Archive for 6月, 2016

子供がスマホアプリで課金するのを防ぐ方法とは?

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スマホが広く普及し、最近では子供にも持たせているという親は少なくありません。子供でもメールやSNSを通じて友達とコミュニケーションをとったり、アプリをダウンロードしてゲームをしたりと、スマホを使いこなしていることが多いでしょう。
しかし、そんな中で問題になっているのが、子供によるスマホアプリの課金です。器用にスマホを使いこなす子供たちが、購入の意識をないままにアプリ内で課金をしてしまうのです。
では、そのようなスマホアプリを巡ったトラブルは、どのようにして避ければ良いのでしょうか。ここでは、子供がスマホアプリを課金するのを防ぐ方法について説明していきます。

低年齢化するスマホアプリの課金トラブル

消費者庁が行った調査によると、未成年の子供の約6割が携帯電話(スマートフォン、PHSを含む)を持っています。年齢別に分けてみると、小学生は30.3%、中学生では48.8%、高校生になると96.4%とほとんどの子供が自分専用の携帯端末を持つようになります。そして、年々増加しているのが、スマホアプリに関するトラブル。中でもアプリ内課金を巡ってさまざまな問題が起きています。

子供達の中で特に人気なのが、「オンラインゲーム」のスマホアプリです。このようなアプリの特徴は、ダウンロードや基本操作は無料でも、ゲームの中でレベルを上げるためのオプション(アイテムなど)が有料だということです。この課金アイテムを子供が勝手に購入し多額の請求が発生する課金トラブルは、発生件数が毎年増加しています。中でも小学生の相談件数が急激に増え、課金トラブルは低年齢化の傾向。未成年者の課金トラブルは、無自覚なので購入金額も多額になることが多く購入金額が10万円以上というケースが増加しています。

子供がスマホアプリで課金するのを防ぐ方法

子供がスマホアプリで課金することを防ぐためには、子供がスマホを通じてどれだけお金を使っているのか、日ごろからしっかりと把握することが必要です。以下を参考に対策をするようにしましょう。
・ クレジットカードの管理を厳密にする
・ カードの請求明細で子供の課金状況をチェックする
・ スマホの「月々の課金上限設定」や「課金制限機能(ペアレンタルコントロール)」を設定する

また、子供がスマホアプリで課金できないように設定することも可能です。以下にて、iOS、Androidにおける、スマホのアプリ内の課金制限の設定方法をご紹介しましょう。

iOS(iphone)の場合

1. ホーム画面から「設定」をタップ、「一般」→「機能制限」を選びます。
2. 「機能制限を設定」をタップして、パスコードを決めます(子供が想像できるような「我が家のパスコードにはしないこと」。
3. 「APP内課金」をオフ(白)にします。

Androidの場合

1. ホーム画面から「GooglePlay」アプリを開き、左上の「メニュー」アイコン(スーツケース型)をタップします。
2. 「設定」をタップし、「購入時にパスワードが必要」を選択します。
3. 「この端末でのGooglePlayからのすべての購入」を選びます。
4. Googleパスワードを入力し、「OK」をタップします。(子供にはGoogleパスワードを教えないこと)

子供の課金トラブルは、子供だけの責任ではありません。情報管理や機能制限をすれば、課金を止めることができるのですから、保護者がしっかり対策をして子供をトラブルから遠ざけるようにしましょう。

疲れが吹き飛ぶ!?昼寝の効果とは?

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「昼寝は子供がするもの」と考えている方も多いかもしれません。しかし、毎日の勉強や仕事などで疲れきっている学生や大人たちにも、効果的なものであるようです。そこで今回は、昼寝の効果というのはどのようなものがあるのか、より効果的な昼寝の方法とはどのようなものかについて紹介します。

昼寝の効果とは

まず、昼寝をすることでどのような効果があるのでしょうか。ひとつは、「疲労回復」です。仕事や勉強の合間に休憩として10~20分ぐらい昼寝をすることは、夜の就寝時と比べて約3倍の効果があるとも言われています。

次に挙げられるのが、「記憶力が高まる」ということ。脳には休憩前までに受け取った情報を、眠っている間に整理してくれるという機能があるそうです。何と必要な情報と不要な情報を分けてくれるのだそうです。午前中にたくさんの情報が入ってきてぐちゃぐちゃになった脳も、起きたらスッキリというわけですね。
「集中力が復活する」というのも大きな効果です。人間が集中できる時間は45分程度と言われていますので、仕事や勉強の合間に休憩して集中力を回復するほうが、作業効率が上がるはずです。昼寝をすれば記憶力も高まるので、より効果的なのではないでしょうか。

そのほか、「ストレス解消」ができるというのも大きな効果です。仕事や勉強中に嫌な出来事があると、イライラしたまま集中できなくなってしまうということはありませんか? そんなとき、少しでも眠ることができれば、脳のストレスを発散することができ、午後からも気持ち良く仕事や勉強をリスタートすることができるでしょう。

