Archive for 10月, 2018

なんとなく目の印象が変わった時に気づく、まつ毛の薄毛

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鏡を久しぶりにじっくり見た時に、なんか今までと違うな?と思ったことありませんか?
それはまつ毛が薄くなっていたり、短くなっているために起こる現象で、そのために目の印象がぼけてしまっている状態があるのです。
まつ毛のことって、知っているようで意外と知らないことが多いですよね。
今の自分のまつ毛は今どういう状況かを知っておくことは、とっても大事です。

○まつ毛は何のためにあるのか?

まつ毛がある意味は、汗やほこりが目の中にあたるのを防いでくれる役割があるのです。
人にとって大事な目を守るため、まつ毛の根元付近は非常に敏感になっているのです。何かが当たったり触れたりすると、すぐに自然と目を閉じるようになっています。異物などを察知して目を守る役割があるのです。まつ毛がないとこの異物などを察知するセンサーの働きが悪くなり、目にトラブルを起こしてしまう事になります。
そのため、まつ毛の根元付近の粘膜は非常に敏感で弱いので、トラブルも起きやすかったりするので注意が必要です。

○まつ毛のこといろいろ

まつ毛の本数は大体100本〜150本くらいで、長さは6〜10ミリと言われています。
よく、「なぜ、まつ毛の長さは髪のように伸びないのか?」と質問されますが、まつ毛の生え変わる毛周期は、1ヶ月から3ヶ月くらいです。髪の毛周期とはまったく異なりますね。
髪の毛周期は2年から6年くらいと言われています。だから、まつ毛は髪のように長くならないわけです。
短い周期で生え変わるため、長さがそこまで伸びることなく抜け落ちて、そして新しいまつ毛が生えてくるのです。だから髪に比べて短い状態でキープされるということです。

○最近まつ毛が少なくなった

ふと鏡を見た時、何だか目の印象がぼやけているな?と感じた時に気がつくのが、まつ毛が少なくなっていたり、長さが短くなっていることがあります。そうすると、なんだか目元が寂しい印象になってしまいます。まつ毛の抜ける、少なくなる原因は日ごろの習慣が影響していることがあります。

1・目をよくこする

アレルギーなどで目が痒くなって、目をこすっていたりすると、摩擦でまつ毛が切れてしまったり抜けてしまったりします。特に春や秋の花粉症の季節は要注意です。目をゴシゴシする前に、痒みを取る目薬などで出来るだけこすらないようにしましょう。

2・顔を洗ったあとの拭き方

顔を洗った後ゴシゴシとタオルで拭くのは、肌にもまつ毛にも負担がかかります。
女性の場合は気にしている人が多いですが、濡れた顔や体はタオルを押しつけるようにして、ゴシゴシ力を入れて拭かないようにしましょう。

3・加齢

年齢によってもまつ毛の伸びるサイクルが変わっていって、長く伸びきらないうちに伸びるサイクルが終わり抜け落ちると、まつ毛の長さは短くなったり、少なくなっているように感じてしまいます。
これは年齢によっての髪の薄毛になる理由と同じですね。

○まつ毛にいい習慣

まつ毛も髪と同じで、髪によい食材はまつ毛の育毛にもいいのです。
毛の主な成分はケラチンというタンパク質です。そのタンパク質を体に取り入れることは大事なので良質タンパクの食材を取るようにしましょう。
体の中から健康になることが、まつ毛にも髪にも大事なことなので、良質な睡眠は大事な要素です。
合わせて、目の上にホットタオルをのせて、目の疲れを取るとともに、まつ毛の根元の粘膜を綺麗にすることも、まつ毛育毛には大事です。さらに目元の血行も良くなります。
最近はたくさんのまつ毛用育毛剤が出ているので、気になる方はつけることをお勧めします。

目元の印象で、人の印象はかなり変わります。
忘れがちな「まつ毛」のことを知って、ケア法など生活の中に取り入れてはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。

今の自分は大丈夫!?基礎代謝量の平均値とその測り方

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ダイエットに挑戦したことがある方なら誰でも、「代謝」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
代謝は、体を動かすことによって消費されるエネルギーである「活動代謝」、食べたものを消化吸収する際に消費されるエネルギーである「食事誘導性熱代謝」、心臓を動かすなど生命維持のために消費されるエネルギーである「基礎代謝」の3種類に分類されます。

