Archive for 6月, 2019

冷房をつけ始めた時期に気になる、足のだるさの解消方法

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暑い日が多くなってくると、部屋を涼しく冷房をつけることが多くなります。
熱中症にならない為にも、適度な温度設定は大切です。しかし、家でも会社でも冷房の中にいると、なんだか気になってくるのが足のだるさとむくみ。このむくみを放っておくと、痛みとして感じたりすることもあります。

足のむくみの原因は

足がむくみやすい理由としては、血流にあります。
心臓から足は一番遠くて、血流の流れが悪くなりやすいことが主な原因となります。
むくみは立ち仕事の人に多いようなイメージですが、座ることの多い人も同じ姿勢を長く続けていることで、血流が悪くなり、むくみやすい状態になっています。この血流以外の原因として
・冷たい物をよく飲む
・体が冷えている
・運動不足
などがあげられます。

特に湿気の多い季節になると暑さから汗が出ても、外の湿度が高いためにうまく汗が蒸発できず体の水分を外に出すことができづらくなります。
それなのに、暑いからとどんどん冷たい飲み物を体に入れていくことで、体は冷える上に水分が溜まってしまい、体のむくみの原因になってしまいます。この季節のむくみの場合は、この水分の代謝の悪さが問題になります
湿度の高いこの季節でのむくみの解消方法としては、うまく汗をかいて水分を排出させることが大切です。
そのためには、お風呂に入って、汗の出しやすい状態を作ることが大切です。
暑くなってくるとついついシャワーだけになりやすいですが、できればお風呂に浸かるようにして体を温め、汗を出しやすい状態を作りましょう。
お風呂から出た後に、すぐに冷房で冷やした部屋に入って汗を引かせようとせず、自然に汗が引くのを待つようにしたほうが汗腺トレーニングにもなり、うまく汗を出しやすくなります。
そしてお風呂に入る前、入った後に水分をしっかり取るようにしましょう。

ストレッチや簡単な運動をする

むくみの原因としてあげられる血流の悪さは、筋力が落ちることでも起こりやすくなります。
しかし、この季節に暑い外で運動をするのは辛いものです。
室内でも簡単に取り入れることができる運動としては、意識的に階段を登るようにすることでも全く階段を使わない人にとっては、充分運動になります。
さらに簡単なストレッチとしては、

■ふくらはぎのストレッチの方法
・壁に手をついて、ふくらはぎを使うようにかかとを上げ下げする。
・階段などの段差を使い、つま先だけを乗せて、かかとを下にゆっくり下げる。(転ばないように壁や手すりなどを使いましょう)

■足の裏側の筋肉のストレッチ
・アキレス腱伸ばしで、左右の足を前後に出して、ゆっくり体重を前に出した足に乗せていく。
このような簡単なストレッチを日頃取り入れることで、足の血流の流れを促してくれます。

■ツボの刺激
・足の裏の土踏まずの少し上に湧泉というツボがあります。ここをゆっくり押します。
・足首から指4本分くらい上のスネの内側に、三陰交というツボがあります。イタ気持ちいい程度にゆっくり押します。

このように日々の中で気をつけることで、足のだるさやむくみを解消することができます。br>
生活習慣の中に取り入れることで、簡単にむくみケアをすることができます。
ただし、むくみの裏側に病気が潜んでいることがあります。ひどいむくみや、なかなか治らないむくみなどは放って置かず、医療機関に受診することも大切です。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。

梅雨の季節は気になることが多い、頭皮のかゆさ、頭皮の臭いの原因

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梅雨でジメジメと湿気が多くうっとうしい季節になってきました。
運動すると体だけでなく、頭の中も汗をかくことも多く、そして同時に気になるのが頭皮の臭いではないですか?
頭が臭いような感じがすると、気になって何度もシャンプーすることがあります。
シャンプーしてしっかり洗っているのに、臭いが気になる、かゆいなどの頭皮トラブルは、いつものやっていることの見直しで防げることもあります。

湿気が頭皮に悪い理由

頭皮は長時間湿気を含むことでトラブルを起こしやすいのです。
長時間湿った状態にあると、頭皮にある細菌や雑菌が繁殖してしまいます。
もともと頭皮には多少の雑菌などがあり、湿気を含むことにより、体の安定的な温度とその湿気の湿度により繁殖しやすい環境ができてしまいます。この細菌や雑菌が繁殖することで、臭いの原因になったり、かゆみの原因になったりします。

日中に汗をかいた時は

暑い日に汗をかくことはとても大事なことですが、その汗を放っておくことがよくありません。
頭皮も汗をかくのに、その汗が流れ出た顔まわりや首などを拭くことがあっても、頭の中を拭いたりすることが少ないと思います。
外にいる時にドライヤーは無いので完全に乾かすことは難しいですが、できるだけ湿った部分を乾かすようにすることが大切です。
汗の中には皮脂なども含まれており、それがベタベタしてしまう原因にもなるので、頭皮もしっかりタオルやハンカチなどで、押さえるようにして水分を取リましょう。
この時に爪を立てたりしてゴシゴシ拭くのは禁物です。頭皮を傷つけてしまって、それが原因でかゆみにつながったりするので気をつけましょう。

シャンプーの時は

汗をかく季節は、シャンプーの回数も増えることが多いですよね。その時に使うシャンプー剤を選ぶことも大切です。
あまり洗浄力の強いシャンプー剤を使うと、皮脂を取り過ぎてしまい、かえって皮脂が過剰に出てベタベタする原因になったり、洗い過ぎの乾燥でかゆみが出たりすることがあります。
できるだけ洗浄力の弱いアミノ酸系のシャンプーなどを使うこともオススメですし、最初に流す予洗いの時にしっかりお湯で頭皮を洗い流すことで、使うシャンプー剤の量を減らすことができるので、洗い過ぎを防ぐことができます。

ドライヤーで乾かす時は

シャンプーが終わったら、タオルドライ後はすぐ乾かすことが大切です。
暑い時はドライヤーを使うと、かえって暑くなるのでしばらくの間、濡れたままでいるなんてことありませんか?
これも雑菌の繁殖の原因で、臭いやかゆみの元になってしまいます。タオルドライ後はすぐ頭皮を乾かすようにしましょう。
さらに、温風で乾かした後は、冷風で頭皮と髪を冷やしましょう。頭皮を少し冷やしてくれることで熱がこもった感じにならず、髪はキューティクルが整い、スタイリングが持ちやすくなるのです。

エアコンなどで乾燥する時は

汗による湿気によるものと全く逆で、エアコンの効いた環境に長時間いて頭皮や肌が乾燥する場合も、この季節のトラブルの一つですよね。頭皮は乾燥すると、かゆみの原因になることが多いです。
毎長時間エアコンの効く室内にいることが多い人は、育毛剤などをつけて頭皮の乾燥に気をつけることが大切です。
このように、湿気の時の頭皮トラブルは、日々の少しの工夫で改善することができます。
気になるポイントがあったら、取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 美容師 / Best Performance サポーター
渋谷にある美容室TRUEとTRUEsouthの2店舗マネージャー。 テレビ、ライブ、広告、雑誌等でヘアメイクとしても活動。 オーガニックシャンプーやまつ毛美容液の開発プロデュースをして、髪の事、皮膚の事、メイクの事、研究しています。 メンダル心理カウンセラーの資格もあり、心についても勉強中です。