Archive for 9月, 2015

老化の原因と対策方法は?

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20150930

老化現象は、誰にでも起きるもの。年齢とともにあらわれてくる、体力の衰えをはじめとしたさまざまな症状にお悩みの方も多いと思います。しかし、老化はその原因を知ることで、ある程度対策することができるということをご存知でしょうか? 今回は、老化の原因や対策方法などについてご説明していきます。

老化の原因について

代表的な老化の原因としては、活性酸素の作用が挙げられます。人は呼吸をすることで酸素を体内に取り入れ、それを利用して食べ物を分解し、エネルギーを得ていますが、活性酸素はこのときにできる老廃物のひとつです。この成分は人体に有害な物質であり、細胞の酸化を促します。活性酸素は、呼吸をしている限りは無くすことは難しいものですが、余分に発生させないためにできることがあります。例えば、タバコやお酒などの嗜好品や、脂質や糖分の摂りすぎをはじめとした食生活の乱れは、活性酸素の発生を促進するとされています。普段から健康的な生活を心掛け、老化防止に取り組んでいきましょう。

老化防止に良い食べ物とは

老化防止のためには、体の酸化を抑えて、少しでも老化を遅らせていくことが必要です。以下のような食べ物を摂取することも、効果的な対策と言えるでしょう。

トマト

トマトには、抗酸化作用を持つリコピンが豊富に含まれています。ジュースなどで気軽に摂ることもできるので、積極的に摂取してみましょう。

緑茶

緑茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用があることで知られています。毎日の食卓や日常的な飲料として、手軽に摂取することができるでしょう。

大豆

大豆に含まれるサポニンには、細胞の酸化を防ぐ効果があります。そのほかにも、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンをはじめとした、美容や健康に良い成分が豊富に含まれています。

青魚

イワシやサバなどの青魚を食べることで、EPAやDHAなど、老化予防に効果的な成分を多く摂取することができます。

ほかにも、ヨーグルトをはじめとした発酵食品、トウガラシ、ショウガといった香辛料にも、老化防止の作用があります。老化防止効果を得るために、毎日の食卓に少しずつ取り入れる工夫をしてみましょう。

老化防止に効果のある運動をしよう

ダイエットや健康維持のために、ランニングや縄跳びなどをしているという方もいらっしゃるでしょう。このように適度な運動をすることは、健康に良いことはもちろんですが、実は老化防止にも効果があるのです。その理由は、運動によって成長ホルモンの分泌を促進することができるため。成長ホルモンは、細胞を活性化させて老廃物の排出を促し、活性酸素の発生を抑制する働きをするため、老化防止に繋がるのです。老化防止のために、軽い運動を習慣化することをおすすめします。

お洒落に気を配って老化防止

一見関係なさそうに思えることにも、老化防止の方法が隠されています。そのひとつが、お洒落に気を配ること。人に見られることを意識して、服装やお化粧をすることは想像力を必要とするため、脳に刺激を与えられると言われているのです。そして、脳が活性化されることにより、ノルアドレナリンが分泌され、ストレスを軽減したり、積極的な思考になったりする効果が期待できます。いつまでもお洒落を怠らないことが、いつまでも若さを保つコツと言えるでしょう。

老化対策にはさまざまな方法があります。いずれも継続的に取り組んでいくことが大切ですから、今回ご紹介した内容を習慣化して、若さを保つ努力をしてみましょう。まずは、お茶を積極的に飲んでみるなど、自分の生活に無理なく取り入れられるところから始めるのがおすすめです。

瞬発力を上げるための筋トレ方法や食事のとり方

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瞬発力は、短距離を走るときや、重いものを持ち上げるときなどに必要な力です。普段体を動かすことが少ない人の場合、いざというときに力を発揮できないことがあります。そうならないためにも、日常生活の中で最低限必要な瞬発力を身に付けておきましょう。ここでは、瞬発力を上げるための方法についてご紹介します。

瞬発力をあげるためにはタンパク質をとろう!

荷物を持ち上げるときなど、瞬間的に大きな力を出したい場合には筋肉が必要です。この筋肉を作るための主な栄養素は、タンパク質だと言われています。タンパク質は、体内に取り込まれるとアミノ酸に分解されます。このアミノ酸は、筋肉を修復したり、乳酸(疲労物質)の生成をおさえたりするとされており、基礎代謝を高める、血液の循環を促すといった働きが期待できます。さらに、タンパク質の一部はエネルギーに変換されて代謝されるなど、丈夫で健康な身体を作るためには、欠かせない栄養素です。瞬発力を上げたいのであれば、積極的にタンパク質を取り入れていくと良いでしょう。