ここでは、私たちが生活する上で消費するエネルギーのなかで大きな割合を占めている「基礎代謝」に注目し、肥満との関係やその平均値、測り方のポイントについてご説明します。

基礎代謝と肥満の関係

同じような食生活をしているのに、昔と比べて太りやすくなった……。年齢を重ねるに連れて太りやすくて痩せにくい、そんな自分の体に不満を感じている方は多いのではないでしょうか。

加齢による肥満の原因のひとつとして考えられるのが、「基礎代謝」の低下です。基礎代謝というのは、「活動代謝」や「食事誘導性熱代謝」と同じ「エネルギー代謝」の一種で、生命維持の活動に使われる必要最低限のエネルギーを意味します。
もっと分かりやすくいうならば、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温を調整したり、血液を循環させたりというように、私たちが生きて行くために必要な活動をする際に消費されるエネルギーのことです。
私たちの体は生きるための活動を絶え間なく行なっているわけですから、例え何もせずにじっとしていたとしても、エネルギーが消費されるということになります。この基礎代謝は私たちが1日に消費する総エネルギー量の実に60〜70%を占めているとされています。

運動など体を動かす習慣のない方の場合、食事から摂取したカロリーが基礎代謝量を上回わると、消費されなかったカロリーが蓄積され、肥満につながってしまう可能性があります。肥満を予防するためには、基礎代謝を上げてカロリーの消費量を増やすことが大切です。

基礎代謝量の測り方

これからダイエットをしようと考えている方は、まずは自分の基礎代謝量を正しく把握して、摂取カロリーが基礎代謝量を上回らないように気をつけることが大切です。
基礎代謝量は体脂肪計などの機器を用いて計測することも可能ですが、そうしたものがない場合には計算式で算出することもできます。計算方法にはさまざまな種類がありますが、一般的な基礎代謝の計算方法としては「ハリス・ベネディクト方程式(Harris-Benedict)」が有名です。その詳しい計算方法は以下の通りです。

ハリス・ベネディクト方程式

  • 男性/基礎代謝量=66.47+13.75×体重kg+5.0×身長cm-6.76×年齢
  • 女性/基礎代謝量=655.1+9.56×体重kg+1.85×身長cm-4.68×年齢

ちなみに、この計算方法は18歳以上が対象で、男性と女性とで計算式が異なります。基礎代謝量は年齢や性別、体重、身長などによる影響で大きく変化しますので、定期的に計算をしてチェックすることが大切です。

一般的な男女の年齢別基礎代謝と比較しよう!

「ハリス・ベネディクト方程式」による測り方で自分の基礎代謝量を把握したら、その数値が平均値から見てどの位置にいるのかを知っておくことも大切です。では、一般的な年齢別基礎代謝量を男女別に見てみましょう。

男性の場合

年齢
(歳)
基礎代謝基準値
(kcal/kg 体重/日)
参照体重
(kg)
基礎代謝量
(kcal/日)
1~2 61 11.5 700
3~5 54.8 16.5 900
6~7 44.3 22.2 980
8~9 40.8 28 1,140
10~11 37.4 35.6 1,330
12~14 31 49 1,520
15~17 27 59.7 1,610
18~29 24 63.2 1,520
30~49 22.3 68.5 1,530
50~69 21.5 65.3 1,400
70 以上 21.5 60 1,290

女性の場合

年齢
(歳)
基礎代謝基準値
(kcal/kg 体重/日)
参照体重
(kg)
基礎代謝量
(kcal/日)
1~2 59.7 11 660
3~5 52.2 16.1 840
6~7 41.9 21.9 920
8~9 38.3 27.4 1,050
10~11 34.8 36.3 1,260
12~14 29.6 47.5 1,410
15~17 25.3 51.9 1,310
18~29 22.1 50 1,110
30~49 21.7 53.1 1,150
50~69 20.7 53 1,100
70 以上 20.7 49.5 1,020

