Archive for 11月, 2015

続けることに意味がある!ランニングを継続させるコツ

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ランナーズブームもあって、最近はランニングを始めようとしている方も多いと思います。しかし、ランニングはせっかく初めても、なかなか続けることができないというケースが少なくありません。そこで今回はランニングを継続させるコツにについてご紹介したいと思います。

ランニングは続けてこそ効果がある

ランニングは、継続することが何よりも大切です。なぜなら、ダイエットや体力作りを目的にランニングを始めた場合、その効果がはっきりと表れてくるまでに時間がかかるからです。個人差はもちろんありますが、ランニングによる効果が出るのは約2~3カ月後と言われています。このように、ランニングはある程度続けなければその目的を達成できないので、1回や2回と単発で行うのではなく、継続していくことが必要なのです。

ランニングを継続させる「5つ」のコツ

ランニングを継続して行うためにはコツがあります。今回はその中から5つのコツをご紹介したいと思います。

こまめに目標を設定する

ランニングを続けていくためには、具体的な目標設定をすることをおすすめします。目標は「距離」、「時間」、「タイム」など、何でも構いません。そのときのご自身に合った目標を設定しましょう。目標があることで、走るにあたってのモチベーションが高く維持できることに繋がるでしょう。そして、目標はこまめに変更していくことが大切です。常に新しい目標があり、走るモチベーションが維持されることが、ランニングを継続させる大きな力になります。

頑張った自分にはご褒美を与える

ランニングの目標を達成した場合は、自分で自分を褒めてあげることが大切です。できれば具体的にご褒美をあらかじめ決めておくと良いでしょう。「タイムを縮めることができた」、「1カ月続けることができた」、「レースで目標の順位をクリアした」など、予め設定した目標をクリアした際には、美味しいものを食べたり、新しいモノを購入したりといったご褒美を自分に与えるのです。そうすることで次の目標に向けて、また走り続けようという意欲が湧くはずです。

音楽を聴きながら走る

ランニングをしているとき、頭の中を走ることだけに集中させてしまうと、疲れや痛み、また苦しい思いに意識が向けられ、無意識の内に走ることが嫌になってしまうケースがあります。そうならないためのひとつの方法として、音楽を聴きながら走るという方法があります。音楽を聴きながら走ると、走ること以外にも意識が分散され、走ることの苦痛から意識を遠ざけてくれます。

ランニングをする友達を作る

一人でランニングをすると、「辞めたい」誘惑に駆られることがしばしばあります。そうならないためには一緒に走る友達を作ることが効果的です。友達と切磋琢磨したり、励まし合ったりすることは、ランニングを継続する大きな力になります。同時に「友達には負けたくない」という意識が生まれ、走り続ける強いモチベーションになることは間違いないでしょう。

同じ時間に走るように習慣化する

ランニングを継続するためには、走る時間を固定化することをおすすめします。走る時間がバラバラだと、走れない日が続いた場合、走ることを辞める原因に繋がります。「毎日●時に走る」と決めて習慣化すると、「走りたい、走りたくない」といった気分に左右されずに、体が自然と走り出せることになります。この「ルーチン化」は、走り続けるための大きな助けになります。

ランニングによる目的を達成するためにも、今回ご紹介した「5つのコツ」を参考にして、ランニングを必ず継続するようにしてください。

マラソン初心者が知っておきたい水分補給のタイミング

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マラソンを走る上で、重要なポイントのひとつが「水分補給」です。適切な水分補給をしないと、ゴールまで走り切ることはできないでしょう。そこで今回は、マラソン初心者が知っておきたい水分補給についてご紹介したいと思います。

水分補給をするタイミング

マラソンをする際、水分補給はとても大切です。走ると汗によって水分が消費され、体内の水分が減少します。体内の水分が減少すると、喉が渇いて走る続けることが難しくなってしまうだけでなく、体が脱水状態に陥り、危険な状態になってしまう恐れがあるのです。水分補給をするタイミングは、体が水分を欲しがっていることを感じる前のほうがベターです。体の水分が不足し過ぎた状態で水分を補給するのでは、体が急速に水分を吸収しようとするために横腹が痛くなり、走ることができなくなる可能性があります。そのため、走っている最中はこまめに水分補給をするように心掛けましょう

上手に水分補給をするコツ

上手く水分補給をするには、ちょっとしたコツがあります。特に、走っている最中に普段と同じように水分をとろうとすると、むせて水を吐き出してしまうことがあり、きちんと水分補給ができないという結果になってしまいます。走りながら水分補給をするコツとなるポイントは2つです。1つは少量ずつ口に含むこと、もう1つは呼吸と合わせて少しずつ飲みこむことです。大量に口に含んだり、一気に飲み込もうとしたりすると、上手く水分を飲みこむことができません。走るリズムと併せて丁寧に水分補給をするように心がけましょう。走っている最中に給水所に置かれたコップの水を飲む場合は、そのまま飲まずに、コップの縁を少しとがらせてから飲むと少量ずつ水を口に含むことができるので、試してみてください。

