストレッチがとても大切になってきます。

体の中を温めてむくみを解消する

体を温める食材はいくつかあります。
生姜や根菜類など温める食材を積極的にとることは大切です。

しかし、それらの食材を早食いしたり、あまり噛まないで食べてしまうことで消化に熱を使ってしまい、本来の体を温める効果を半減させてしまうことがあるのでご注意ください。

温める食材を、消化の良い調理方法でよく噛んで食べることがとても大切です。更にカリウムは、塩分の排出を手伝ってくれる成分なのでこれらを多く含んだ食材を意識してとることもおすすめします。

カリウムの多い食材の代表は、
・海藻類
・芋類
・納豆など豆類

ただし、体調によってはこれらの摂り過ぎが良くない場合もあるので注意しましょう。

むくみの原因には、大きな病気が隠されていることもあります。
更にむくみを放っておくことで血管系の病気(下肢静脈瘤など)になってしまうこともあります。

今回おすすめしたストレッチなどをやってみても改善しない場合は、念のため医療機関を受診することもお勧めします。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。

【おまけ】
サザンオールスターズさんの公式YouTubeチャンネルで「近藤さんがなかなか髪を切らない」と話題に(笑)
是非ご覧ください!

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歩数を増やして生活の質を上げよう

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積極的に歩こう!

突然ですが皆さん日々の生活で歩いているでしょうか?
当たり前だろと思われるでしょうが、歩くという行為は生活の様々な場面で行うものです。

  • 通勤や余暇活動としての移動を目的として歩く
  • 労働を通しての歩く
  • スポーツ・運動として歩く

それぞれ同じ歩くという動作を行っているのですが、①と②に関しては日常生活に組み込まれた生活活動として必要な行動としての歩き、③に関しては運動好きの人やダイエットなどの目的がある人が生活活動以外に時間を割いて行っている運動としての歩き、という分類ができるでしょう。

活動量の指標

それぞれ違う目的や意味を持っていますが個人の職業や通勤方法、趣味などで1日の歩数を数えた場合少なくない差があると思います。

厚生省健康日本21内の身体活動・運動の項目から引用すると歩数1000歩はおよそ10分間で得られる歩数であり約600〜700mの移動と体重60kgの人が約30kcalを消費する活動量なのだそうです。

つまり上記の①②③の分類はあれど1日の活動量を表すものとしては最もわかりやすい指標だと言えます。

フィットネス業界に身を置く者として昨今のテレワーク導入等の影響で体重が増えたなんて方は少なくないと感じていますが、やはり[生活活動量の低下=歩数の低下]と言っても過言ではありません。

ダイエット目的のウォーキング

ここでダイエットに着目してウォーキングを行う場合を考えてみます。

人間は体脂肪を1g約7kcalのエネルギー源として身体に蓄えており、1kgの体脂肪を消費するには約7000kcalの消費が必要と言われています。

1000歩を30kcalの消費と考えた場合、体脂肪1kg分を消費するのには約233000歩、1ヶ月で1kg消費を想定すると1日あたり約7700歩(約5km程度)、時間にして約1時間歩行する計算となります。これを仕事前や後に時間を割いて毎日続けるのは運動に耐性がない場合ちょっと気が引けちゃうと思いませんか?笑

ウォーキングは有酸素運動なので脂肪燃焼しますよ!なんて理由でウォーキングを勧めるトレーナーや管理栄養士は少なくないと思いますが私からしたらエネルギー消費のなんたるかをよく考えてない正直かなりどうでもいい情報だと思っています笑

それより大事なのは習慣を変えられる方法で取り入れて継続することで

いかに毎日[摂取−活動量]のエネルギー収支をマイナスにしていくかです。

歩数を増やして活動量を上げるためのポイント

  • 1日の歩数目標のを設定、まずは毎日達成できる歩数設定を
  • アプリなどで毎日歩数を確認し記録する
  • 通勤、業務中など毎日の習慣の中に歩数を稼げる行動を組み込む

運動として取り入れるのポイントにしていないのは単純に続けられる人が少ないと感じているからです 笑
大事なのは習慣を変えること、1年経っても続けていられる方法を考えることです。

歩くことはなんの準備も無しに今この瞬間からすぐに始めることができる行動です。
皆さんも歩数を意識した生活をスタートし、生活の質を上げてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
安田 裕輔 管理栄養士 / 健康運動指導士 / Best Performance サポーター
病院勤務を経て、現在はメディカルフィットネス施設で栄養相談・指導を行いながら、自身では陸上長距離を嗜んでいる。自己ベスト:ハーフマラソン1時間25分、フルマラソン2時間59分