上記の表からもわかるように、基礎代謝量は男性で15〜17歳、女性で12〜14歳をピークとして20歳頃からは徐々に減っていきます。ただし、加齢による基礎代謝の低下を止めることができないかというとそういう訳ではありません。基礎代謝量は筋肉量に比例するため、筋力アップをすることで基礎代謝もあげることが可能です。自分の基礎代謝量が上記表の平均値を下回っている場合には、早めに改善を目指しましょう。

基礎代謝を上げるには

基礎代謝は年齢を重ねるにつれて徐々に低下していきますが、毎日の生活を少し見直すだけで、基礎代謝量をあげることは可能だとされています。では、具体的な方法を詳しく見ていきましょう。

適度な運動を継続する

基礎代謝量は筋肉量に比例するため、筋肉を鍛えることで代謝がアップすることが期待できます。ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動なら、心肺機能を鍛えながら筋力アップをすることができます。

体温を上げる

体温が1度上がると代謝は13%程度増えると言われています。日々の生活のなかで体を冷やさないように気をつけて、体温を上げる食生活を心がけましょう。暖かい土地の食べ物など体を冷やす食材を避けたり、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる半身浴をしたりするのもおすすめです。

基礎代謝が落ちると痩せにくくなるだけでなく、免疫力が低下したり、血液やリンパの流れが悪くなったり、体のさまざまな部分に影響が出てしまうこともあります。年齢を重ねるごとに低下すると言われている基礎代謝量ですが、その仕組みをきちんと理解していれば改善することは可能だと言えます。
まずは上記の内容を参考にして基礎代謝量の測定をしたうえで、代謝アップに取り組んでいきましょう。

理想的な体脂肪率ってどのくらい?体脂肪率の平均値と測り方

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40歳を過ぎた頃から少しずつ気になり始める体型の変化。会社の健康診断で指摘されたり、鏡に映った自分の姿にハッとしたりして、ダイエットに取り組むことを考える方も多いことでしょう。

ここで気をつけなくてはいけないのが、40代のダイエットでは、「体重」だけでなく「体脂肪」も理想的な数値まで下げること。

どんなに体重が減ったとしても、体脂肪が多いままではそのダイエットは成功とは言えないのです。

今回は、体脂肪を意識することの大切さを考えながら、体脂肪の平均値や測り方について解説していきます。

体脂肪率とは

「体脂肪」というのは、皮下や内臓、骨、血液など私たちの体のあらゆる場所に蓄えられている脂肪の総称です。

ダイエットに取り組んでいる方には、「脂肪=悪者」というイメージを持たれがちですが、脂肪にはエネルギーの貯蔵や体温維持など、私たちが生きていく上で欠かせない大切な役割があります。

脂肪が少なすぎれば、皮膚や髪の健康が損なわれたり、ホルモンの分泌異常が生じたり、体調不良を引き起こしてしまう可能性があります。

多すぎる場合には肥満や高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病のリスクが高くなってしまいますので、健康のためには体脂肪を適正範囲で維持することが大切です。

「体脂肪率」とは体重に占める体脂肪の割合を指します。

ダイエット中の方の多くは、肥満の目安として体重を意識すると思いますが、肥満度の判断には体脂肪率が用いられることもあります。

つまり、体重が標準の範囲内に収っていたとしても、体脂肪率が高ければ肥満の可能性が高いと考えられるのです。

男女それぞれの体脂肪率平均値はどのくらい?

健康的なダイエットに取り組むためには、体重だけでなく体脂肪率にも気をつけなくてはいけません。最近では体脂肪率を測定できる体重計も増えているため、自宅で手軽に体脂肪率を把握することが可能です。

ただし、体重計を利用した体脂肪率の測定では、体内の水分量によって結果が大きく左右されてしまう可能性があります。より正確に体脂肪率を管理するためには、毎日同じ時間に体重計にのることを習慣づけるなど、できるだけ同じ条件で測定することが大切でしょう。