水分補給に最適な飲み物

水分補給をする場合は、できれば飲み物の種類にもこだわりたいところです。走るときに出る汗は、水分以外にもミネラルなどが含まれています。これらの体内から排出され不足した栄養分を補給するために、ミネラルウォーターやスポーツドリンクを選ぶのがおすすめです。一方で、マラソンの最中はもちろん、走る前も含めて、利尿作用が高いお茶やコーヒーなどは避けた方が良いでしょう。走っている最中はトイレが見つけにくいこともありますし、尿意を感じることで走りに集中できなくなることも考えられます。また、フルマラソンを走るとなると、体内エネルギーが一気に消耗します。エネルギーを補給するためには、飲み物だけでなく、エネルギーゼリーを積極的に利用することもおすすめします。

マラソンのような長距離を走る際には、水分補給のタイミングを間違えると体には大きな負担をかけることになります。その負担によって、マラソンを途中でリタイアしたり、ケガや病気などになってしまったりするリスクもあるのです。ゴールにたどり着いた達成感や充実感を味わうためにも、今回ご紹介した内容を参考にしていただき、適切な水分補給をするようにしてください。

消えない疲労感……マラソン後の疲労との上手な付き合い方

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走り切った後の充実感を感じる瞬間は、マラソンならではの醍醐味といって良いでしょう。ただ、マラソンを長く楽しむためには、走った後の疲労を早くとることも大切です。そこで今回はマラソン後の疲労回復のための方法についてご紹介します。

アイシングをする

長距離を走った後の体、特に脚には相当なダメージを受けています。筋肉だけでなく腱や靭帯といった体にあるさまざまな組織が傷つき、炎症を起こしています。この炎症によって引き起こす体の変調を抑え、炎症からの早期回復を促す処置がアイシングです。アイシングを行うことによって、炎症による痛みを抑えることと同時に、炎症によって引き起こす老廃物の生成も抑えてくれます。その結果、疲労からの回復を促してくれるのです。アイシングの方法は、氷や水で患部を冷やす方法が一般的ですが、この際に大切なのが、できる限り広範囲で冷やすこと。そして、皮膚の表面だけでなく内部まで冷却するためにも急激に冷やし過ぎないことです。タオルなどで冷やす温度を調整したり、冷水シャワーを利用したりするのが良いでしょう。アイシングをするかどうかで、翌日以降の筋肉の痛みや違和感の具合が大きく異なります。走った後は、必ずアイシングをするように心掛けましょう。

ストレッチをする

長距離を走るということは、筋肉に激しい伸縮を強いています。その結果筋肉は萎縮し、疲労やケガの元となってしまいます。そうならないためにも、萎縮した筋肉をほぐすこと、つまり走った後のストレッチはとても大切です。ストレッチを行うタイミングは諸説ありますが、一般的にはアイシングの後やお風呂上りなどに行うことが良いと言われています。また、ストレッチは、体の各パーツをまんべんなく行うことが重要です。ふくらぎ、ひざ、もも、股関節、お尻、腰、肩、腕、足の裏側など、各々の箇所を、丁寧に時間をかけて十分にほぐしてあげましょう。

水分と栄養を補給する

長距離走を走った後は、相当量の水分とエネルギーを消費しています。よって、体を回復させるためにも、十分な水分と栄養補給が必要となります。具体的には、ビタミン、ミネラル、タンパク質、糖質などを、バランス良く摂取することが大切です。ただし、暴飲暴食は禁物です。長距離を走った後は、筋肉だけでなく、胃や内臓も相当ダメージを受けて弱っています。食べたもの飲んだものを消化する機能著しく低下しているので、急に暴飲暴食をして栄養を補給しようとすると、ダメージがより大きくなり逆効果なので注意が必要です。サプリメントなどを利用して効果的に栄養素を摂取するのが良いでしょう。

疲れを残したままでいると、体へのダメージが蓄積されていきます。ダメージが蓄積された体は、ケガや病気などにも繋がる恐れがあります。マラソンを続ける体を維持するためにも、今回ご紹介した方法を参考にしていただき、マラソン後の疲労回復を実践するようにしてください。

マラソン中の疲れを軽減する方法

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マラソンのような長距離走は、走り切った方だけが味わえる楽しみや感動があると言われています。しかし、それを経験するためにはまずはゴールにたどり着くことが必要です。疲れてリタイアしてしまっては楽しみや感動を得ることはできません。そこで今回はマラソン中の疲れを軽減する3つの方法についてご紹介したいと思います。

1.疲れにくい呼吸法

長距離を走る上で一番大切なのは「呼吸法」です。なぜ呼吸法が大切かというと、呼吸が走るリズムを生み出すからです。適切なリズムをとることでスムーズに手や脚が前へと推進していくので、疲れを感じにくくなります。具体的な呼吸方法は「2回吸って、2回吐く」というのが良いと言われています。ただし「1回吸って2回吐く」といった違う方法でも、走りのリズムがしっくりするようならば、その方法で構いません。自分自身が楽に呼吸ができて、スムーズに走ることができる。そういったリズムを生み出す呼吸方法を、ぜひ見つけてみてください。

