Archive for 3月, 2024

春の不調を乗り越える(後編)

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体がストレスを感じると、交感神経(緊張・興奮)が高まり、その結果副交感神経(リラックス)が弱まります。これが体調不良の原因になります。日々、副交感神経を高める習慣を意識することが重要ですが、無理をしては逆効果です。日常生活に簡単に取り入れられる方法で、交感神経の活動を抑え、副交感神経を強化しましょう。

怒りのコントロール

40代以降では副交感神経の活動が弱まり、ストレスにより交感神経が活発になりがちです。仕事や生活のストレスが増え、以前に比べてイライラしやすくなっているかもしれません。そんな時は、自分を責めず、リラックスさせるよう意識しましょう。

深呼吸

深呼吸は、吐く息に意識を向けることがポイントです。ゆっくりと吸い、さらにゆっくりと長く吐きましょう。これにより心身が落ち着きます。

10秒ルール

イライラした時は、一旦場所を変えて10秒間別のことを考えましょう。これだけで感情が落ち着くことがあります。

自分時間の確保

忙しい日々を送る中で、「何もしない時間」を意識的に作り出すことが大切です。たとえ短時間でも、自分だけの時間を持つことで心がリフレッシュします。

睡眠と朝時間

なるべく早く寝て、朝はゆっくりと時間を過ごしましょう。早寝早起きはセロトニンの生成を助け、心に余裕をもたらします。朝のリラックス時間も副交感神経の働きを高めるのに役立ちます。

春の体調不良は、日々の生活習慣から改善することが可能です。小さな変化を積み重ねることで、体の不調を乗り越え、快適な春を迎えましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/

春の不調を乗り越える(前編)

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春の体調不良の原因

春は気持ちの良い季節ですが、意外と体調を崩しやすい時期でもあります。花粉症の方にとっては特に辛い季節ですが、花粉症以外で体調不良を訴える人も少なくありません。この背景には、自律神経の乱れが大きく関わっています。

自律神経の役割

自律神経は、私たちの意識とは無関係に体の様々な機能をコントロールしています。呼吸や体温の調節、血圧の管理など、生命活動に必要不可欠な仕事を休むことなく続けています。自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という二つの部分があり、それぞれが体を緊張状態やリラックス状態へと導いています。

年齢と共に増える春の不調

特に40代以降の人は、体力の衰えと共に自律神経のバランスを崩しやすくなる傾向にあります。春はその影響を受けやすい季節です。気温や気圧が激しく変動する春は、自律神経にとって大きなストレスになり得ます。

気温変動と気圧の影響

春の気温は不安定で、一日の中での温度差が大きくなることがあります。これにより、体温調節がうまくいかなくなることがあります。さらに、春特有の気象変化「三寒四温」は、気圧の変化も伴い、これが自律神経にストレスを与える原因になります。

生活環境の変化と自律神経

現代の快適な生活環境は、自然の気象変化に対して敏感になる一因です。しかし、環境を変えることは難しいため、重要なのは体がこれらの変化に適応できるようにすることです。

春の不調を乗り切るには

春の不調を乗り切るためには、「副交感神経」を意識的に高めることが重要です。飛行機での耳の痛み、几帳面な性格、乗り物酔い、雨が降る前のめまい、常に感じる肩こりなどの症状がある方は、副交感神経をサポートする生活習慣を取り入れてみると良いでしょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/

目の疲れを和らげるための日常習慣

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毎日の仕事終わりに「疲れたな」と感じるのは誰しもが経験することですが、特に「目が疲れた」と感じることは少ないかもしれません。

目を酷使する仕事の方は別として、一般には肩こりや足の疲れの方が目立ちがちですね。

でも、実際は朝から晩まで私たちの目は、スマホやパソコンの画面、車の運転など、絶えず情報を処理しており、意識せずともかなりの負担がかかっています。

自分自身のケアのため、そしてより良い毎日を送るために、目の疲れにもっと注意を向けてみませんか?

以下の方法を取り入れることで、目のリラックスを促し、日々の疲れを和らげることができます。

移動時のスマホ使用を控える
移動時間を目を休める貴重な機会と見なし、動画視聴や検索などを控えてみましょう。

目を閉じて深呼吸をしたり、目を閉じたままゆっくりと眼球を動かしたりすることで、リフレッシュできます。

目に良い食材を摂取する
ブルーベリーやにんじんなど、アントシアニンやβカロチンを豊富に含む食材は目の健康に良いとされています。

食事にこれらを取り入れることで、目の疲労回復に役立ちます。

目の周りのマッサージ
目の周りには、マッサージすることでリラックスできるツボがたくさんあります。

パソコン作業の合間に、目の周りをしてみてマッサージしてみてください。

1. 温かいタオルで目を温める
温かいタオルを目の上に5分間置きます。これにより、目の周りの筋肉がリラックスし、乾燥や疲れが和らぎます。

2. まぶたのマッサージ
まぶたを優しく閉じます。
指の腹を使って、ゆっくりと内側から外側に向かってまぶたをマッサージします。
これを数回繰り返します。

3. 眉間のマッサージ
親指または人差し指を使って、眉間の部分を優しく圧します。
軽く圧を加えながら、上に向かってゆっくり動かします。
この動作を数回繰り返します。