では、実際に体脂肪率を測定し、平均値と比べて自分がどの位置にいるのかを把握します。体脂肪率による肥満の目安は以下のとおりです。

男性平均値/10〜19%

  • 体脂肪率20%以上→軽度肥満
  • 体脂肪率25%以上→中度肥満
  • 体脂肪率30%以上→重度肥満

女性平均値/20〜29%

  • 体脂肪率30%以上→軽度肥満
  • 体脂肪率35%以上→中度肥満
  • 体脂肪率40%以上→重度肥満

また、肥満度を測るもうひとつの目安としては、身長と体重のバランスをチェックする「BMI(ボディ・マス・インデックス)」という値を利用した方法もあります。BMI値は、以下の計算式で算出することができます。

体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

算出した値が、18.5〜25の範囲に入っていれば正常だと言えるでしょう。

ただしBMI値は、身長と体重で算出されるものなので、体脂肪が判定結果に影響しません。そのため、BMI値の結果が正常であっても、体脂肪率が肥満に該当するのであれば、それは「隠れ肥満」になります。

下記の表を参考にして、自分がどの位置に当てはまるのかを正しく理解しておくと良いでしょう。

男性の場合

男性の場合 BMI
18.5%未満 18.5〜25% 25〜30% 30%以上
体脂肪率 20%未満 痩せ型 標準 かた太り
20〜25%
25〜30% 隠れ肥満 肥満
30%以上

女性の場合

女性の場合 BMI
18.5%未満 18.5〜25% 25〜30% 30%以上
体脂肪率 30%未満 痩せ型 標準 かた太り
30〜35%
25〜30% 隠れ肥満 肥満
40%以上

体脂肪率だけではなく、内臓脂肪と皮下脂肪を分けて考えてみよう!

脂肪は蓄積される場所によって大きく「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類に分けられます。まずはそれぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

皮下脂肪

その名のとおり、皮膚のすぐ下に蓄積される脂肪のことで、男性よりも女性につきやすく、一度つくと落ちにくいのが特徴です。腰回りやお尻、太ももといった下半身を中心に皮下脂肪が蓄積した状態を「皮下脂肪型肥満」と言います。

内臓脂肪

内臓の周りにつく脂肪のことで、皮下脂肪とは反対に女性よりも男性につきやすく、落ちやすいのが特徴です。内臓脂肪は生活習慣病に大きく影響すると言われており、お腹周りに内臓脂肪が蓄積された状態を「内臓脂肪型肥満」と言います。

最近では内臓脂肪の量をチェックできる高性能体重計もありますが、これはあくまで目安に過ぎず、正確に測るためにはCTスキャンやベルト型の専用器具を使う必要があります。気になる方は、一度医師に相談すると良いでしょう。

上記のように、同じ体脂肪でも皮下脂肪と内臓脂肪ではその特徴が大きく異なります。

体脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪の両方を合わせた数値になっていますが、たとえ体脂肪の数値が平均値に収まっていたとしても、皮下脂肪と内臓脂肪のどちらが多いのかによって、脂肪が落ちるまでの速度や健康への影響は異なることを覚えておきましょう。

体脂肪率が平均より高く、肥満となっている疑いが強い場合には、できるだけ早いうちに食生活を見直したり、運動を始めたりすることが大切です。また、『L-カルニチン』のように効率よく脂肪燃焼をサポートする成分が含まれたサプリメントの摂取も合わせて行うとより効果的です。体重だけでなく体脂肪を意識することで、健康的な体に近づけるように努力しましょう。

筋トレの効果はいつまで持続する?筋肉が落ちるまでの期間について

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代謝や免疫力のアップ、脂肪燃焼効果、ストレス耐性など、さまざまなメリットが期待できる筋トレ。体型維持やダイエットなどを目的として筋トレに取り組んでいる方も多いと思いますが、その効果が実感できるようになるには、数ヶ月程度かかるのが一般的だとされています。

日々の日課としてきちんと継続することが理想的ですが、働き世代の40代にとって、筋トレのための時間を確保し続けるのはなかなか大変なものです。そこで気になるのが、筋トレをやめてしまった場合にその効果はいつまで持続するのかということ。今回は、筋トレによってついた筋肉が落ちるまでの期間について、一緒に勉強していきましょう。

筋トレをしないとどうなるの?