瞬発力をアップさせる食事や食品について

瞬発力をあげたいのであれば、上述したように、筋肉の生成をサポートしてくれるタンパク質が多く含まれる食品を摂取しましょう。タンパク質には動物性と植物性がありますが、より効率的にその栄養素を働かせるためには、両方を一緒に摂るのが良いとされています。動物性タンパク質は、肉類や魚類、乳製品など、植物性たんぱく質は、豆類などに多く含まれます。これらをバランスよく摂取するよう心がけましょう。
また最近では、アスリートを目指す人や筋肉質な身体に憧れている人などに向けて、プロテインパウダーやサプリメントなども販売されています。より瞬発力を高めたいといった方は、こういった製品を利用するのもいいかもしれません。

瞬発力をあげるスポーツについて

瞬発力アップのためには、食品に気を配るのと同時に、運動も取り入れていきましょう。運動は大きく分けると、有酸素運動と無酸素運動の2種類がありますが、瞬発力を高めるためには無酸素運動が適していると言われています。無酸素運動とは、酸素を使わずに行う運動であり、短距離ダッシュやベンチプレスといった筋トレなどが該当します。ただし、無酸素運動を続けると乳酸が溜まって疲労が蓄積されてしまうため、無理のし過ぎは禁物です。また、より効率良く体を鍛えるためには、ウォーキングなどの有酸素運動も一緒に取り入れると良いとされています。これは、無酸素運動が糖分を分解する働きがあるのに対し、有酸素運動は燃焼させる作用があるため。負荷を掛けた運動で糖分を分解し、ゆったりとした運動で燃焼を促すという流れを作っていきましょう。

家でできる瞬発力をあげる筋トレについて

筋トレは、瞬発力を鍛えるのに適したトレーニングですが、その中でも「プライオメトリックス」と呼ばれる方法があるのをご存知でしょうか? これは、筋収縮速度を限界まで引き出す目的で考案された筋トレ法です。方法はいくつかありますが、代表的なものはジャンプトレーニングです。まず、足を肩幅程度に開いた状態で立ち、背筋を伸ばしましょう。その姿勢からジャンプをして足を閉じて着地し、次のジャンプで足を開いて着地する、という動作を繰り返します。閉じたときの着地時間を短くして、開いているときは少し時間を置くのがポイントです。足に負担のかかる運動ですので、無理をせずに少ない回数から始めてください。

日頃あまり体を動かす習慣がないという方は、積極的にスポーツを取り入れるようにし、合わせて普段の食事にも注意してみましょう。瞬発力をアップさせる方法は多数ありますので、自分に合ったものを取り入れ、無理をせずに継続することが大切です。

仕事や勉強をしている時に集中力を高める方法!

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仕事や勉強をしているとき、集中しなければならないにも関わらず、なかなかはかどらないということは、誰でも一度は経験をしたことがあるでしょう。このようなとき、どうしたら集中力を高められるのでしょうか? ここでは、集中力を高める方法についてご紹介します。

集中力を高める栄養素を摂ろう

脳は、思考や体の動きをコントロールする器官です。その重さは体重の2%に満たないものの、摂取したエネルギーの内、約20%を消費しています。この消費量は、体重の半分程度を占める、骨や筋肉のエネルギー消費量とほぼ同じです。脳のエネルギー源はブドウ糖ですが、これはデンプンをはじめとする多糖類を、体内で分解することで作り出されます。このことから、脳を正常に機能させて、集中力を高めるためには、炭水化物をはじめとするデンプンが多く含まれている食事を適度に摂取することが大切だと言えるでしょう。また、卵黄や大豆などに含まれるレシチンも、集中力を高めると言われている成分。これは、記憶するときに分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質の働きを促進する作用を持つため、記憶力を高め、学習効率を向上させる効果が期待できます。

朝ごはんやおやつを食べよう

脳のエネルギー源となるブドウ糖は、体内で生成することでしか得られない上に、ほとんど貯蔵しておくことができません。ブドウ糖の元になるグリコーゲンも、エネルギーの貯蔵庫となる肝臓に蓄えられる量はわずかです。そのため、脳を元気よく働かせるためには、こまめに食べ物を摂取することが必要になります。特に、朝ごはんは集中力を保つために、重要な役割を果たしています。脳は睡眠中も活動しているため、夜に摂取したブドウ糖は寝ている間に消費され、朝目覚めた時にはほとんど体内に残っていません。そのため、朝に食事を摂らないと脳が栄養不足になり、体がスムーズに動かないばかりか、記憶力や集中力も低下してしまいます。朝ごはんをきちんと食べる習慣を付けることで、脳を午前中から活発に働けるようにすることが、集中力アップのカギとなります。

音楽を聴いて集中力を高める

何かの作業に没頭したいときに、音楽を聴くという人も多いでしょう。このとき、BGMにする音楽を選ぶ際にも、押さえておきたいポイントがあります。それは、歌詞などが入っておらず、気が散らないような曲を選択することです。特に、日本語の歌詞が入っている曲だと、どうしても言葉が頭に入ってきて、集中力が途切れてしまいやすくなります。集中して作業をするためには、歌詞が入っていないヒーリングミュージックや、クラシック音楽を聴くと良いでしょう。

集中力を高めるには睡眠も必要

試験直前などに、睡眠時間を削って勉強をするという方は多いでしょう。しかし、夜遅い時間の勉強は、脳が習慣に基づいて眠りに入ろうとしてしまうため、集中力が低下し、思うようにはかどりません。さらに、睡眠不足に陥ると、副交感神経の働きが低下し、日中も集中力が落ちてしまうため、試験中に集中できなくなってしまう恐れもあります。試験勉強はなるべく日中に済ませておき、試験などの前日はしっかりと睡眠を取ることが大切です。

集中力を高めるツボ!

