Archive for 4月, 2018

目も紫外線から守ろう

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ゴールデンウィークなど、外でのレジャーや、運動などにいい季節になってきましたね。
しかしこの季節に気をつけなければいけない紫外線は、肌だけでは無いのです。

無防備に野外にいると・・・

最近よく目からも日焼けをすると言われていますが、そのメカニズムというのは、無防備に野外にいると、目に強い紫外線が当たります。すると、目から脳に有害な紫外線が侵入してきたということを感じます。すると脳はそれ反応して「メラニンを作って体を守れ!」という指令を出します。

メラニン色素は皮膚の細胞に入り、紫外線を吸収してサンバーン(皮膚の火傷)を防ぎ、肌をダメージから守ろうとするのです。このように目が紫外線を受けると、この体の防御反応が起こるのです。

その結果肌に直接紫外線を浴びていなくても、メラニンを作ろうとしてしまうので、シミやそばかすが生じる原因になってしまうのです。

いくらお肌のUVケアをしていても、眼が無防備だと、せっかくのケアが半減してしまうのです。

女性だけではなく男性も、このシミが顔にあるだけで、なんとなく年齢が上に見られたりするような見た目の問題と、そのシミをほっておき、紫外線を浴び続けることで、そのシミが少しずつ盛り上がり老人性色素斑になってしまうことになります。こうなると簡単に薄くしたりすることはできません。

さらに怖いのは目の病気

紫外線を浴びすぎるとおこる目の病気もあります。

  • 角膜炎
  • 翼状片
  • 白内障
  • 加齢黄斑変性症

サングラスの選び方にも注意が必要!

こういった目の病気の予防のためにも、目を紫外線から守るようにしていきたいですね。
この目を守るためにサングラスがすぐ思いつくと思いますが、サングラスの選び方にも注意が必要です。

サングラスと聞くと色の濃いものをイメージしがちです。

しかし濃い色のサングラスにすると、暗い部屋に入った時と同様で、光をより多く取り入れようとして目の瞳孔を広げて見ようとしてしまいます。そうする事でかえって目は紫外線をより多く取り込んでしてしまいます。

薄い色でUVカット機能があるものが一番いいと言われています。

そして何年も使っているサングラスなどは、使う前に一度注意が必要です。紫外線カット機能は永久では無いので、注意しましょう。
3年から5年と言われているものも多いので、もしも気になるようならメガネ屋さんなどで調べてもらうのもいいかもしれません。

目を守るものとしてサングラスだけでなく、メガネやコンタクトでも、最近はUVカット機能のあるものが多く出ています。今持っているメガネやコンタクトが、UVカット機能が付いているかを確認するといいですね。

そしてこれらをうまく使い、外に出る時は目に対する紫外線を意識して、TPOに合わせた目を保護するものを選んでいくことが大切ですね。

40代から運動を始める方必見!スロートレーニングのススメ

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軽めの負荷をかけながら、ゆっくりと筋肉を動かしていく「スロートレーニング」という運動法を知っていますか?

ジョギングやエアロビのように激しいエクササイズや、重たいダンベルなどを使った筋トレとは異なり、体への負担も少ないため、運動が苦手な方や、普段運動をしていない方にもぴったりです。そこで今回は、40代から運動を始めようという方におすすめのスロートレーニングについて、その効果や方法を詳しく解説していきます。

過度な運動がもたらす体への影響

「ダイエットをしたい」、「健康のために体を鍛えたい」といった理由で運動をはじめようかなと考えている方はいませんか? ここで気をつけなくてはいけないのが、過度な運動が体に与える影響のこと。普段から運動の習慣がない方の場合、いきなり激しい運動を取り入れてしまうとトラブルが生じることもあるのです。

筋肉痛

過度な運動によって筋肉に負担がかかると、運動をした翌日から翌々日に筋肉に痛みを生じることがあります。この筋肉痛そのものはそれほど深刻な症状ではありませんが、痛みが消えるまで運動を控える方が多く、運動の習慣化が難しくなってしまう場合があります。また、筋肉痛の症状が長引くと体の動きが鈍くなるため、転倒しやすくなってしまう危険性も。