トレーニングの内容や頻度によっても異なりますが、筋トレの効果が実感できるようになるのは筋トレを始めて数ヶ月後というのが一般的です。「継続は力なり」という言葉があるように、筋トレは一時的にやるものではなく、日課として継続していくのが理想的だと言えるでしょう。
とはいえ、仕事にプライベートに何かと忙しい40代は、筋トレの時間を確保するのも一苦労で、人によっては毎日トレーニングを行うことが難しいケースもあります。
そこで気になるのが、筋トレをやめた場合、せっかく鍛えた筋肉はどうなってしまうのかということ。筋トレをしていない時の状態別に見ていきましょう。

「超回復」をしているとき

筋トレによって筋肉が負荷を受けると、筋繊維が破壊されてダメージを受けますが、その筋肉は、回復する時に負荷を受ける前よりも強い筋肉となって回復します。これが筋肉の「超回復」と呼ばれるメカニズムですが、ダメージを受けた筋肉が回復するためには一定の休息時間が必要です。つまり、超回復が行われているときには筋トレをしていなくても筋肉が失われることはなく、反対に強い筋肉をつくることができます。
ただし、必要な栄養素が不足しているときには「超回復」は正しく行われません。「超回復」を期待して休息する場合には、バランスのとれた食生活を意識し、必要な栄養素をしっかりと摂取するようにしましょう。

脂質、炭水化物が不足しているとき

過度なダイエットや食生活の偏りなどで、脂質や炭水化物が不足している時に筋トレをやめると、筋肉が分解されてしまうため筋肉の減少につながるとされています。

一定期間筋肉トレを行わない場合

筋肉は、不要になれば次第に分解されていくものですので、筋トレができない時間が長くなればなるほど、筋肉の量は減少してしまいます。

筋肉が落ちるまでにかかる期間

筋肉というのは一朝一夕で身につくものではありません。筋トレを地道に長く継続して行うことでその効果を実感できるものです。しかも、そんな風に努力して筋肉をつけても、筋トレをやめてしまうと筋肉は徐々に落ちていってしまいます。一般的には、筋トレを行わない日が長くなればなるほど、筋肉が落ちやすくなるとされています。
では、筋トレをやめてしまった場合、せっかく鍛えた筋肉は具体的にどのくらいの期間で落ちてしまうのでしょうか。例えば、筋トレができない時間が数日程度であれば、筋肉の減少はほとんどないとされていますが、2週間~1ヶ月ほど休んでしまうと筋肉の減少が始まります。

ただし、これはあくまでも目安であって、さまざまな条件によってその期間は異なります。もともとの筋肉量が少なければ少ないほど、筋肉が減少する期間は短くなるとされていますし、年齢を重ねれば重ねるほど筋肉の減少スピードは早くなるのが一般的です。

筋肉を維持するためには、どのようにするべき?

前項でも述べた通り、筋トレをやめたからといって、筋肉がすぐに減少するというわけではありません。筋トレを2週間~1ヶ月程度行わないと筋肉の減少が始まるとされています。つまり、筋トレを継続しない限り筋肉を維持するということは不可能だと言えます。
では、忙しい日々のなかで筋肉を維持するためには、どうしたら良いのでしょうか。ポイントは「超回復を意識したトレーニング」を行うということ。超回復には部位によって、24~72時間程度の筋肉の休息が必要だとされていますので、超回復のための定期的な休息をしっかりと組み込みながら、筋トレを継続していくことが大切です。
また、一度に全ての部位をトレーニングすることは難しいため、上半身、下半身など部位ごとに分けてトレーニングを行い、周期を変えながら毎日筋トレを続けるなど計画的にすすめていくことをおすすめします。

筋トレで理想の体を手に入れても、継続的に行わなければ筋肉は減少してしまいますので、筋トレを行っている方にとって、「一度つけた筋肉を維持すること」は大きな課題のひとつです。「筋肉が損傷してから回復するまでにかかる時間とは?」に記載されている「超回復」についての理解を深め、筋トレの頻度やタイミングを考えながら自分にあったトレーニングを行いましょう。

気になったらすぐ実行してみよう!秋の抜け毛対策

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秋になって、ふとお風呂場で「あれ?いつもよりも髪が抜けている?」ということに気づく方も多いと思います。夏の頭皮の疲れが秋に抜け毛として出ているからです。

