Archive for 3月, 2023

指先の縦線と乾燥対策:加齢や頻繁な手洗いによる爪のケア方法

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ふと自分の指先を見た時に、「自分の爪に、こんな縦線入っていたっけ?」と思ったことはありませんか?

それは加齢と指先の乾燥で起こるのです。

加齢は避けられませんが、爪の縦線はケアすることができます。
いつも気にしてるわけではないけど、なんとなく気になるこの縦線。

病気かな?と思っている人もいるようですが、この症状は指先の乾燥をケアすることで改善されていきます。

年齢を重ねると、男女ともに体全体が乾燥肌になりがちになります。
さらに追い打ちをかけているのが、ここ数年で身についてしまった頻繁なアルコール消毒です。

女性は手や指に関して気にしている方も多いですが、男性でハンドケアをしている方は意外と少なく感じます。
この爪の縦線は、そのハンドケアをしないと治りません。

爪が作られるメカニズム

爪は、爪の根元のごく近いところで作られています。
そこには毛母(マトリクス)と言う場所があり、毎日そこの細胞が分裂し増えていき、それが角化することで指先に押し出されるように出てきます。

この現象がいわゆる「爪が伸びる」と言うことになります。
個人差はありますが、爪は1日に0.01mm、1ヶ月で約3mm伸びています。

このように常に爪の根元で新しい細胞が生まれているので、爪に関しては特にその部分をケアすることが大切と言うことになります。

ハンドケア3つのポイント

手を洗ったら、必ずハンカチなどでしっかり水気を取る
水気を残したまま手を自然乾燥させてしまうと、水分を蒸発させるとともに、元々手にある潤いの水分まで一緒に蒸発
させてしまうことになり手の乾燥につながってしまいます。

ハンカチやペーパータオルを使って、濡れた水気をしっかりとふき取るようにしましょう。

ハンドクリームやオイルを使う
女性は当たり前に使っているハンドクリームやオイルですが、男性で使っている人は意外と少ない気がします。
この保湿というのがとても大切で、爪の縦皺をなくしていくためにも凄く重要な習慣です。

なかなか男性でカバンの中にハンドクリームを入れているという方は少ないと思います。
ただ、爪の縦線が気になる方は、いつでも使えるように携帯するようにしましょう。

最近は男性用のハンドクリームも出ていますし、ユニセックスデザインのものもあります。
つける時に手全体に馴染ませてから、指先にもしっかりつけるようにしてください。

セルフハンドマッサージをする
ハンドクリームをつけたタイミングだけでなく、電車に乗っている時などでも気軽に自分で手をマッサージすることは
できます。

指の上下や左右を指圧したり、気持ちいい程度に指を反らせたり、指と指を絡ませてぎゅーっと力を入れ
て両方の指に力入れたり、気持ちがいいなと思うようにマッサージすることで血行が良くなります。

爪には体の病気や不調などが現れることもあり、日々自分の爪がどのような状態になっているかを観察しておくことも大切です。

特に爪の色の変化や爪の形の変化は、深刻な病気の現れの場合もありますので注意してください。
なかなかか改善されない場合は、一度医師に相談してみることもおすすめします。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/

花粉症と肌荒れ対策:肌を守るためのケアポイント

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花粉症で肌が荒れて困っていませんか?
そんな時どうしていますか?

今年から花粉症デビュー?

今年は、近年の中でもかなり花粉の飛散量が多いと言われています。
実際に花粉症で悩んでいる方は例年よりもひどく、今まで大丈夫だった方の中にも今年から花粉症デビューという方までいます。

今、日本で花粉症に悩む方は2人に1人とまで言われています。
花粉症の症状は様々で、多くは目の痒み、くしゃみ、喉の痒み、咳が多いように言われていますが、他にも肌の痒みや痛みに悩まされている方も多いようです。

この肌荒れを放っておくと、かなりひどい状態になってしまう方も少なくありません。
肌荒れを悪化させないためにも、早め早めにケアをすることをおすすめします。

年齢を重ねると乾燥肌になってしまうので、花粉症の肌荒れだけでなく、乾燥肌のケアにも同時に行っていきましょう。

肌荒れを起こさないために

洗いすぎない
ボディソープで毎日ゴシゴシ洗って、タオルでゴシゴシ拭いて、何もつけないというのでは元々備わっている肌を守る成分の皮脂膜を取りすぎてしまいます。

洗顔後は、乾燥を防ぐために、化粧水やクリームをつけるのは大事です。
しかし、洗い流す時にヌルヌルするようなボディケアクリームをつけてしまうと、それを洗い流すためにまたしっかりボディソープでゴシゴシ洗わないといけないので、かえって洗いすぎを招いてしまいます。

毎日を過ごす中で、そこまで汚れるようなことをしていないのであれば、お風呂に入るだけでもかなり汚れは落ちます。
湯船に浸かる場合は、5分以上浸かっていると肌の保護成分が流れ出します。

さらにシャワーの場合は、水圧とともにどんどん肌を刺激してしまうのでなるべく長時間シャワーを浴びることは避けるようにしましょう。

肌に優しい保護ケアをする
洗顔後、お風呂あがりなどに体につけるものをしっかり選びましょう。
特に昼間つけるものは大事です。

ヒアルロン酸系の化粧水などをつけたら、その上につけるのは「ホホバオイル」のように肌の皮脂膜と同じ成分のものをつけるようにしましょう。

他のオイル系のものを使うと、肌の上で酸化してしまうこともあるので気を付けてください。
ホホバオイルをつけておくと自然と肌に馴染み、肌のバリアとなって花粉からも肌を守ってくれます。

水分をしっかりとる
夏と違い、過ごしやすい季節は水分をとることを忘れがちです。
実はこの季節、体の中の水分は不足していることが多く、皮膚表面も乾燥しがちになります。

乾燥が進めば、肌が荒れ、花粉に敏感になってしまうので、カラダの中から潤いを与えるために、しっかり水分補給するように心がけましょう。

睡眠をしっかりとる
肌のバリアを強くするためには免疫力を高めることが大切です。
そのためには、毎日質の良い睡眠をとることが必然です。

睡眠をしっかりとって、肌のターンオーバー周期を整え、肌の修復を促しましょう。

これらのようなことに気を付けて花粉から肌を守ってください。

この記事を書いたライター
近藤 澄代 ヘアー&メイク:美容師 / メンタルケア心理カウンセラー / Best Performance サポーター
数多くの有名アーティスト・タレントのヘア&メイクを担当。髪の事、皮膚の事、メイクの事を常に研究し、オリジナルのオーガニックシャンプーやコンディショナー、化粧水、頭皮美容液、まつ毛美容液などの開発プロデュースもてがけている。2022年奥渋のパワースポットと呼ばれるHair Salon SumikaをOPEN
https://sumikahairmake.com/