関節の痛み

加齢によって関節の柔軟性が低下していたり、慢性的な運動不足によって筋力が落ちていたりしていると、運動をした時に関節へ負荷がかかりすぎてしまい、痛みが生じることがあります。

虚血性心疾患

過度な運動で最も注意が必要なのが、心臓に負担がかかることです。特に高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病などの持病がある方は、心臓に血液を送る血管が脆くなっている可能性があり、急激な運動によって心肺に負担がかかることで、血液がうまく心臓に送られず、心臓が酸欠状態となる「虚血性心疾患」になる恐れがあります。

上記で紹介した3つのリスクにはそれぞれ対処法がありますが、ここでは関節の痛みを軽減しつつ、徐々に運動をはじめる体づくりに最適な「スロートレーニング」をご紹介していきます。

自宅でできる!スロートレーニングがもたらす効果

「スロートレーニング」というのは、読んで字のごとくゆっくりとした動きで行うトレーニングのことです。

例えばダンベルを使った筋トレをする場合も、「3秒~5秒程度かけて上げる→3秒〜5秒止まる→3秒~5秒かけて下げる」というように、ゆっくりとした動作をしているあいだ筋肉に負荷をかけ続けます。こうすることで筋肉内に多量の乳酸が蓄積し、体が激しい運動をしたと判断して成長ホルモンを活発に分泌するため、筋力が増強されたり、体脂肪分解が促進されたりするというわけです。

スロートレーニングはダンベルなどの器具を使わなくても行うことができ、自分の体重を利用したトレーニングでも効果が期待できるため、自宅などで手軽に始められるメリットがあります。また、通常のトレーニングよりも少ない回数でいいので、腱や関節などへの負担も少なく、運動に慣れていない中高年の方でも安心して挑戦することができます。

実践!スロートレーニングをやってみよう!

では、実際にスロートレーニングを行う場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。スロートレーニングを取り入れた筋トレには、スクワットや腕立て伏せなどいろいろなものがありますが、どの方法であっても以下の2つのポイントを意識することが大切です。

適度な負荷を維持できるセットを組む

スロートレーニングで効果を上げるためには、負荷や時間、回数をきちんと管理して最適なセットで行うことが不可欠です。特に筋力アップを目的とする場合には、腕立て伏せやスクワット、ダンベルカールなどのように筋肉に適度な負荷がかかった状態を維持できるトレーニングを選ぶようにしましょう。ただし、負荷がかかりすぎてしまうセットを組むと、前述したような過度な運動よる体への影響が出てしまう可能性がありますので、注意が必要です。

ノンロックを意識する

スロートレーニングを行う際に忘れてはいけないのが、「ノンロック」を実践するということ。例えば腕立て伏せを行う場合、体を持ち上げたときに肘を伸ばしきると(ロックすると)と負荷が逃げてしまいます。肘を伸ばし切るロックの手前で(ノンロックの状態で)キープする、もしくは再び体を下げるようにし、筋肉に負荷をかけ続けることを意識しましょう。

スロートレーニングの効果を高めるためには、正しいフォームで行うことが大切です。しかし、文字だけでは具体的な方法が伝わりづらいため、自己流のトレーニングになってしまっている方も多いようです。また、自分では正しくできていると思っていてもフォームが崩れてしまっていたり、ノンロックがキープできていなかったりと、スロートレーニング本来の効果を得られていないこともあります。もし40代から運動を始めようと思っている場合には、まずは一度トレーナーに指導してもらうことをおすすめします。

今からが大事!紫外線対策していますか?