2.無理のないペース配分

長距離を走る場合は、走るペースの配分も重要です。普段から長距離のトレーニングをしていない場合、同じペースで最後まで走りきることは難しいでしょう。また当然のことではありますが、最初から最後まで根性だけでスピードを出し続けるといったことは、不可能と思って良いでしょう。基本となるのは、前半を本来の自分のペースより遅いペースで入り、中間もできるだけ同じページを維持。後半に余力があれば、スピードアップするという組み立てです。とはいえ、実際にはレース後半は体力が落ちているため、ペースアップはもちろんのこと、前半の遅いペースすらも維持することが難しいはずです。しかし、こういった前半抑えたペースの組み立てをすることで、後半のペースが落ちても、疲れの度合を軽減することが可能になります。走るコースや距離、当日のコンディションによって具体的なペース配分は異なります。その都度最適なペースを考えて、その組み立てに沿って走るように心掛けましょう。

3.正しい走りのフォーム

走るフォームも、疲れを軽減させるためにはとても重要な要素です。走るフォームについては、体格や走り方によって最適なフォームは人それぞれ異なるものですが、基本となるフォームは存在します。まずはその基本フォームを試してみることをおすすめします。具体的には、重心を前に置き、歩幅を小さく、脚が地面に着地する時間を短くする、というフォームです。
重心を前に置くと、カラダを支えるために足がスムーズに前に出るようになります。歩幅を小さくして、脚が地面に着地する時間を短くすると、地面に脚が着地する際の衝撃を軽減することができます。脚が前へ前へと進むこと、そして脚のダメージが小さいことは、いずれも疲れを軽減させる効果があります。また、走るフォームを整えることは、疲れを軽減させるだけでなく、今よりも速く走れるという結果を生むこともあります。まさに一石二鳥だと言えるでしょう。

今回は、マラソンでの疲れを軽減させるための3つの方法をご紹介いたしました。これから長距離のマラソンをする際には、ぜひ参考にしてみてください。

子供の健康を考えたおやつ選びのコツとは?

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「おやつ=お菓子」というのが当たり前の時代ですが、本来おやつというのは、「3時に食べる食事」というぐらい、幼児期の子供にとっては大切なものです。子供の健康を考えたとき、甘いチョコレートやしょっぱいスナック菓子ではなく、どんなおやつを選ぶのが理想的なのでしょうか。今回は、おやつの目的と理想的なメニューについて詳しく紹介していきます。

おやつの目的とは?

2歳頃になると、子供たちはほとんど大人と同じ食べものを食べられるようになります。とはいえ、子供の胃袋は大人と比べてまだまだ小さいため、一度にたくさんの量を食べることができません。そこで大切になってくるのがおやつです。1日3回の食事で取りきれなかった成長や運動量に見合った食事を、午後のおやつによって補っていきます。ですから、この時期は「おやつ=お菓子」という考えを捨てて、「おやつ=昼食と夕食の間の食事」と考えるのが理想的なのかもしれません。こうした栄養面での必要性以外にも、おやつには心を休ませるという目的もあります。子供というのは活発に動き回るものですから、おやつの時間にゆったりとした時間を過ごすことで、疲れをとり、気分をリラックスさせるのです。

子供のおやつを出すときに考えるべきこと

子供にとっておやつというのは、成長に必要な栄養を補うためのものですから、何を食べさせるのが良いのかしっかり理解しておくことが大切です。ポイントは、
・ 栄養とカロリーのバランスが取れていること
・ 夕食に響かない程度の適度な満腹感を得られること
・ 準備の時間がかからない手軽なものであること
の3つです。子供の食欲は正直ですから、本来はお腹が減っていなければ食べたがらないのが普通です。ところが、しょっぱい味付けのスナック菓子や甘ったるいお菓子などは、食欲に対する感受性を鈍くしてしまうため、お腹がさほどすいていなくても食べ過ぎてしまうことがあります。おやつも大切な食育の一環と考え、できるだけ子供の成長に役立つものを、時間を決めて与えることが大切です。

子供の健康を考えた、おすすめのおやつとは?

「おやつ=食事」と考えるのなら、子供のおやつに最もおすすめなのはおにぎりと水です。おにぎりなら、ご飯を日頃から冷凍しておけば簡単に作ることができますし、自然な満足感を得ることもできます。添加物や糖分、塩分の心配もいらない魅力的なおやつだと言えるでしょう。また、さつまいもやトウモロコシ、果物のように天然の甘み成分を含んだものや、干し芋、干し柿、干しぶどうのように天日干しすることで栄養価のアップしたものも、不足しがちな栄養分を補うことができるため、子供のおやつにはおすすめです。

おやつには本来しっかりとした目的があるため、栄養のバランスを考えて食べさせたいものです。とはいえ、友だちの家ではスナック菓子を食べることもあるでしょうし、子供が食べたがることもあるはずです。そんなときには、頑なに禁止するのではなく、「たまのお楽しみ」というふうに考える柔軟さもお忘れなく。