Archive for 4月, 2022

春の腸内環境はこうして整える

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年度の切り替わりと共に、忙しさが増している方も多い季節です。
そんな忙しさが続くと、食事のバランスなどを考える暇もなく、簡単にコンビニで済ませてしまう、なんてことも多いと思います。

それらが全て悪いわけではありません。
忙しい時にちゃんと料理した物を食べなきゃいけないと思う方がストレスです。

コンビニ商品の取り入れ方を考える

ただ、そのコンビニ商品も、取り入れ方を考えてみる必要があるかも知れません。

春は、ただでさえストレスが多く、疲労が溜まりがちです。
その時に体の不調が出る場所に「腸」があります。

よく緊張するとお腹が痛くなる、お腹を壊しちゃうなんてことありますよね。
特に忙しい季節は、ストレスに負けないように腸を整えておくことが大切です。

それが「腸内環境を整える」ということになります。

腸内にはおよそ1,000種の腸内細菌があると言われています。
腸内細菌は大きく「善玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」「悪玉菌」に分かれています。

その中でも大切なのは「善玉菌」です。
善玉菌は、腸のぜんどう運動と言われる、腸の筋肉を使って腸内に取り入れられた食物を移動させることを助けて、便通を良くしてくれます。

逆に「悪玉菌」は、タンパク質を分解して有害物質を発生させて、大切な腸内の環境を悪くしてしまいます。
この腸内環境が崩れて(善玉菌と悪玉菌のバランス)しまう原因に、ストレスがあると言われています。

では、どうすればいいか?

まずは善玉菌のために必要な食材として

  • 善玉菌を含む食材(味噌や醤油、お酢、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズなどの発酵食品)
  • 善玉菌のエサとなるもの(大豆やゴボウ、アスパラガス、タマネギ、トウモロコシ、にんにく、バナナなどオリゴ糖を含む食材)

があります。

これらをコンビニで売っているもので探すと、納豆、ヨーグルト、野菜の煮物などがあります。
お弁当に合わせて、それらを1品取り入れてみてはいかがでしょうか。

腸内環境を整えて、質の良い睡眠を

質の良い睡眠に大事なことは、なるべく朝の同じ時間に起きることです。
そして、朝日をしっかり浴びて、カラダを目覚めさせることです。

朝食を取ることで、朝から腸を動かして体内時計を整えます。
朝から善玉菌を増やす食品をとるようにして、腸内環境を整えましょう。

朝日をしっかりと浴びている体では、セロトニンというホルモンの分泌も促されるので質の良い睡眠につながっていきます。
その質の良い睡眠が善玉菌を増やす腸内環境を作る、という流れになるということです。

体はつながっているので、ストレスは腸を痛めてしまいます。
しかし、逆に腸内を良くしていくことで、ストレスに負けない体づくりができるということです。

特に忙しい春には、これらのことに気を配って、大切な体を守っていってくださいね。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。

春の寒暖差疲労にはこれで負けない

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一雨ごとに暖かくなり、春を感じる日が多くなって来ています。
昼間は汗ばむくらいの気温で半袖で過ごせる!と思ったら、夜になると急に寒くて・・なんていう日が多いのがこの季節です。

気温差が大きくなればなるほど、人間の体温調節機能もうまく働かなくなってしまいます。
10℃もの寒暖差があれば、ほとんどの人が機能させることが難しくなります。

うまく機能しないということは、体になんらかの異変が起こるということです。
それらは総称して寒暖差疲労と呼ばれています。

寒暖差が大きいことで、自律神経のバランスを崩してしまい、いろいろな体調の変化が現れます。
それらの症状には例えば、

  • 眠りが浅い
  • 疲れが取れない
  • 食欲がわかない

など、一見病気ではない、と思われがちな体の症状があります。
しかし、これらの症状を放っておくと、気持ちの落ち込みなどにつながってしまうこともあります。

そのようになってしまう前に、これらを少しでも緩和させて、本当の病気にならないように対策することが大切です。
その為には、

  • 適度な運動
  • 楽しい食事
  • リラックスしたお風呂タイム

が、必要になります。

運動は、走ったり、ジムに行ったりすることが理想ですが、「そんな時間も取れない」、「まだ感染が怖くて行けない」という方は、お家でストレッチすることがオススメです。

まず、仰向けに寝て、両膝を曲げてください。
そして次に四つ折りにしてクルクル丸めたバスタオルを背中の肩甲骨下あたりに置いて下さい。

両腕を伸ばしたまま、頭の上までゆっくり上げていき、胸を広げるように伸ばしてみましょう。
ゆっくり呼吸をしながら、腕を上げたり、戻したりを10回ほど繰り返しながら、胸をしっかり伸ばします。

このストレッチで、胸郭が広がり、肺が呼吸しやすい状態に持っていくと、質の良い睡眠に向かうことができます。

食事は、薬膳の考え方からも、春が旬な食材を取り入れることがいいとされています。
野菜ならキャベツ、アスパラガス、セロリ、スナップエンドウ、クレソン、たけのこ、そら豆、新玉ねぎなどを取り入れましょう。

これらの野菜に、疲労回復に良い豚肉などを合わせた料理などを食べるといいですね。
基本的には食事のバランスが大切ですが、そこに旬な食材を取り入れることを考えてみてください。

新玉ねぎを使った豚の生姜焼きに春キャベツを添えるなんてメニューが特におすすめです。

お風呂に入って血流を促し、体を温めることは疲労回復にも入眠にも非常に大切です。
昼間は暑くても、朝晩は冷えるという時期は、まだまだ体の芯が冷えていることが多いです。

お風呂に入って、体の芯を温めるとともに、気持ちもリラックスさせましょう。

入浴後1時間くらいで、温まった体が徐々に冷めてきたタイミングが入眠に適しているとされています。
そんなタイミングを利用して眠ることができれば、翌日スッキリと目覚めるようになりますよ。

新年度が始まり、忙しい日々だと思います。
そして気象の変化が大きくて、体への負担がとても大きい時期です。

ぜひ、自分の体を労って、春の良い季節を楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。