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過ごしやすい気温になってきて、アウトドアなどをする機会が増えてきますよね。
そんな時に日焼け対策をしないまま無防備に長時間外にいると、肌が赤くなってしまうことがありますが、この赤いというのは軽度の火傷と同じです。そうならない為にも、日焼け対策が必要になります。
特に男性の場合は日焼け対策をせず帽子を被らなかったりすると、髪が短いので頭の上、耳などがひどく日焼けしてしまったりすることがあります。この頭頂部の日焼けは秋の抜け毛につながってしまうことが多いので、とても注意が必要なのです。

このようにならない為に紫外線を防ぐ日焼け止めクリームを塗ることが大事ですが、その日焼け止めの「塗り方」に注意が必要です。塗り方によっては、その日焼け止めの効果をうまく使えないとか、塗っていたのに日焼けしてしまったなんてことになってしまいます。

塗り方の注意点

  • 塗布量

使用する日焼け止めにもよりますが、つける範囲に対して塗布量が少ないと、その引け止めの効果が得られません。
さらに塗り方によって、塗りながら日焼け止めを取っていってしまう塗り方をしている場合があります。片手にとって、両手に伸ばしてから、つけたい場所にしっかり塗りこむつけ方はNGです。
正しいつけ方は、*つけたい場所に日焼け止めを適量置き、肌を滑らせるように、皮膚の上に膜を張るようなイメージでつけていきます(決してゴシゴシつけない)

  • 日焼け止めをつける頻度

UV50など、強めの日焼け止めを出かける前につけて、そのあと付け直さないのが、一番ムラ焼けをしてしまうパターンです。
外に出ていれば汗も皮脂も出ています。2〜3時間の割合で、肌が露出している場所はティッシュなどで皮脂などを抑えて、もう一度上から塗りなおすことが大切です。

  • スプレータイプの日焼け止め

このスプレータイプの日焼け止めはクリームだと塗りにくい所なとや、一度クリームをつけている所で時間が経って塗り直しをするときなどに、とてもつけやすく簡単に持ち運びができます。
特に頭の中(頭頂部)の日焼け対策には、クリームタイプなどを塗るとベタベタしてしまうので、このスプレータイプは重宝します。

日焼け止めの選び方

SPF、PAなどの表記がありますが、なんでも強い方がいいわけではありません。強ければ強いほど肌への負担も大きく、洗い流すときもしっかり流さないといけなくなります。
アウトドアで何をするかによりますが、水の中に入ったり真夏でなければ、ある程度低めのものを数回塗りたすのが一番いい方法です。
SPFの単位は20〜25分と言われており、SPF20の物であれば、20×20分=400分→6時間40分くらいの時間ということになります。

適度の日を浴びることは大切ですが、日焼けによるトラブルは後で後悔することになるので、参考になさってみてください。

中年太りが止まらない……食事制限だけでは難しい40代の体重管理

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20代、30代の頃は特に意識しなくても体型を維持できていたのに、気がつけばお腹周りについた脂肪がなかなか落ちにくくなっていたり、太りやすくなったりして悩んでいる40代の男性は多いものです。こうした止まらない中年太りにはどのように対処していけば良いのでしょうか。今回は、中年太りの特徴と40代の体重管理について、そのポイントを詳しくご説明していきます。

食事制限だけで中年太りを止めるのが難しい理由

若い頃は食事の量を調節するだけで簡単に体重が落とせたのに、40代になった今はなかなか体重が落ちないどころか、中年太りが止まらない……。なぜ、食事制限だけではこのような中年太りを止めることが難しいのでしょうか。

その原因を考える時にポイントとなるのが、「1日の総エネルギー消費量」です。
総エネルギー消費量は、大きく分けて3つの要素で構成されています。まずは、呼吸する、心臓や内臓を動かすといった生命維持ために必要な活動に消費される必要最小限のエネルギー量である「基礎代謝量(60%)」。次に、食事後の代謝の増加を指す「食事誘発性熱産生(10%)」。これは、食事によって体内に吸収された栄養素が分解された後、一部が体熱となるため、安静にしていても消費されるエネルギーです。そして、運動や日常生活での活動など、安静にしている時以外の全ての活動である「身体活動量(30%)」です(ただし、この身体活動量はその日の運動量によって変動します)。
「1日に摂取するエネルギー量」が「1日の総エネルギー消費量」を上回ることで、エネルギーが体内に蓄積され、肥満に繋がるのです。

