Archive for 9月, 2021

「眼科ドック」をご存知ですか?

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40代50代の目の悩みといえば、一番多いのは「老眼」ですよね。

ほんの少し前までは、普通に見えていたスマホの画面が、「ん??」とピントが合わず、ちょっと遠ざけた時にピントがあったり、レストランでメニューの字が小さくて読めないなど、日々の生活にちょっとした支障があることで老眼を認識する人も多いはず。

元々近視でコンタクトをしている人などは、眼科に行くことは普通です(コンタクトの調節に必ず眼科検診を受けないといけない為)。
しかし、目が悪くなかった人は、眼科にあまり行ったことがないと言う方も多いと聞きます。

老眼を認識した後も病院でしっかり視力検査や目の検査をしないで簡単に手に入る老眼鏡で済ましてしまっていると言う人も多いのでは。
この簡単に手に入る老眼鏡があることで、眼科でしっかり検査をせずに済ませてしまうと、実はこの年代から多い深刻な目の病気に気付くことがなく、進行してしまっていたという人もいます。

その病気は「緑内障」
人間ドックで目の検査をして緑内障を知る方も多いようですが、人間ドックで目の検査をしていない人や眼科に行ったことがない人は、眼科ドックで目の検査をしてみることをお勧めします。

緑内障は、悪くなってからは治らないし、視力を失うこともある恐ろしい病気です。
それなのに意外と自覚症状が少なく、かなり進行してから気づいたという方も多いようです。

緑内障の症状の一つに、視野欠損というのがあります。
見えているところの一部分が黒く見えづらくなっていることはありませんか?という簡単な検査方法があります。

しかし現在、眼科の先生のお話では、人間には目で見えていないのにそこにあると脳が認識して、見えている部分の延長をイメージして見えてしまっていると錯覚する(補ってしまう)ことがあるようです。

そのせいで自分の視野欠損に気づかず、どんどん進行してしまっていることがあるのだとか。
早いうちにわかれば、病気の進行を遅らせる方法はありますから、とにかく早期発見することが大事です。

眼科ドックを受けておくと、今現在の正確な視力や、ドライアイ、白内障や緑内障になりそうな可能性や、飛蚊症になりそうな可能性など今後どのようにしていけばいいかなど、細かく分かります。

私が受けた最先端の検査では、「超広角走査レーザー検眼鏡Optos200TX」という機械を使って、痛いことや光が眩しすぎて帰りに車が運転できないなどということもなく、ただ数十秒の間、目を開けているだけで、目の中の毛細血管の状態を確認したり、目の奥の視神経の厚みの測定できます。また、超高速光干渉断層計という検査で緑内障の危険性を調べることもできます。

内臓や脳の人間ドックを受けていても、この眼のドックを受けたことがない人は多いと思います。
病気はなってしまってから検査するのではなく、予防のための検査をしていくことが大事だと思います。

最新の検査機器は、本当に痛くもなく、辛くもなく検査することが出来るので、眼科に3年、5年行ってないなぁという方は今の眼の状態を一度、把握してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。

季節の変わり目に不調になりやすい方はやってみよう

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秋は寂しさを感じて、気分が落ち込んでいませんか?

ふと涼しい風を感じた時、空の雲の形が変わってきたと感じた時、夕方の暗くなってくる時間が早くなった時、
秋を感じて、なんだか言いようもないくらい、寂しさを感じることがあります。

このような感情が押し寄せてくることは、ごく普通のことです。

しかし、
・気分の落ち込みが続く
・イライラが強まる
・眠気が強い(寝ても寝ても眠い)
・食欲が止まらない

などの症状が出てくると、「秋ウツ」になっている可能性もあります。

秋ウツは「季節性うつ病」と呼ばれ、多くは精神面に大きな影響を与えるセロトニンと関係しています。
日照時間が少なくなって、日光に当たる時間が少なくなることが原因のひとつと考えられています。

日光にあたることが少なくなると、脳内のセロトニン分泌量が減り、そのせいで気分が上がらずウツ症状が出やすい状態になります。
10月から11月にかけて多くなると言われていますので、心当たりのある方は今から予防をしていきましょう。

ウツの予防はもちろんのことですが、体調管理にも重要です。

秋ウツの予防方法

・太陽の光を浴びる
朝の時間がとても大切です。
起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。

普段、会社内ではあまり日光の届かないところに居て、帰る頃にはすでに真っ暗な状態だという方は、通勤時に朝の日光を意識的に浴びることを大切にしてください。

朝起きたら、すぐにカーテンを開けて深呼吸するのがおすすめです。

日光に当たると体内ではセロトニンという神経伝達物質が生成されます。
セロトニンは幸せホルモンともよばれ、ウツにならないようにするために大切な物質です。

・食事に気をつける

お話ししたように、秋ウツを予防するにはセロトニンの分泌を意識することが大切なのですが、セロトニンを体内で生成するためには「トロプトファン」という必須アミノ酸の1つが必要になります。

トリプトファンは、体内で生成することができないので、食事から取るしかありません。

トリプトファンが多く含まれる食材は、豆腐・納豆・味噌などの大豆製品、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、米類などになります。
この中の1つだけを取ればいいというわけではなく、栄養はバランス良く摂取することによってより効果的に摂取することができます。

・リズミカルな運動をする

セロトニンを増やすには、ウォーキングジョギング水泳サイクリングなど一定のリズムを継続して行うような運動が大切とされています。
冬は明るくなる時間も遅くなるので、今のうちから始めて、運動習慣をつけておくといいですね。

このコロナただでもストレスを抱えている時なので、秋ウツの予防方法を取り入れておくことは、日々の心の健康にも大切だと思います。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液、開発プロデュースもてがけている。YouTubeチャンネル「50のみかた」では、40代・50代の皆さんに役立つおしゃれ情報を発信中!是非ご覧ください。