Archive for 7月, 2023

男性でも浴衣にチャレンジしてみませんか?

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4年ぶりに隅田川の花火大会も再開し、いよいよ夏が以前のように戻ってきた感じがしますね。
今年は、男性も浴衣にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

男性の浴衣の着付けは、想像するよりも意外と簡単です。
帯の選び方で、楽な上にカジュアルにも着ることができます。

そして、意外と女性は男性の着物姿が好きな人も多いです。
着方や、着こなし方を注意してもらえば、かなりイメージアップになります。

浴衣の選び方

浴衣の生地には「綿」「麻」があります。
綿の方が柔らかく、洗いやすいのですがちょっとカジュアルになり過ぎてしまいがちです。

大人の男性は「麻」素材のしゃりしゃり感があり、ハリ感があるものの方がカッコよく着こなすことができます。
全麻ではなく、綿も混ざっているものがあるので、触り心地の好みで選んでみるといいと思います。

色は、濃紺などが1番無難な色ですが、これは好みがあるので好きな色を選ぶのがいいと思います。

ただし、昼間にあまり薄い色を着るとかなり透けてしまったりするので濃い目の色を選ぶことをおすすめします。
夜は、少し明るめの色の方が華やかに見えますよ。

「角帯」と「兵児帯(ヘコオビ)」

帯には「角帯」と「兵児帯(ヘコオビ)」があります。
通常は、「角帯」のイメージがあると思います。

この帯の場合は「貝の口」という結び方が一般的です。
帯がしっかりしているし、ビシッと決めたい時にはこの帯がいいと思いますが・・・。

私がおすすめするのは「兵児帯」です。

「兵児帯」の場合、結び方は蝶々結びなので非常に簡単な上、少し「こなれた大人感」が出せると思います。
結び目も真ん中ではなく、ほんの少し左右のどちらかにずらすと、より「こなれ感」が出て大人の男性のかっこよさが出ると思います。

「下駄」や「雪駄」

「下駄」や「雪駄」を履きますが、これも履きやすいものを選ぶといいです。
長時間履いているとかなり疲れるので、自分の好みでいいと思います。

着方、着こなし方

下着ですが、上はVネックのものや、タンクトップでもいいので着る方がいいです。

裸の上に直に着てしまうと、汗が直接浴衣に行くのでシミにもなりやすいですし、少しはだけた時にあまりカッコよくありあません。

また、下着を着ていることで、浴衣もズレにくく着崩れしにくくなる効果もあります。

続いて帯の結び方の位置ですが、これを間違えると本当にカッコ悪くなるので注意してください。

帯は、ウエストの位置ではなく、腰骨の位置で巻きます。
痩せている人の場合、腰で巻いたつもりなのに時間が経つにつれてズレてきてしまうこともあります。

そんな時は、下着の上にお腹のところだけタオルを置いて軽く紐で押さえておいてから浴衣を着るとズレにくくなります。
あまり分厚いタオルではなく、温泉地でもらえるような薄めのタオルを2回折ってお腹に置いておくのがポイントです。

着こなしですが、浴衣を着ていることを忘れて、洋服の時と動きをしてしまうと着崩れしやすくなります。
着崩れしてくると残念な感じになってきてしまうので、時々胸元がはだけていないか、前がはだけてきていないかを確認しましょう。

もし、はだけてしまっていたら、帯の下の浴衣の端の部分で前の浴衣をめくって、まず下の浴衣の部分を軽く斜め下に引っ張ってみてください。
その後、上の浴衣の部分を一気に引っ張らず、少しずつ引っ張ると簡単に治せますよ。

この夏、浴衣デビューしてみるのはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/

夏こそ入浴して熱中症予防!

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いよいよ夏本番!
怖いのが熱中症ですよね。

熱中症は真夏より、暑くなってくる今のタイミングの方が多いのはご存じですか?
その理由として、体が暑さに慣れていないことや、暑い時に出る汗が十分に出せず体内に熱がこもってしまうことが考えられます。

熱中症になると、こむらがえりのような足のつりなどの症状から重症化すると痙攣や意識障害などになってしまうこともあります。そうならないためにも、普段から入浴して体を温めて汗を出す訓練をしておくことがとても大切です。

夜の入浴

夜の入浴は特に重要です。
特にエアコンの効いた室内で仕事をされている方は特に重要です。

さらに、暑い外と涼しい室内の行き来を繰り返すような方にもおすすめします。
長い時間、エアコンが効いた室内で仕事している方は、体の芯が冷えてしまいます。

体温調節機能が低下を防ぐためにも、夜はシャワーだけではなく、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。

体を温めずにシャワーだけですませてしまうと、1番の問題は体の疲労を取り除くことができないということです。
そして疲労が抜けないまま、翌日も仕事に行き、エアコンがきいた室内で1日を過ごしてしまうと、どんどん疲労が溜まっていってしまいます。

夏に食べることが多い食材には、体を冷やす効果が高いものが多いんです。
エアコンがなかった時代の日本の夏には、これが凄く大切切なことだったと思います。

しかし、今は夏でもエアコンの室内にいることで体はそこまで暑くなっていません。
もちろん行き帰りの屋外は暑いですが、その気分のまま冷たい飲み物を飲みすぎたり、体を冷やす効果が高い食事をすることで、どんどん体の中が冷えてきてしまいます。

だから夏こそぬるめのお風呂にしっかりつかる事が大切なのです。

質の良い睡眠のことを考えると、就寝する1時間前くらいに出る計算をして、ぬるめのお湯にしっかりとつかって体を温めると良いと思います。

体の芯が温まり汗も出ますが、できれば一気に扇風機やエアコンの冷たい風にあたったりせず、じんわり汗が出るのを拭きながら、徐々に体温が下がっていくようにしましょう。

この時出る汗は、ベタベタする事なくサラサラしている肌に良い汗なので、拭くくらいがいいです。

そして、体温がゆっくりと下がってくると自然に眠くなってきます。
この副交感神経が優位になったタイミングで寝られると、質の良い睡眠に入ることができ、疲労も取れやすい状況が作れます。

朝のシャワー

朝は少し熱めのお湯でサッとシャワーを浴びることで、交感神経を高め、体の目覚めが良くなります。

朝はボディソープなどは使わず、さっと寝ている時の汗を流す程度にしておくと肌の皮脂を取りすぎず、昼間
の汗かぶれなどを防ぐ事ができます。

熱中症は、体が疲れていたり、お酒を飲みすぎて脱水を起こしていたり、下痢をしていて体の水分量が減っている時などに起こりやすいのです。

一度抜けてしまった細胞内液は、すぐに元に戻すことができません。

今回ご紹介した「夜の入浴」や「朝のシャワー」で、体のバランスも心のバランスも整えて、熱中症を予防して元気に活動していきましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/