人間も動物ですから、犬や猫のように春と秋に抜け毛が多いと言われているので、むやみに心配することはありません。
しかし、抜け毛が長く続くとか、長い毛だけではなく短い毛も結構抜けている場合は注意が必要です。今からできるケアの方法を試してみてください。

秋に抜け毛が多い理由

髪が抜けやすい季節は、夏の終わりから秋と言われています。
その原因としては、夏に多くの紫外線を浴びてしまったことのの影響や、秋は気温の変化も激しく季節の変わり目ということもあり、体調を崩しやすいときでもあります。

それによって体力の低下や疲労感を感じることが多かったり、それがストレスになったりすることでも髪が抜けやすくなります。
このように夏の過ごし方が秋の抜け毛につながってきていることがわかります。
今年はすごく紫外線を浴びて、頭皮の皮がむけてしまった!などという人や、頭皮が日焼けしてしまっているという方は、来年の夏はこれらを覚えておいて、気をつけてみてください。
紫外線の頭皮硬化は、長い目で見ると薄毛につながっています。

ケアの必要な抜け毛の見分け方

抜け毛が多くても、ただむやみに心配することはありません。

一般的な1日の抜け毛の本数は、50本から100本程度と言われています。100本というとかなり大量に感じる方も多いかもしれませんが、髪の全体量は10万本なので、「1日に髪全体の0.001%が抜けている」と考えれば、そう不思議なことでもないのではないでしょうか。
その抜け毛の中でも、成長している長くて太い髪の毛が抜けた場合は、特に問題はありません。
しかし、以下のような抜け毛があった場合はケアが必要です。

・他の髪の長さに比べて短く、まだ成長段階にあるような細い毛が抜けた
・抜けた毛の毛根が細くなっている
・抜けた毛の毛根にフケが付いている

これらは全て、薄毛になってしまう前の初期現象の一つになります。

抜け毛を予防するための3つこと

人は誰でも加齢により髪が細くなってきます。
ですから秋の抜け毛は、どんどん心配の種になってきてしまいますよね。最近は特に男性だけでなく女性の抜け毛の悩みも多く聞かれます。
まず、誰でもやったほうがいい3つの方法です。

1・正しいシャンプーと育毛剤

朝のシャンプーと夜のシャンプーとどちらがいいか?とよく聞かれますが、人間は夜の10時から深夜の2時の間に、成長細胞が活性化されていると言われています。ですので、夜にシャンプーをして、そのあと育毛剤をつけて、ドライヤーでしっかり頭皮と髪を乾かして頭皮環境を整えた状況を作ることがいいです。

2・食生活と睡眠

髪は、主にたんぱく質で構成されています。たんぱく質の中の20種類あるアミノ酸のうち、9種類の必須アミノ酸は体内で合成することができないため、それらを食事でとることによって、髪を作ることができます。効果的にたんぱく質を合成させるため、偏りのない食生活を心がけましょう「これを食べたら髪にいい」というひとつではなく、やはりバランスが大事です。
ダイエットによる薄毛、脱毛もあるくらい、髪は体のバランスの表れです。そしてあわせて、睡眠も体のバランスを取るためには大切なひとつです。
睡眠をしっかりとることで、体にも髪にもいいというわけです。

3・頭皮マッサージと適度な運動

毛根は毛細血管とつながっており、そこから栄養分をもらって髪を育てます。
血行が悪いと血流が悪くなり、健康な頭皮や髪を維持するために必要な栄養素が行き渡らなくなり、頭皮、毛根に悪影響をあたえ、抜け毛の原因となります。
頭皮マッサージをすることは、直接的に頭の血行を良くすることなので、いいことには変わりありませんが、それだけでは一時的なものになってしまいます。さらに日々の適度な運動も加えることは、体全身の血行を良くすることになり、頭皮マッサージによる血行も、よりよくなるわけです。
頑張って全部するのもいいですが、ひとつでもできそうなことがあったら、取り入れてみてはいかがでしょうか。

注意したい抜け毛

上記のような抜け毛予防になる良いことを続けているのに、急にたくさんごそっと抜ける、フケが多い、多く抜けている期間が長いと感じた時は、医療機関を受診することをお勧めします。
自己判断で様子を見ることや、市販薬を使うことは避けましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。