集中力を高めるツボというものがあることを、ご存知でしょうか。このツボは、身柱と呼ばれるもので、首筋にある骨の突起の下あたりに位置しています。刺激するときには、周りも含めてマッサージすると効果的です。うまく集中できないときは、ぜひ試してみてください。

集中力が高まれば、記憶力や定着力が向上するため、作業や勉強の効率が良くなります。今回ご紹介した内容を参考に、集中力をアップして、短時間でしっかり終わらせるクセを付けるよう努力してみましょう。

つらい子供の便秘、その原因と解消法!

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便秘で悩む子供は、意外に多いものです。便秘になってしまうと、お腹が痛くなってしまうことも多く、そうすると学校での授業にも集中できなくなってしまうかもしれません。今回は、子供の便秘に関する基礎知識とその解消法について紹介します。

子供の便秘は病気の可能性もある

子供が便秘になる原因としては、食物繊維の不足や、脂肪の過剰摂取などが挙げられます。成長期の子供は、体の組織が完全にできあがっていないため、食生活をはじめとする生活習慣が乱れると、体調を崩してしまうことが多いでしょう。加えて、大腸や小腸などの消化器官も未発達のため、消化不全になったり、うまく便が排出できなかったりして、便秘になりやすいのです。
大人にとって便秘は、重大な病気というイメージはないことがほとんどですが、子供の場合には、ヒルシュスプルング病をはじめとした重大な病気の症状である可能性もあるので、軽視は禁物です。

排便の痛みを我慢すると悪循環に

便秘で便が固くなってしまうと、排便をする際に痛みを感じることもあります。これが理由となり、トイレに行くことを嫌がるようになる子供も出てくるかもしれません。しかし、そのままでは便秘を改善できないばかりか、さまざまな症状があらわれることもあります。便秘が続くと現れる症状は、下記のようなものです。

・イライラや不快感
ストレスが原因のひとつである便秘ですが、この状況が続くと、慢性的な痛みから不快感があらわれるようになります。排便ができないことがストレスになり、それがまた便秘に繋がってしまうといった、悪循環に陥ってしまうかもしれません。

・悪心、嘔吐
便秘が続き、腸内にガスが溜まってしまうと「気持ち悪い」と感じるようになります。消化管の機能が未熟な子供の場合には、嘔吐してしまうこともありますので注意が必要です。

・食欲の低下
便秘は、体から排出したい不要物が、大腸でせき止められてしまっている状態です。お腹が膨れている状態になっているため、このままでは空腹感が生まれません。結果的に食欲不振になることもあります。

さらに、便秘が続くと骨盤周りの血行が悪くなり、下半身を中心に上手く血が巡らなくなってしまいますし、自律神経の働きが鈍ってしまい「自律神経失調症」になる恐れもあります。子供の便秘は、なるべく早いタイミングで解消するとともに、きちんと予防をする必要があるでしょう。

便秘解消のためにマッサージを覚えよう

成人している方の中には、便秘を改善するために下剤を服用するという方もいるかもしれません。しかし、下剤は胃腸への負担が大きく、子供によっては下痢になってしまう可能性もあります。そこで、おすすめしたいのが、便秘を解消するマッサージです。まずは簡単に行えるマッサージをご紹介しますので、子供に教えて便秘の解消を目指しましょう。
マッサージ方法は、ひらがなの「の」の字を描くように、腹部を手のひらでなぞるというものです。大腸は腹部の外周に近い部分を走行しており、このルートをマッサージすることで、排便を促すことができます。さらに、手のひらを当てることで、大腸を温めることができるというのもポイントです。

食物繊維の摂取で便秘予防

便秘の改善も大切なことですが、そもそも便秘にならないためには、どうすれば良いのでしょうか?
便秘の予防としては、排便を助ける食物繊維が豊富に含まれた食事を摂ることで、消化器官を掃除するという方法が挙げられるでしょう。食物繊維は、さつまいも、さといも、ごぼうといった根菜や、えんどう豆、大豆といった豆類などに、多く含まれています。逆に、肉類にはあまり含まれていないことが多いので、便秘予防をするためには、肉よりも野菜を摂取した方が良いということは、覚えておくことをおすすめします。

子供には、便秘に対する知識がほとんどありません。そのため、お腹に違和感があっても、自分で便秘だと気付けないことも多いでしょう。親御さんは普段から、子供の様子を気にかけて、異常を感じたら、ご紹介したような改善方法を試してあげましょう。もし、症状が重い場合には、病気の可能性もありますので、早めに受診をするようにしてください。