食事制限をして「1日に摂取するエネルギー量」を減らすことで、一時的な減量効果を得られることもありますが、元の食事に戻すとすぐにリバウンドしてしまう傾向にあります。
つまり、根本的な肥満体質を改善するためには、「1日あたりの総エネルギー消費量」を改善することが大切だと言えます。消費するエネルギーが増えることで、健康的に減量し、理想とする体重を維持できることが期待できます。

中年太りは基礎代謝の低下が主な原因?

前述したように、総エネルギー消費量というのは、基礎代謝量、食事誘発性熱産生、身体活動量によって構成されていて、そのうちの60%を占めている「基礎代謝量」は年齢とともに低下していきます。これは骨格筋量が加齢によって低下してしまうためと言われています。

基礎代謝量は「基礎代謝基準値」×「体重」で算出されます。「基礎代謝基準値」とは、厚生労働者が「日本人の食事摂取基準」(2010年版)で発表した、空腹時に安静状態で測定された体重1 kg 当たりの基礎代謝量の代表値です。
18歳~29歳の基礎代謝基準値は24 kcal、30歳~49歳の基礎代謝基準値は22.3 kcalとなってなっています。例えば、体重70kgの男性の場合、18歳~29歳の基礎代謝量の推定値は1680kcalなのに対し、30歳~49歳では基礎代謝量の推定値は1561kcalとなり、1日あたりの基礎代謝量には119kcalの差が出るのです。そして、この基礎代謝量の低下こそが、中年太りが止まらない原因のひとつにもなっています。基礎代謝量が減っているのに、20代の頃と同じような食生活を送っていたら、太ってしまうのは当然とも言えるのです。

骨格筋量を増やし、基礎代謝量をあげよう

中年太りを止めるために不可欠な、基礎代謝量のアップ。どのようにして基礎代謝量をあげていけば良いのでしょうか。
ポイントは「骨格筋量を増やす」、つまり筋肉をつけるということ。自宅での簡単な運動からはじめたり、フィットネスジムに週数回通ったりしながら筋力アップをしていきましょう。大切なのは、継続して行うこと。一時的に激しい運動をして減量できたとしても、運動をしなくなるとリバウンドしてしまいます。継続的に筋力アップのための運動を行い、骨格筋量を増やしていくことで、中年太りを改善していくことができます。

また、運動をするのが苦手な方には、関節や筋肉への負担が少ない「スロートレーニング」などのように気軽に実践できるトレーニング方法もおすすめです。
スロートレーニングとは、ゆっくりとした動作で行うトレーニングのことで、一つの動作を3~5秒ほどかけて行い、筋肉に負荷をかけ続けることで筋力量のアップを目指すものです。1回の動作に時間はかかりますが、通常の腹筋運動のように回数をこなす必要がありませんので、運動がつらくて続かないという方はこういった手軽な方法から取り入れてみるといいかもしれません。

基礎代謝量や骨格筋率は体重計などで手軽に測ることができますので、起床後や風呂上がりなど毎日決まった時間に計測することを習慣化して、自分の基礎代謝量や骨格筋率をしっかりと把握しましょう。
基礎代謝量や骨格筋率の目安となる数値が紹介された以下のサイトなどもあるので参考にしてみると良いでしょう。

参考:体重体組成計でわかること

中年太りの状態を長引かせてしまうと、外見に自信が持てなくなり、後ろ向きな気持ちになってしまうことも。また、生活習慣病などのリスクも高くなってしまいます。
40代を健康に楽しむためにも、上記の内容を参考にして基礎代謝を上げながら中年太りを阻止していきましょう!