昼寝の効果をアップするための方法

昼寝の効果をさらに高めるためには、以下のような方法を試してみると良いでしょう。

昼寝直前にカフェインを摂取する

休憩時間の昼寝をする際は、仕事や勉強に戻るためにもスッキリ目覚めたいものです。そのためには昼寝をする前に、コーヒーや緑茶、紅茶などカフェインが含まれたドリンクを飲むのが効果的です。カフェインを摂取すると眠れないと思われがちですが、目が冴える効果が出るまで20分ぐらいかかるそう。ちょうど起きるタイミングに効いてくるというわけです。

水分補給をする

昼寝のためになぜ水分補給が必要なのか、疑問に思う方も多いかもしれませんが、これはかなり重要です。水分が不足している状態は疲労を感じやすいとされており、せっかく疲れをとるために昼寝をしても、体の水分が不足していては効果も薄れてしまうというわけです。しっかり水分補給してから昼寝するようにしましょう。

リラックスして寝られる状況を作る

職場や学校で昼寝をするときには寝転がらずに、机の上でうつ伏せになるだけで十分ですが、昼寝の質を上げるためには、できるだけリラックスした状態で寝るようにしたいものです。靴を脱いだり、ベルトやネクタイを緩めたりして寝るのがおすすめです。また昼寝用の枕やアイマスクなどを用意してみるのも良いのではないでしょうか。
仕事や勉強などが忙しい時期でも、昼寝をすることで、心と身体に疲れを溜め込まずに済むはず。上記を参考しながら、昼寝で疲れをとって午後も頭をスッキリと、そして再び仕事や勉強に集中して打ち込めるようにしましょう。

子供にスマホを与える際に伝えるべきルールとは?

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20160611

スマホが原因のトラブルは、年々増加し続けていると言われています。情報社会に必要ではあるけれど、使い方次第ではトラブルの元になるスマホ。「これだけは守るべき!」というルールは、子供にしっかり伝えましょう。ここでは、子供にスマホを与える際に伝えるべきルールについて説明していきます。

公共の場でのルール

まず子供に教えたいのは、公共の場でのスマホの使い方。ときには他人や自分自身を傷つけるトラブルに繋がることもあるので、以下のようなルールについて、その大切さを子供に伝えるようにしましょう。

スマホ禁止の公共施設で使用しない
病院、映画館、劇場、コンサート会場、電車内の規制エリアなど、携帯端末の禁止されている場所では、電源をオフにすることを徹底させます。そのために、電子機器がペースメーカーの誤作動を起こさせる危険性などを伝えるようにしましょう。

歩きスマホはしないbr>
道路や駅構内などの歩きスマホ、自転車に乗りながらのスマホ操作は止めさせます。その理由として、駅構内の転落事故や、歩きスマホや自転車スマホで人身事故を起こす例を伝えます。

迷惑になる声で電話をしない
通話が禁止されているバスや列車内では通話しない。新幹線ではデッキで話す。ハンズフリーにして大声で話しながら歩くのもマナー違反です。車内マナー違反から傷害事件になる例もあります。「スマホを持つ者は、スマホのマナーも同時に持たなければいけない」ことをきちんと伝えましょう。

インターネット内でのルール

インターネットにアクセスすることで、あらゆる人と繋がることが可能になります。とても便利なことではありますが、そこには思いもよらない落とし穴があります。軽く気持ちの発言や行動が問題になる場合があることを、きちんと子供に理解させるのがポイントでしょう。以下を参考に、インターネット内でのルールを子供に教えるようにしてください。

他の人を誹謗中傷しない
SNSの普及につれて、「ネットいじめ」は大きな社会問題になっています。陰口をきくような軽い気持ちで書いた発言が、誰かを自殺に追い込むことも。ネットの世界は公共の場です。誹謗中傷は大きなタブーだという認識を徹底させましょう。

個人情報を第三者に送らない
ネットに上がった個人情報は、どんな拡散の仕方をするか分かりません。自分や友達が写った画像やよく立ち寄る場所など、子供はそれが「個人情報」だとは思わずに送ってしまうことがあります。何が「個人情報」にあたるのか、正しく認識させることが大事です。

著作物を勝手にアップロード、ダウンロードしない
動画や音楽、TV番組などを、著作権を持っていない人がネット上に公開することは「違法アップロード」にあたります。また、違法アップロードと知りながらダウンロードすることは「違法ダウンロード」になります。違法にアップロードされた著作物を無料だからとダウンロードするのも犯罪です。悪質な場合は逮捕される場合があることも伝えましょう。

使用時間に関するルール

オンラインゲームやSNSにはまり、日に15時間以上もスマホをする子供もいるようです。子供が小学生の場合は、「スマホをするのは宿題が終わってから」、「1日○時間以上は使用しない」など、時間のルールを決める家庭が多いのですが、年齢が上がるにつれてルールが緩み、使用時間が増えてしまう傾向にあります。厳密に何時間と規制しないまでも、「寝る前スマホはしない」など一定の使用ルールを決めるようにしたほうが、子供の健康のために良いでしょう。

情報社会の今、スマホは欠かせないツールとなっています。だからこそ、子供には正しい使い方とルールを教える必要があります。子供にスマホを与える際は、上記の点を参考に守るべきルールをしっかり伝えるようにしましょう。