4. 眼球のマッサージ
目を閉じた状態で、指の腹を使ってゆっくりと眼球の周りをマッサージします。
指を使って軽く圧をかけながら、目の周りを一周させます。
内側から外側、そして上下に動かしてみてください。

5. こめかみのマッサージ
目を閉じ、こめかみに指を軽く当てます。
小さな円を描くようにゆっくりとマッサージします。
これを30秒から1分間続けてください。

6. パソコンからの休憩を取る
目のマッサージと同じくらい重要なのが、定期的にパソコンから目を離すことです。20-20-20のルール(20分ごとに20秒間、20フィート先を見る)を実践してみてください。

これらのマッサージ方法は、目の疲れを和らげるだけでなく、リラックス効果もあるので、日々の生活に取り入れてみてください。

これは、疲れを感じたときにすぐにできる簡単な方法です。

情報過多の現代においては、目の疲れを意識することは脳の疲れにもつながります。

日々の疲れを和らげ、精神的なリフレッシュにも役立つため、目の疲れをケアすることで全体的なウェルビーイングを高めることができるでしょう。

忙しい毎日の中でも、これらの簡単な習慣を取り入れることで、目と脳の両方をリフレッシュさせ、充実した毎日を送りましょう。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
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花粉症と黄砂、春の不快な訪問者を乗り越える方法

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今年も長く、つらい、モヤモヤする花粉の季節がやってきました。

杉だけでなくヒノキも、という方はゴールデンウィークくらいまで続くみたいですね。

花粉だけでなく、同じ季節に最近問題になっているのが黄砂。

黄砂は、花粉とほぼ同じ時期に中国大陸から風に乗って運ばれてきます。

最近では、花粉症だけでなく中国大陸から運ばれてくる黄砂も、呼吸器系のアレルギー症状を引き起こす原因となっています。

花粉に比べて小さい粒子の黄砂は、吸い込むと肺に入り込みやすいのがちょっと厄介。

どちらも症状も似ているので、区別はつきづらいですが、同じようなアレルギー症状を引き起こしてしまいます。

鼻うがいでスッキリ

花粉対策として、もちろん外出時のマスク、メガネなどで取り込まないように対策をされている方も多いともいます。

さらに、お家の中に持ち込まないような努力や、空気清浄機で部屋の中だけでも綺麗にされている方も多いのではないでしょうか?

それぞれが努力をされていると思いますが、私が皆さんに絶対一度は取り入れてほしいのが「鼻うがい」です!

最近、だんだん浸透してきている鼻うがい。

コロナ禍でこの有用性に気づいた方も多いようですが、「鼻うがいはちょっと・・・」という方も多いと思います。

苦手な方の多くは、「痛くないの?」や「ツーンとくるのが怖い!」といった、子供の頃のプールで味わった恐怖体験から怖さを感じるようです。

ただの水で鼻うがいをしてしまうと、鼻の中の粘膜にある細胞が異物が入ってきたと判断して、危険を痛みとして感じるためツーンとした痛みを感じてしまいます。

しかし、体液と同じくらいの生理食塩水を作るだけで全くと言っていいほど痛みを感じません。

ちなみに私が作っている生理食塩水は、500mlの水に4.5gの食塩を混ぜたくらいの濃度です。

テレビコマーシャルでも、鼻に容器を差し込んで、反対の鼻から液体が出てくる映像を目にしたことがありますよね。

今年は一度鼻うがいにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

帰宅して、喉をうがいをするのと同じように鼻もうがいしてみると、驚くくらいスッキリしますよ。

とくに花粉症の症状がひどい時「鼻の中を洗いたい!」と感じている方には、絶対オススメです。

鼻うがいは、専用の液体も売っていますが、自分で作ることもできます。
やり方も非常に簡単で、それぞれの容器に書いてある説明どおりに行えば、痛くもなくとてもスムーズにできますよ。

コツを掴むとさらにスムーズに。

私が鼻うがいを始めたのは5年くらい前のことだったと思います。

コロナ禍から始めた鼻うがいでしたが、自宅に帰ってきたら必ず鼻うがいとうがいをセットでやるようになりました。

すると、その年の花粉の季節が、今までの辛さとは全く比べ物にならないくらい症状が軽くなりました。

これに関してはあくまでも個人の感想ですが、多くの耳鼻科の先生も鼻うがいを推奨されています。

もちろん、すべての方に有効なわけではないと思いますが、一度はチャレンジすることをおすすめします。

鼻うがいキットの説明書を必ず読んで行ってください。

もし違和感などあるようでしたら、すぐに耳鼻科に相談することもお勧めします。

花粉と黄砂に負けないように、お家に帰ってきたら、鼻うがいを取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
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